嫉妬で苦しいことで別れてしまったエピソード4編

落ち込む女性

30歳女性、商社にOLとして勤務。

嫉妬が強すぎると、相手との付き合いが全然楽しくないし、「嫉妬にかられる自分は、なんとも醜いものだった」と、今になって思う。

 

趣味は、ショッピングと映画鑑賞。最近スノーボードをはじめました。

 

 

嫉妬で別れてしまったエピソード1.彼のケータイに登録されている女をチェックしてしまう

携帯電話をチェックする女性

 

学生時代に付き合っていたA君は、高身長・高学歴の男の子。

ルックスはそれほどでもなかったのですが、やはりいい大学に通っていたこともあり、モテることを自覚している人でした。

 

そんな彼とは、バイト先が同じで付き合うことになったのですが、もともと彼はモテるので、女遊びが好きな人。

付き合う前の会話のなかでも「今日は友だちの紹介で、女の子と遊ぶ」、「学校で声をかけられた女の子と、飲みに行く」なんて、いつも話をしていました。

 

そんな、モテる彼から告白されて、彼と付き合いはじめた私。

しかし、私は気持ちのどこかで「自分と付き合っていても、ほかの女の子にちょっかいをかけられる」と、いつも心配していたのです。

そんな心配する気持ちが、「ほかの女の子との接点を持ってほしくない」、「ほかのこと関わっているだけで、イライラしてしまう」という、嫉妬心へと変わったのでした。

 

デートをしているときに、彼のケータイがよく鳴り、私は自分に画面を見せないようにメールを作成していたのが、いつも気になって仕方ありません。

そこでデートで彼が寝ているときに、こっそりケータイのアドレス帳を見てしまったのです。

もちろん、私自身付き合っている仲でも、ケータイは見るのはダメで最悪な行為だと分かっていたのですが、自分を抑えることができませんでした。

 

そして、アドレスを見ると女の子の名前が、なんとなく多いような気が。

メールフォルダを見ると、2人の女の子と、頻繁に連絡を取っているようでした。

 

彼に見つからないように、急いで見ましたが、とくにやましい内容はありません。

しかし、「私を差し置いて、ほかの子とメールをしている」ということに、気が付いてしまった私。

「ほかの子とメールをするくらいなら、その分私にメールを送信してほしい」という、嫉妬心がこみあげてきました。

 

ケータイを見てスッキリするどころか、気持ちがモヤモヤしてしまい、罪悪感と嫉妬心でいっぱいになり、「ケータイなんて、見るんじゃなかった」と、後悔しましたね。

 

嫉妬で別れてしまったエピソード2.彼の休日は自分とのデートで埋めていた

デートをする男女

 

彼が「ほかの女の子と絡んでほしくない」という、気持ちが強かった私。

彼がオフの日は私とデートをして、ほかの女の子との接点を持つことが、できないようにしていました。

 

付き合いたての時期は、彼もこころよく毎日のようにデートしていたのですが、付き合って3か月も経つと、彼の様子は徐々に変化。

私が「明日はどこに行く?」と聞いても、「友だちと遊びに行くよ」と、私とのデートよりも、ほかの友だちを優先するようになってきたのです。

 

今思えば、「毎日のようにデートなんて、思い女だな」と自分でも思います。

しかし、当時の嫉妬心が強い私は、「大切な彼女をさておいて、ほかの人と遊ぶなんて信じられない!」という気持ちでいっぱい。

とはいっても、あまり無理を言って彼に嫌われたくないので、自分以外の人と遊んだ日の翌日は、誰とどこでなにをしたかを聞いていました。

 

彼がよく遊ぶグループは、男4人に女が1人というものでしたが、その一人だけの女が、気になって仕方がありません。

しかも、その女は聞くところによるとビッチなので、「もしかしたら、彼に手を出されてしまうのでは」と、かなり心配でした。

 

そのほかにも、もともと女遊びが好きな彼の友だちも、女好きが多いので、彼が遊びに行くときは、自分が一人でいると心配で、いてもたってもいられません。

そのため、なるべく私も友だちと遊んで、気持ちを紛らわせていました。

 

 

嫉妬で別れてしまったエピソード3.ほかの女性と彼が話をしていると苦しくなる

心配になる女性

 

彼と付き合ってからも、同じバイトをしていたのですが、バイト内では私と彼が付き合っていることは、一部の人しか知りません。

そして、バイト先には年齢が同じような女の子が、たくさんいました。

 

さらに定期的に新人さんが入ってきて、新人となると先輩が、いろいろ教えたりもします。

そのため、バイト歴が長い彼は自然と、新人の女の子と話をする機会が増加。

嫉妬心が強い私は、彼とバイトの時間がかぶるときは、直接彼が女の子と話をしてるのが気になり、会話を耳をそばだてて、聞いていました。

 

かぶらなかった日は、「ほかのバイトの女の子と、仲よくしていたら嫌だな」と思い、バイト先に、顔を出したりすることもありましたね。

とはいっても、バイト先での彼のすべての行動を把握なんてできないし、自分でも「ちょっとやりすぎかな」と思い、極力気にしないようにしていました。

 

でも、自分との出会いがバイト先だったということもあり、やっぱりバイト先の女の子と楽しそうに、彼が会話をしている姿を見ると、嫉妬で胸が張り裂けそうな気持ちになるのです。

 

嫉妬で別れてしまったエピソード4.嫉妬で辛い毎日に限界!泣く泣く別れを切り出す

電話を試みる女性

 

彼に、やましい気持ちがないのは分かっています。

しかし、ほかの女の子と話をしているだけで、「イヤ」という気持ちが強いし、いつも一緒にいないと、不安で仕方がありませんでした。

 

付き合いたてのときは、楽しい日々を過ごせていた私たち。

ですが、私は嫉妬心から彼とデートをしていても、ケータイを勝手に見たり、自分とだけ遊ぶことを強要したり、などするようになっていきました。

 

「ほかの女に取られたくない」、「いつも自分の目を届くところにいて欲しい」という独占欲が、起きる気持ちといっていいでしょう。

そんな、嫉妬に燃える毎日が自分でも、かなり苦しく醜いものに、感じるようになっていきました。

 

そして、「もっと安心して、楽しく付き合える人と付き合いたい」と思うようになり、A君との別れを決意。

でも、大好きなA君との別れを切り出すのは、自分にとって、かなりつらいものがありました。

 

直接会いたかったのですが、会うと彼と話られなくなりそうだったので、別れは電話で切り出すことに。

別れの理由は、「付き合っていくのが、自分にとってつらいこと」というのを話し、電話越しで、わんわん泣き崩れながら、A君と別れることになったのでした。

 

今まで嫌いになったり、ほかに好きな人ができて、別れることはありましたが、好きなのに別れるのは、はじめての経験。

A君と別れてから食事も喉に通らず、1週間で3キロくらい一気に痩せて、周りから心配されたこともあります。

 

でも、顔周りがちょっとスッキリしたのは、唯一いいことでした。

そのあとは時間が解決してくれたので、私も元気を取り戻すことができましたが、しばらくは、A君と一緒に撮った写真や交換したプレゼントを、捨てることはできなかったのです。

 

まとめ

好きになって付き合った相手でも、強すぎる嫉妬は自分自身を豹変させ、結果的には自ら、別れを導いてしまうものだと痛感しています。