二人目を妊娠して保育園を退園することになったエピソード4編

保育園

35歳女性。

不動産関係の契約社員をやっています。

 

3歳と1歳の二児の母として、育児と仕事に、フル稼働中の毎日。

同い年の旦那さんは、地元の企業で忙しく働いているので、育児に関してはワンオペ育児となっています。

 

趣味は、休みの日に女子会をして、ストレス解消すること。

 

 

二人目を妊娠後、保育園をやめたエピソード1.妊娠までの経緯

話し合う夫婦

 

私が第一子を授かり、それから育休が明けるとすぐに、子どもを認可保育園に預けて、会社に復帰しました。

私は一人っ子で、主人が婿に入ってくれたのです。

 

ですが、跡取りを両親から望まれていたことや第一子が女だったこともあって、こう思っていました。

「私のように女で、また同じように家を継ぐことに、執着して生きていくハメになるのは、とてもかわいそう」

「できれば第二子をもうけて、兄弟をつくってあげたい。そして、男の子をなんとかして授かりたい」と。

 

一子を産んですぐに、第二子について、考えていた私たち夫婦。

しかし、私の勤務する会社は復帰して、まる1年働かないと、次の産休取得に支障が出るということがあったのです。

 

それに、なによりも、タイミングよく授かるとも限りません。

そのため、「ここは1年は、頑張って働きながら、子づくりはしていこう」という方向で考えていました。

 

第一子の職場復帰に関しては、スムーズに行うことができた私。

第一希望の市内の認可保育園は落ちましたが、第二希望認可保育園には入れたので、なんとか仕事にも集中できました。

 

二人目を妊娠後、保育園をやめたエピソード2.妊娠後

安心する女性

 

そうこうしながらも、妊娠が発覚したのは、2015年2月のこと。

ここで、考えなければいけないのは、2016年1月が出産予定日で、2015年11月末には、産休に入るということでした。

 

もちろん、育休に入ると、保育園退園が決まってしまいます。

そのため、私にとって、厳しい問題が生じることになるのです。

それは、「第一子の子育てをしながら、生後間もない第二子の面倒を、1日中家で見る」ということ。

 

しかし、「認可外保育園は、待機児童がいて難しい」と聞いていた私。

とりあえず、市役所の子育て支援課に相談し、第一子は2月に退園することになります。

 

その後、4月から2歳児保育をしている、私立の幼稚園に問い合わせをしたのです。

その結果、なんとか滑り込みで入園願書を提出し、4月から私立幼稚園の特別保育に通うことが決まりました。

 

産休前の仕事の引継ぎや、子どもの幼稚園入園手続き。

さらには、第二子の出産準備と健診で、産休前はバタバタと、本当に忙しい毎日でした。

 

 

二人目を妊娠後、保育園をやめたエピソード3.その後、退園してから

悩む母親

 

1月に第二子を出産をして、2月末に第一子の退園。

それから、4月の幼稚園の入園に向けて、学用品の準備と、お稽古バッグなどの製作など。

ゆっくり第二子の出産をかみしめる時間も、余裕もありませんでした。

 

また、私立の幼稚園の費用が高額で……。

もちろん、幼稚園なので14時お迎えなのですが、17時までの延長保育をお願いすると、金額は幼稚園のほうが高くなります。

正直、金銭的にも厳しかったです。

 

もちろん、第二子の育児のためとはいえ、保育園の生活に慣れていた子を幼稚園に転園させてしまうことになりました。

そのため、ストレスもあったと思います。

 

それに、ほとんどの子が14時でお迎えをしているなかで、17時まで預けるのもかわいそうな気もしたのです。

しかし、「背に腹は代えられない」というのが、正直なところでした。

 

子どもが首が座ったころに、幼稚園に入園となって、少しだけですが、余裕もできるように。

しかし、ホッとしたのも束の間です。

 

二人目を妊娠後、保育園をやめたエピソード4.次は二人分の、保育園申し込みの時期がやってきた!

疲れる女性

 

「幼稚園は、この一年間だけ」

そう決めての入園で、第二子の育休明けもあります。

また、その年のうちに、秋にはもう二人分の、認可保育園の申し込みの時期がやってくるのです。

 

毎日、二人分の保育園の支度などを考慮しても……。

通勤電車の時間も加味して、自宅から一番近い、第一希望の保育園ではないと厳しい状態。

 

子どもにとってみれば、保育園をこないだ退園して、やっと幼稚園に慣れたばかりです。

しかも、当時、お友だちの名前も、家で頻繁に出るようになってきました。

 

そのため、「保育園よりも、幼稚園のほうが合っているのかもな」と、親として感じはじめたころでしたね。

今でも、複雑な気分だったことを覚えています。

 

「保育園は、弟が生まれるときだったから、今度は弟と一緒に、保育園にまた通うんだよ」

入園手続きの前から、そのように話していましたので、子どもも、少なからず理解してくれていました。

 

保育園の再度の入園面接も済ませ、あとは2月の結果待ちとなり、気持ちがソワソワ。

それまでは、残り少ない幼稚園生活と、育休期間を親子で精いっぱい過ごしました。

 

まとめ

「二人目ができて、なんでせっかく入った保育園を退園しなければいけないの?」

それが、一番はじめにぶち当たった、壁と疑問でした。

制度とはいえ、慣れた環境から引き離すようで、こころ苦しさと同時に、もったいなさも感じましたね。

 

「2歳児保育をしてくれる幼稚園があったために、助かった」

我が家の場合、そう思いましたが、やはり転園は親としても、手続きも人間関係も疲れます。

 

その後、子ども二人が、希望の保育園に入れたので、職場復帰も可能に。

しかも、認可保育園ですので、第二子半額です。

 

「保育園があってこそ、仕事ができる!」

そう感じて、育児と仕事の両立を目指しているママは、私だけではないと思います。