38歳女性。主婦。既婚子どもあり。
米国留学の経験もある。
20代前半では、グラビアアイドルの卵として、芸能活動を経験。
都内在住時に、クラブ通いをはじめたのがきっかけで、恋愛対象は米国人のみ。
趣味は、体型維持のためのスポーツジムでのトレーニング、1日3キロの水泳、そしてヨガ。
見出し
外人の夫がイケメンで後悔したエピソード1.完璧な容姿に女子が群がる
私の夫は、非常にルックスのよいアメリカ人です。
顔も映画俳優並みですが、鍛えられた体はまるで彫刻のよう。
そして長身ときています。
そんな夫に、日本人女子は黙っていません。
日本にいると、凝視をされたり、振り返られたりは日常茶飯事。
「すごいかっこいい!!」「やばい、超イケメンの外国人がいる!」と、すれ違いざまに言われるも、日常の光景です。
街を歩けば、年配の女性たちは近寄ってきて、話しかけてきます。
女子中高生たちは、彼を盗み撮りし、SNSに投稿、もしくは友人たちに報告メール。
子どもは夫を見て手を振るなど、彼の周りは、日々忙しい状態です。
ひどいのは、私が夫と一緒にいるにもかかわらず、平気で連絡先を書いた紙を渡そうとしてくる女子たちです。
ある日、カフェで二人でいたときのことです。
二人組の20代前半くらいの、ちょっと派手めの女子が近くに座っており、こちらをちらちら見ているのがわかります。
なんだか、こそこそ騒いでいるような雰囲気。
夫が片言の日本語を話すのも、キャッチしたのでしょうか。
なにやら、「日本語が話せる」といった内容の声も聞こえてきます。
変化が起きたのは、私が食事中にトイレに立ったときでした。
トイレを終わらせ、席に向かって歩く前に夫のいる席方面を見ると、その二人組の女子が「きゃあきゃあ」言いながら、夫と話しているのです。
そして私がきているのに気がつき、そそくさとその場を去り、会計に向かう二人。
戻って夫になにがあったのか、聞きました。
すると、私がトイレに立った瞬間に、二人が夫のもとにやってきて、「お友だちになってください」と言ってきたそう。
夫は、妻と一緒だからと言っているにもかかわらず、連絡先の書いた番号を渡されたそうです。
夫はその紙をくしゃくしゃにして、テーブルの上にポイ捨てしましたが、妻もいる男性に、堂々と連絡先を渡す日本人女子・・・。
怖すぎます。
こういった光景はこれだけではなく、わりとよくあることで、夫にアプローチをしてくる日本人女子に疲れ果てました。
最初は腹が立って態度や言葉で、嫌悪感をあらわにしていたのですが、だんだんいつものこととして諦めるように。
日本人女子の外国人男性への群がりがひどいこと、そしてイケメン外国人男性とくるとなおさら、あからさまなアプローチに頭が痛い状況です。
外人の夫がイケメンで後悔したエピソード2.アメリカではアメリカ人女子からの嫉妬や意地悪にうんざり
こういった日本人女子からの、もてっぷりもさることながら、アメリカ本土でも、いろんな女子にアプローチをされます。
私が夫と一緒にいると、アメリカ人女子、とりわけ白人女子からの視線が痛いです。
「なんで、私たちのオトコをあんたみたいな、アジア人女がとってんのよ!」といった具合で、さまざまな場面で、彼女たちからの嫉妬攻撃を受けています。
ある日、アメリカのショッピングモールにて、夫と買い物をしていたときのこと。
女性の下着専門店に入った私は、「女性用のお店に僕は入りづらいよ」という夫をモールのベンチに残して、自分の買い物をしていました。
買い物を終えて戻ってくると、白人女子数人と夫が、話している光景が目に入ります。
そして、私が夫のところに戻ると、夫は「僕の妻だよ」と、私を彼女らに紹介しました。
どうやらその女子たちは、高校時代の夫の知人で、このモールに勤務をしている人たちのようです。
その女子たちは、こぞって私を頭の先から足の先まで見たあと、「ふふっ」と嫌味な顔をして笑いました。
いやな感じはしましたが、それ以上失礼なことはなかったので、そのときは気にしていなかったのです。
それから後、別の日に今度はひとりで、そのショッピングモールの食料品売り場に出かけた私。
支払いのときでした。
先日会った夫の知人が、レジで仕事をしています。
目があったと思い、「Hello」と挨拶をしたのですが、彼女は無視。
「あれ? 見えてないのかなあ」と思い、彼女のレジへ並んだところ、前の人の支払いを終えて満面の笑みで「サンキュー」という彼女は、私の番になった途端、顔が豹変。
食べていたガムをくちゃくちゃとしながら、明らかに不機嫌そうな顔。口はへの字口になっています。
そして、目もあわせようとしません。
「え? この人なに? 私なにもしてないと思うけど……」そう思った私に、支払いのお釣りを返されたときの態度で、すべてがわかりました。
通常、アメリカではお釣りなどを渡すとき、相手の目を見ながら、その相手の手にお金を返します。
台の上に置くのはもってのほかで、まずありえません。
ひどく失礼にあたることです。
ですが、彼女はまったく目も合わさず、ガムを食べながら、お釣りを台の上に投げ捨てたのです。
このひどい態度に怒りを覚えましたが、ぐっと怒りをこらえ、その場をあとにしました。
そして、このことを夫に言うと、夫からこんなことを聞かされました。
「彼女は君に、嫉妬をしているんだよ」と。
その女性は、過去に夫にアプローチをしてきたことがあり、夫はまったく興味がなかったので、アプローチにはのらなかったとのこと。
日本でも女子たちに群がられる夫ですが、アメリカにいてもこのような状況です。
私の気持ちが休まる暇はまったくありません。
外人の夫がイケメンで後悔したエピソード3.自分の容姿へのプレッシャーがのしかかる
私自身、自分の容姿には、自信はあるほうです。
若いころはモデル経験もあり、スタイルに関しては、誰にも負けない自信がありました。
ですが、年齢的なもの、とくに子どもを出産後は子育てをしているなかの、疲れやストレスも半端なくありますので、ルックスも劣化していきます。
夫は毎日スポーツジムに通い、自分の完璧なボディを維持していますので、その反面、自分の容姿の危機感が非常にあるのです。
夫のおなかはいわゆる「シックスパック」 私は妊娠出産を経て、昔より脂肪がついてしまっています。
夫は相変わらすの容姿なのに、妻のほうは年齢や子育てにより、劣化の道をたどるなんてできません。
なので、自分の容姿を維持するためのプレッシャーが、半端ないのです。
街を歩けば、注目の的になります。
ただでさえ夫の引き立て役になっているのに、さらに劣化した姿を人前でさらすわけにはいきません。
なので、どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、スポーツジムへ通い、ひたすら自分の体型維持に努めています。
小さい子どもがいるので、託児所に預けてのジム通いです。
ジムでのトレーニング内容も、軽いものでは効果がありません。
マッチョな男性たちのなかに入って、バーベルやダンベルを持ちあげる、ハードなトレーニングをしている状況です。
もともと人種的にも性別的にも、アジア人女性は筋肉少なめ、脂肪多めの体質。
そして私は太りやすい体質。
なので、ハードなトレーニングをしないと、今の体型維持を望めないのです。
正直、ここまでやりたくない自分がいます。
ですが、イケメンすぎる夫を持った宿命だと言い聞かせ、毎日疲れた体で力を振り絞りながら、がんばっているのです。
そろそろ休みたい、家でゆっくりしたい、でも休むわけにはいかない、そんな状況が続いています。
まとめ
いかがでしたか?
イケメンすぎる夫を持つと、このような苦労があることは、おわかりいただけたでしょうか?
イケメンすぎる夫と一緒にいるのは、決して幸せではなく、辛いことや苦労がつきものなのです。
夫のルックスは普通が一番。
そう思うと、旦那さんが愛おしく見えてきませんか?