親友、上司、彼氏に裏切られた。辛すぎるエピソード3つ

裏切り

40代女性。お人よしさからか、よく人に騙されたり裏切られ、人間不信に。優しい現在の夫との出会いと、自信でも心理学を学んだことから、少しずつ人を信頼しつつある専業主婦。現在では、人間関係の複雑さなどを面白おかしく観察することを趣味としている。

 

 

裏切られて辛かったエピソード1.親友だと思っていたのに裏切られた

親友

 

私には、小中学校でずっと仲が良く、自他ともに認める親友がいました。

彼女は中学にはいり、同じクラスの子にいじめにあったりしていて、それを私が助けたりしていました。

 

「学校に行きたくない」と、相談を受けたこともあり、家まで迎えに行って一緒に登校したりもしました。

高校にはいってからは、疎遠になりましたが、ときどき手紙や電話でのやり取りは続いていました。

 

大人になり、私は仕事のことですごく悩んでいて、打ちあけられる人がおらず、もんもんとしていました。

たまたま地元に帰っていたこともあり、親友だと思っていた彼女に相談しようと、久しぶりに連絡しました。

 

こころよく会う約束をしてくれました。

待ち合わせし、話しはじめようとすると、彼女はパンフレットのようなものを持ちだして、洗剤などの紹介をはじめました。

 

真剣に悩んでいることは伝えていたので、この裏切りは非常にショックでした。

うれしそうに、商品の説明をしている彼女の顔を見ていたら、怒る気にもなれませんでした。

 

裏切られて辛かったエピソード2.親切だった上司が豹変し裏切られた

女性上司

 

私はその当時、営業職に憧れており、それまで勤めていた会社をやめ転職しました。

転職も上手くいき、イベント会社などにノベルティグッズを販売する小さな企業に、就職することができました。

 

都内に事務所が2か所ありましたが、職場は女性が多く、私の上司も2つ年上の女性管理職でした。

とても親身になってくれて、OJTなどもしっかりしてくれて、私は営業所でもトップの売り上げになりました。

 

自分は意識していなかったのですが、その女性上司の売上を更新するのではと、期待されていたようです。

私としては誇らしく、上司が指導してくれたおかげだと感謝の気持ちでいたのです。

 

ある日、私の売上管理データベースの数字がおかしいと、事務担当から言われました。

あきらかに、誰かが改ざんした跡がありました。

 

売上数量が1000が100とか、2000が20などと、極端に変更されていたのです。

上司からそのことですごく怒られて、「あり得ない!」と反論しました。

 

しかし、管理不行き届きだと言われてしまいました。

営業職はライバルも多く、言葉で人を傷つけあったりするような、子どものいじめみたいなものもありました。

 

結局、私はこのことでうつ病を発症し、会社を去ることになりました。

あとで知ったことですが、売上管理システムにログインし、できるのは営業本人と女性上司のみだったそうです。

 

女性上司が、自分の過去の栄光である売上を更新されることに、危機感を感じていたことを聞かされました。

応援してもらっているとばかり思っていたので、裏切られた気持ちが満載でした。

 

 

裏切られて辛かったエピソード3.信じていた婚約者に裏切られた

喧嘩

 

婚約といっても、お互いのあいだで「結婚しようね」と約束をしていた相手がいました。

15年も前の話です。

 

彼とは、1年間付き合ったのちに、同棲をはじめました。

彼は、端正な顔立ちでかなりモテていました。

 

得意先の受付嬢に逆ナンされたり、職場の女の子にファンがいるなど聞かされては、よくやきもちをやきました。

帰宅が不規則で客先でトラブルがあったりすると、深夜や明けがたに帰ってくるということもあり正直心配でした。

 

ふたりで1LDKに住んでいたので、仕事以外ではほとんど一緒の部屋で生活していました。

しかし、今思い返してみれば、少しずつおかしいところがあったとも思うんです。

 

たとえば、彼の給料明細を見たことがありませんでした。

あんなに働いていたのですから、かなり稼いでいたと思うのですが、なぜか彼は金欠病でした。

 

携帯も2台持っていて、1台は社用だということでした。

でも、なぜか社用のほうの携帯を持って、トイレに行ったりしていました。

 

同棲をはじめて、3か月くらいたったある日。

その日も、かなり深夜に帰宅して、倒れこむように眠ってしまった彼。

 

翌朝、起きる時間になっても、彼は起きません。

そのうちに、彼の社用の携帯がガンガンなりはじめ、仕方なく開くと着信の名前が女性の名前でした。

 

メールも複数届いていて、いけないとは思いつつ、そのメールを開封しました。

「昨日は楽しかったね。またはやく会いたい」そんな、内容だったと思います。

 

頭に血がのぼって、ほかのメールも見てみると、数日おきに違う名前の女性と会っていたようでした。

正直、絶句しました。

 

メールを開封してしまったことで、彼にはバレると思いました。

とりあえず、携帯を見たことがわかるようにして、そのまま家を出ました。

 

彼とはそれ以来、会っていません。

ずっと裏切られ続けていたという事実が、まだ若かった私には辛かったです。

 

まとめ

大なり小なり生きていれば、人間誰かを裏切ったり裏切られたりという事ことはあるでしょう。

そのときは、辛いかも知れませんが、ときがたてばよい経験だったと思えるときがかならずきます。

 

裏切りは辛いですが、裏切られても、いつかは許す寛大さが必要だと教えてくれます。