私は35歳、女性、専業主婦です。私自身も、独身時代には天然と言われることもありましたし、しっかりと現実が見えているわけではありません。
しかし、ここに書かれている人に比べたら、まだまだだなと思いました。メルヘンチックな人に驚かされたり、イタイなと思ったり、かわいいなと思ったりして刺激を受けていました。
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メルヘンチックな人のエピソード1.王子様の登場を待っている20代
私が、メルヘンチックだと思った人は、高校の同級生です。
当時からメルヘンチックだった彼女と、ひさしぶりに再会したのです。
20代後半だったのですが、その時点で未経験の女性でした。
そのときは、「彼氏はいないけど、私のことを好きだと言う人はいる」と、言っていました。
私は、「その人と付き合ったら?」と言いました。
すると、「その人は、運命の相手ではないと思う」とか、「王子様が出てくるはず」なんて言うのです。
20代半ばで、物語のプリンセスのようなこと言う、その世界観がメルヘンチックすぎて、びっくりしました。
ちなみに、その友だちは30代半ばになっても、まだ独身のままです。
いまだに、王子様の登場もないようです。
おせじにも、かわいいと言えない人なので、王子様があらわれることは、この先もないでしょう。
メルヘンチックな人のエピソード2.服装がお姫様な感じの30代
私は、大学時代にボランティアをよくしていました。
学生や社会人が、一緒にやるボランティアです。
30代なかばから後半と思われる女性が、ひとりで参加していました。
すごく大人しい人で、ほとんど会話もなく、どういった人なのか掴めない感じでした。
コミュニケーションがないのはいいとして、衝撃的なのは服装です。
髪型はいつもおさげで、服装もかなりメルヘンチックなのです。
ふわふわしたスカート、ひらひらしたブラウスなどを着ています。
しかし、どうもちぐはぐな印象で、かなり浮いていました。
そういった服装が似合うのは、10代までです。
年齢的にも、かなりきついものがあります。
メルヘンチックな人のエピソード3.発言がメルヘンすぎる人
同僚で、メルヘンチックな人がいました。
その人は発言も、メルヘンすぎていつもびっくりさせられていました。
職場に花が飾ってあり、その人が世話をしてくれていたのです。
「お花さん、今日もキレイに咲いているね」と、花に真剣に話かけているのです。
さらに、私に対して「お花に話しかけると、花も元気になるんですよ」と、言いました。
ほかの日には、「今日はお空がとってもきれい。お散歩に行きたくなります」とも、言っていました。
後輩なので、最初は「そうだね」と、受け止めて聞いていました。
仕事は、与えられたことはちゃんとこなします。
でも、頭のなかはきっとお花畑なのでしょう。
本当に、いつも幸せそうにしていて、自分のなかの世界で満たされているようでした。
たまに「ぼーっ」と、空中を見ているようなことも。
そんな時は、ほかの同僚と、「自分の世界と交信しているよ」などと、話していました。
変わっている彼女でしたが、憎めない性格でしたし、見た目もかわいらしかったので、嫌われることはありませんでした。
とくに、男性からすると、かわいい見た目に、ふんわりとした雰囲気のため、不思議系として人気がありました。
計算でない彼女の不思議系な発言は、なんだか許せる範囲だったのです。
まとめ
メルヘンチックな人は、周りにもいましたが、人を不快にさせるかどうかは、人それぞれです。
メルヘンチックな人でも、人により許せる、許せないが決まります。