娘の反抗期で辛かったエピソード4つ

辛かった娘の反抗期

47歳女性。理数大好き主婦です。高校生の娘と3人家族。理数系の高校に通う娘に負けじと、50歳を目前にしてプログラミングを勉強中です。

反抗期が終わった娘から逆にパソコンのことを教えてもらう毎日を過ごしています。

 

 

娘の反抗期で辛かったエピソード1・顧問の先生に暴言を吐くこと

部活動 暴言

 

私の娘は中学校に入ってバトミントン部に入部。

運動部に入って体を動かしてストレスを発散できるので良かったと思っていました。

 

しかし、ある日バトミントン部のママ友とランチをしたときのことです。

「そういえば最近Aちゃんが部活で荒れているってうちの子が心配していたよ」と娘のことをママ友に言われてびっくりしました。

なんのことかわからなくって聞いてみたら、うちの娘が部活の顧問の男の先生に暴言を吐いて最近とくにひどく反抗しているとか。

 

娘は学校であったことをほとんど親の私に話さないので部活動の様子などもまったく話に聞いていませんでした。

まさか先生に対してそんな暴言を吐いていたなんて。本当にびっくりしてランチどころではありませんでしたね。

どうしようもないくらいに気持ちが動揺していました。

 

顧問の30代の先生はたしかに見た目がいじられるようなキャラ。しかし逆にそれで生徒と気さくに付き合える本当に良い先生でした。

その先生に対して「きもい」「うざい」「生理的に無理」などの暴言を吐いているらしいのです。

人を傷つけるような言葉を言わない、人の気持ちを考えることをずっと厳しく教えて育ててきたつもりだったのに親として悲しくなりましたね。

 

保護者会で学校に行ったときには時間を見つけて、その顧問の先生に部活での様子を聞いてみました。

「最近落ち着いていますよ」とか「また反抗期ですね、でも普通の反抗期です」などと笑顔で答えてくれる先生。

いつも先生に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

娘の反抗期で辛かったエピソード2学校で協調性がないこと

協調性の無い娘

 

「彼女の場合は反抗することがキャラとして成り立っていて、部活のメンバーもわりと大人の対応をしてくれていますよ」こんなことを部活の顧問の先生から聞いたことありました。

こんな娘と大人の対応で接してくれる部活のメンバーにも本当に感謝です。

 

しかしそのあと「最近Aさんが学校のプレゼンをやらないで帰っちゃったこと知っていますか?」と先生から爆弾発言がありました。

もちろん聞いていません、初耳です。

 

社会の授業で自分が調べた地域に関してのプレゼンがありました。学校の授業中に生徒を対象にそれぞれの生徒がプレゼンの発表をしたそうです。

そして後日放課後に保護者を対象にプレゼンの発表会が企画されました。お知らせが配られたそうなのですが、私は発表会の存在すら知りませんでしたね。

 

それもそのはず、娘は社会の先生に「授業の時間外の放課後に残って発表会をする意味がわからない。私は参加せずに帰ります」と言って学校から帰ってしまったそうです。

最初はただ驚き、そのあとじわじわと情けなくなりました。

 

「協調性がなさすぎるのではないか?それは学校生活を送るうえでどうなんだ?」と我が子ながら情けなく思いましたね。

みんなと合わせる風潮が濃い日本では、出る杭は打たれるじゃないですけど、一緒じゃないことにすごく不安に思うことが多いと思います。

そんななかで自分の思ったことをはっきり言って行動に移せるのは少しすごいと思いました。

 

 

娘の反抗期で辛かったエピソード3・塾の先生に反抗し成績がガタ落ちしたこと

成績の悪化

 

中学2年生のときから受験対策として娘を塾に通わせました。平々凡々だった娘の成績がそのころから少しずつ伸びていきましたね。

しかし中学3年生になり受験生に大切な2学期にスランプに陥りました。

勉強しても成績が伸びない、それと反抗期が重なってもう手のつけられないような状況になってしまったのです。

 

塾の先生との保護者面談のときに娘の塾での様子を教えてもらい、本当に驚きました。

先生がなにを教えても「どうせ自分なんかダメだ、できない」の一点張り。

自分のやり方に固執し反抗して先生の言うことをまったく聞かない、そしてとうとう模試の偏差値も40まで落ちてしまいました。

 

これは娘が志望する学校にはまったく届かない偏差値です。

「志望校を下げようか?このままの学力だと大学進学も無理かな?」などと先の先まで考えてとにかく不安でいっぱいでしたね。

 

そのあと先生が少しずつ本人の自信を取り戻せるように取り組んでくれました。親でもお手上げの反抗期の娘を相手に辛抱強く教えて温かく見守ってくれたのです。

 

娘の反抗期で辛かったエピソード4・反抗している本人が一番苦しんでいたこと

本人の苦しみ

 

反抗期には子どもは親が言うことすべてに対して反抗。またなにを聞いても「うざい」とか「別に」と返し、ほとんど親子の会話もなくなります。

反抗期は自立心のあらわれといいますが、このような状態が続くと本当に精神的にも辛いものです。

 

反抗期に娘の笑顔がほとんどなく、いつもつまらなさそうな顔をしていたのを覚えています。

早く反抗期が過ぎて、楽しく過ごせる日がきてほしいと思っていました。

 

現在娘は志望校に入学し、毎日楽しく学校に通っています。

「本当にこの高校に入れて良かったね。中学3年のときにスランプで成績が落ちたときは、この高校を受験するのをあきらめようと思ったんだよ」と話しました。

 

娘は「なんのことかな~そんなことあった?」ととぼけていましたね。

「でも『自分がこうじゃいけない!』って分かっていたけど、なんかモヤモヤしていて、その感情をどこにぶつけていいか分からなくって辛かった」と反抗期のころの心境を教えてくれました。

やっぱり本人が一番苦しんでいたのですね。

 

まとめ

反抗期は誰にでもあるもので、子どもは大人への第一歩を踏み出そうとしているのです。

「子どもではなく一人の人間。親の言うことを無理やり聞かせ、押さえつけるのはやめよう!」これは娘が反抗期のころに私がいつも思っていたこと。

これからも一人の人間として尊重し、親子でいい関係を築いていけたらと思っています。