姉を気持ち悪いと思ったエピソード3つ

拒否する男性

35歳男性。

栃木県内の中学校教諭を経て、現在は、東京都内のIT企業に勤務。

 

自分が高校生時代、2歳上の姉が、さまざまな問題行動を起こしていました。

そんな姉に対し、「こいつは、頭がおかしいのではないか」と感じ、「気持ち悪い人間だな」と、感じたことがある。

 

具体的には、ヒステリーを起こして、自宅の部屋で暴れたり。

入院中の父親が、ベッドの上で悶絶しているにもかかわらず、「クレジットカードをつくりたい」と要求したりなど。

ほかにも、「自宅トイレのリフォームに、2,000,000円使ってくれ」と、両親に要求したこともあります。

 

趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

姉を気持ち悪いと思ったエピソード1.下水道が整備されていない時期に、「自宅トイレを水洗トイレに変えてくれ」と要求した

昔の便所

 

私は、栃木県で人口が5万人程度しかいない、田舎町の出身です。

私は大学時代を除いて、30歳くらいまでは、栃木県の実家で生活をしていました。

 

この栃木県の田舎町では、都会とは異なり、下水道の整備がかなり遅れています。

そのため、下水道が整備されたのは、いまから約15年前のことです。

 

私が高校生だったときのこと。

2歳上の姉が両親に向かって、「トイレを水洗トイレに変えてほしい」と、執拗に言うようになりました。

 

「友だちに恥ずかしいから」「家のトイレは、臭いから嫌だ」

そのような理由をつけて、水洗トイレへの変更を要求してきたのです。

 

私の実家のトイレは、自治体が下水道を整備するまでは、いわゆる「ぼっとん便所」でした。

ですから、私の実家のトイレの構造は、トイレの入り口を開けると、まず男性用の小便器が設置されています。

さらに扉をあけると、ぼっとん便所があるのです。

 

母親や姉や妹たちは、ここで用を足していました。

私も大便をするときは、このぼっとん便所を使っていたわけです。

 

そのため、深い穴が掘られていて、下を覗くと、大便がかなり溜まっているのが見えます。

便器の穴に落ちてしまえば、糞尿まみれとなってしまうのです。

ですから私も、大便をするときは、いつも「怖い」と感じており、かなり嫌な思いをしていましたね。

 

姉があまりにも執拗に、「水洗トイレに変えてほしい」と言うので、父親が業者を呼んで、見積もりを取ることに。

ところが、業者から2,000,000円という見積金額を提示され、私たち家族は仰天しました。

業者は私たちに、このように説明したのです。

 

「まだ下水道が整備されていないため、ぼっとんの部分を土砂で埋めて、水洗トイレを設置するだけでは済みません」

「トイレのそばに、大きな穴を掘って、浄化槽を設置する必要がある」と。

「糞尿汲み取り業者には、いつも通りきてもらい、浄化槽の蓋を開けて、汲み取り作業をしてもらうことになる」と。

 

2,000,000円という見積書を見て、「大金だな」とつぶやき、黙りこくってしまった父親。

母親も同様に、「無理だね」と言います。

 

私も、無理だと思いました。

なぜなら、父親は普通の月給取りですし、「貯金を崩して、2,000,000円も使えるわけがない」と思ったからです。

 

ところが、それでも姉は、「早く工事を発注してよ!」と、両親に対して文句を言います。

私は「姉の頭はおかしいのではないか」と思い、「気持ち悪い」と感じました。

 

「『お金は自然と、どこからか湧いてくる』とでも、思っているのではないか」と感じたものです。

 

姉を気持ち悪いと思ったエピソード2.父が入院しているときに、大学生の姉が「クレジットカードをつくりたい」と喚きたてていた

クレジットカード

 

私が高校2年生のとき、父親が病気で入院したことがありました。

肝炎です。

入院期間は3ヶ月という長期にわたりましたが、なんとか回復して、退院することができました。

 

このとき、大学1年生になり、自宅を出て一人暮らしをしていた姉。

たまに帰省しては、病院を訪れて、父親の見舞いをしていたのです。

 

そして、あるとき、姉が父親に「クレジットカードをつくりたい」と言いはじめました。

そのとき父親は、インターフェロンの治療をした直後です。

そのため、インターフェロンの副作用で、強い吐き気などを訴えて、ベッドの上で悶絶しています。

 

その状態だとわかっているのに、姉は「クレジットカードをつくりたい」と父親に向かって、真顔で言うのです。

私は、姉の様子を見て、「この女は、頭が狂っているのではないか」と思い、「気持ちの悪い人間だな」と思いました。

 

父親が闘病生活をしていて、目の前で薬の副作用に悶絶しています。

そんな父親に、そのようなことを言うべきではありません。

 

「自分の肉親に、こんなバカがいるのか」

そう思うと、気持ち悪くなりました。

 

 

姉を気持ち悪いと思ったエピソード3.自宅でヒステリーを起こし、竹刀を振り回して、壁に穴を開けた

怒る女性

 

私が高校1年生のとき、こんなこともありました。

夜の20時ごろ、姉の部屋のほうから、「バンッ」とか「ボコッ」などと、なにかを激しく叩く音が聞こえてきます。

 

慌てて姉の部屋のなかへ入っていくと、姉がヒステリーな状態になっていて……。

剣道の竹刀を振り回し、部屋の壁を思いっきり殴り、あちこちに穴を開けていました。

 

父親が、姉を背後から羽交い締めにして、その隙に、私が姉から竹刀を取りあげます。

その竹刀は、私が中学生時代に使っていたものでした。

 

父が「おまえ、なにやってるんだ!」と姉をしかりつけましたが、姉は憮然として、なにも答えません。

私は、姉に対し、「自分の受験勉強を邪魔しないでほしい」と思いました。

 

また、「こいつは頭が狂ったのではないか」と思い、「気持ち悪い存在だ」と感じた次第です。

 

まとめ

私の姉は、ヒステリーを起こして、暴れまくっては、まわりの人間に迷惑をかけました。

また、経済的な観念を持たずに、多額の費用を要するトイレのリフォームを両親に求めるなど、「頭がおかしい」と、思わざるにはいられなかったです。

 

「肉親といえども、頭のおかしな気持ちの悪い人間とは、距離を置くべきだ」

そのように感じましたね。