32歳女性。
29歳で結婚し、31歳で第一子を出産しました。
出産を機に、それまで勤めた広告代理店を退職し、現在は専業主婦。
夫は会社員で、社宅に在住しています。
子どもの次は、マイホーム購入が目標です。
月に一度のママ友との集まりが、ストレス発散の場となっている。
見出し
妊娠する予感が見事的中したエピソード1.周囲の友人からの第一子誕生報告が増えた
20代のうちは、広告代理店での仕事に打ち込み、結婚後も「子どもは、まだまだ先のこと」だと考えていました。
しかし、30歳の大台に乗ったころのこと。
友人や知り合いから、第一子妊娠や誕生の報告を受けることが、急に増えたのです。
同年代の人たちが、次々と子どもを持つように。
仕事一本だった私のなかにも、「妊娠・出産」の考えが浮かぶようになりました。
そのころは、まだ漠然と「そろそろいいのかな……」と、思う程度。
ですが、周囲のベビーラッシュに、自分も自然と乗って行けるような、根拠のない予感を抱きはじめた私。
ハッピーな報告は、私の心も、前向きにしてくれたのです。
妊娠する予感が見事的中したエピソード2.生理周期が整った
しかし、「いざ妊娠しよう」と思ったところで、「今の自分の体で、大丈夫なのだろうか」という不安がおそってきました。
なぜなら、夜遅くまでの残業に、不規則な食生活を送っていた私。
それに、昼も夜も外食続きで、繁忙期は、ほぼ毎日終電帰りです。
体の健康状態はもちろん、そもそも夫と一緒に過ごす時間も、ほとんど取れていない現状だったのです。
「こんな夫婦に、赤ちゃんはきてくれないのではないか」
「楽しさを優先して、今まで見て見ぬふりをしてきた異常な忙しさに、向き合うときがきたのかな」と感じました。
そこで、できるだけ定時で退社するよう、心がけることに。
早く帰宅できれば、自分で栄養バランスを考えた食事をつくれます。
また、朝早く出社して、できる仕事をこなしておくようにしたのです。
すると、自然と生活リズムが整っていきました。
もともと、生理不順だった私。
なので、「そんなものだろう」と、長年過ごしてきたのです。
生活リズムが整ったおかげで、なんと、生理が予定通りにくるように。
しかし、その状態が通常であるのに、「え?! なんで?! 大丈夫かな?!」と、心配になってしまう自分もいました。
それほど、規則正しい生活の大切さを実感したのです。
そのころ同時に、妊娠に向けて、女性の体の仕組みや生理のメカニズムを勉強していた私。
なので、体感をもって、納得できましたね。
「赤ちゃんを迎えるためのベッドが、私の体にも用意できそうだ」と、少し自信が出てきました。
妊娠する予感が見事的中したエピソード3.夫と子どもについて、会話を持つようになった
実は、夫のほうからは、「早く子どもがほしい」と言われ続けていました。
仕事を続けたい私は、それを軽くあしらってきましたが、帰宅時間が早くなったことで、会話をする時間も増やせるように。
その結果、自然と子どもの話を前向きにできるようになりました。
子ども手当の申請方法や、学資保険の会社比較など、先走って行っていた夫。
それを聞いた私は、少しあきれたと同時に、安心しました。
「なんだか、いつ産んでも大丈夫そう」と。
ますます、妊娠できそうな気がしていました。
妊娠する予感が見事的中したエピソード4.「ほしい」という気持ちがどんどん強くなった
妊活中に基礎体温を計って、排卵期を確認する人は多くいますが、私は一切しませんでした。
「面倒くさい」と思っていたのもあります。
しかし、それよりも、ひと月のなかで自分の「子どもがほしい!」という気持ちにも、波があることに気づいたからです。
「自分の子どもは、どんな顔かな?」「出産って、どのくらい痛いのかな?」
生理が終わってしばらくすると、出産にまつわることが、すごく気になり出す時期がやってくるように。
そして「早くほしいな~!」という感情でいっぱいになり、「やっぱり、その時期は排卵の前後なのではないか」と考えていました。
その直感を信じて、待つことにしたのです。
妊娠する予感が見事的中したエピソード5.子どもがいないうちにやりたいことをやった
「子どもができたら○○できないよ」と、先に母親になった友人からよく言われていました。
妊娠に向けて動き出してからは、今のうちにやれることをといろいろしましたね。
フランス旅行や登山にも行きました。
明け方まで、クラブで遊んだり、映画館を渡り歩いたり。
また、夫と一緒にスイミングにも通いました。
「健康にもいいし、夫婦のコミュニケーションの時間を持てて、とてもよかった」と思っています。
そうするうちに、やりたいことをほとんどやれてすっきりし、気持ちも次のステージに入ったように感じたのです。
妊娠する予感が見事的中したエピソード6.妊娠した瞬間がわかった
正確にいつと確かめたわけではありませんが、「妊娠した」と思われる時期に、いつもと違う感覚がありました。
夜はいつもより体温が高い気がしたり、行為が終わったあとは、下腹部が少しシクシクしたりと、はじめての感じです。
「いつもとなにか違う……もしかして!」と、一人でこっそり期待していました。
病院に行ったのは、それから1か月ほど経ったころです。
陽性の結果を聞いての率直な感想は、歓喜や感涙というより、「やっぱりね」でした。
もちろん、とても嬉しかったのです。
まとめ
最終的に結婚して、1年半で第一子を授かり、無事に出産しました。
6つの予感を挙げましたが、すべてつながっていたのです。
体と気持ちを整えたことが自信となり、「いつでもこい」と構えることができたので、体や心の声に、耳を澄ませることができたと思います。
それが予感となって、見事的中し、かけがえのないわが子を抱くこととなりました。