39歳女性。
大学時代にスカウトをされ、グラビアモデルとして芸能活動を経験。
「狙った男は、どんな高嶺で有名であろうが、ゲットする」という考えで、自分の容姿を武器に、いろいろな男性をゲットしてきました。
現在は既婚・主婦。
趣味は、体型維持のために行う、スポーツジムでのトレーニングです。
イケメンの有名人をゲットしたエピソード1.出会い
彼との最初の出会いは、テレビのブラウン管を通してでした。
私は、とある高校スポーツの大ファンで、当時私も同じ高校生。
ある日、テレビをつけていると、画面に出てきた男の子に釘付けになりました。
非常に整ったマスクに、すらりとしたスタイルの良さ、そしてもちろん背番号はエースナンバー。
名門校のエースとして、テレビに映った姿に、私は一目ぼれしてしまったのです。
そして、その日、彼は歴史に残る大記録を達成。
翌日のスポーツ紙などの一面を飾り、私はその彼の大ファンとなったのでした。
「彼は、私とは接点もない、雲の上の人」
「住んでいる場所も、住んでいる世界もなにもかも違う、高嶺の花」
あらゆるところや場所で、彼の活躍を報道するニュースがかけめぐっています。
この当時の私には、彼はスーパーヒーローであり、絶対に手の届かない人だったんです。
もちろん、私以外にも、全国に彼のファンは多くいました。
整った顔に、モデル並みのスタイル、そしてスポーツでの実力。
「こんな人も、世のなかにはいるんだなあ」と、思うほどすべてを兼ね備えた人です。
そして、私はやがて大学進学のために、上京をしました。
上京後、同じ趣味である友人を見つけ、とある大学スポーツの試合に、足を運ぶようになったのです。
そこで、高校時代に大ファンだった彼が、同じく大学生になり、とある大学スポーツで活躍をしている姿を目にします。
憧れの人でしたし、「これはチャンス」と思った私は、彼が試合場所にきているのを見計らい、ある計画を立てました。
ある日、私は彼に声をかけるために出向き、試合後にチームメイトたちと一緒に、試合場付近にいる彼を見つけます。
そして、思い切って、声をかけたのです。
「一緒に写真を撮ってください」と、お願いしました。
チームメイトにとっては、彼が女の子に写真を頼まれるのは、日常茶飯事のことなのでしょう。
自然とその場を離れてくれ、彼と私、私の友人だけになりました。
そして、緊張しながらも、一緒に写真を撮ってもらい、そのあと、彼の勇姿がすごかったことや、ずっと応援してきたことを話したんです。
そして、「よかったら、お友だちになってもらえませんか?」と聞いてみました。
人気のある人で、言われ慣れているでしょうし、その世界では有名人。
なので、断られることを覚悟していた私。
すると、意外にも彼の答えは、「いいですよ」というものでした。
すんなりと即答した彼に驚きつつも、心のなかではガッツポーズです。
そして、連絡先を交換しました。
イケメンの有名人をゲットしたエピソード2.ゲット
その夜、早速、彼から電話がありました。
私からかけようと思っていたのですが、これには驚きましたね。
話を聞いていると、女の子からの手紙や写真などのお願いをされることは、けっこうあるとのこと。
しかし、ストレートに「友だちになって」と言ってくる子は、ほとんどいないらしく……。
「○○(私)のストレートな言い方が気に入った」と、言っていました。
やはり、みんな彼のことを高嶺の花だと思っているのでしょう。
話をしていても、私は内心緊張しっぱなしでしたし、超憧れだった彼と、このような展開になるとは、思いもよらず……。
声かけしたにも関わらず、まったく予想していなかったことです。
どうやら、実家は会社経営をしているようで、ところどころに、お坊ちゃま的な要素が見え隠れします。
そして、その後も毎日電話をするようになり、彼のほうから私に、「もう一度会いたい」と言ってきました。
そして、後日、デートをすることに。
私はデートの前の日は一睡もできませんでしたし、当日もほぼカチカチでした。
私服の彼もはじめて見たのですが、待ち合わせをしている場所で待つ姿も、もはやモデルです。
スポーツで鍛えられた体型に、整った小顔、すらりと伸びた足。
そして、超イケメン。
そして、その後も、毎日電話とデートを重ねました。
彼のほうも、最初に私を見たときから、すごく好みだったそうで、声をかけられてすごく嬉しかったそうなのです。
私は彼に声をかけた際は、「とにかく自己アピールをしよう」と思い、気合の入れたメイクと格好で行っていました。
そしてそのあと、彼から重大なことを打ち明けられたのです。
それは、彼は「彼女持ち」だということ。
どうやら、大学の準ミス○○という人らしいです。
某スポーツのエース選手とのカップル、さぞかし二人は「高嶺の花カップル」だったと思います。
私はショックを受けましたが、「これだけの男性なら、当たり前かな」と思い、逆に「絶対に私がゲットしてやる!」と思ったのです。
そして最近はケンカも多く、ほぼ会っていないとのことでしたので、思い切って、私から交際を申し込みました。
その代わり、「彼女とは終わりにしてほしい」ということも伝えたのです。
彼の答えは、「YES」。
後日、彼から連絡があり、「きっちりと別れた」と報告がありました。
それからというもの、彼の試合には全部、足を運んだ私。
彼は私を周りのチームメートに紹介していましたし、私は試合後の差し入れも、彼だけではなく、チームメート分も毎回用意していました。
すごくよくできた彼女として、周りからも認められるようになり、彼を全面的にサポートをしていたのです。
イケメンの有名人をゲットしたエピソード3.その後
彼女として、周りや本人からも慕われるようになり、スポーツ選手の彼女としては、ほぼ完璧なほど、彼のことをサポートしていました。
彼は当たり前のようにモテるのですが、彼の容姿や活躍にひるんで大きくアピール、アタックする女子は、なかなかいなかったです。
ですが、スポーツ一本でやってきた彼は、どこかしら生真面目すぎたり、冗談が通じないところなどがありました。
そのため、私に対して、とても束縛をするようになったのです。
最初は、大好きで憧れだった彼に束縛されるのは、「すごく嬉しい」という気持ちでいっぱいだったのです。
ですが、だんだんとメールや電話、そして「毎日の行動すべてを把握したい」と言われるように。
当時、私が行っていた芸能活動にまで、口出しをされるようになりました。
私はそういった部分で困るようになり、すれ違いが出てきて、些細なことでケンカもするようになったのです。
そして、付き合って2年、だんだんと会う回数も減っていった私たち。
彼が「大学卒業をして、ほかの都市に行く」ということで、2人で話し合い、交際は終止符となりました。
彼はプロ選手を目指して活躍をしていたのですが、大学の途中からは故障が続き、大学卒業後は企業所属の選手として活躍。
別れてからは、連絡は取り合っていませんが、彼のことはときどき、専門誌などで目にします。
まとめ
いかがでしたか?
高嶺の花の男性をゲットするのは、躊躇をする方も多いと思います。
ですが、このように思い切った行動をすることによって、ゲットできることもあるのです。
気になる高嶺の花の男性がいたら、あなたも行動を起こして、ゲットしてみてはいかがでしょうか?