29歳女性。
フリーランスで、生計を立てています。
彼氏いない歴は3年。
「恋愛が面倒くさい」と思ってしまうため、アプローチを受けてもお付き合いに発展しません。
現在は、仕事と趣味に没頭したいため、しばらく恋愛休憩中。
「熱しにくく、冷めやすい」という、恋愛不器用を克服できる気配なし。
浮気を疑って、破局したエピソード1.はじめての携帯チェックで見つけたメール
もともと、恋愛体質ではなかった私。
しかし、そんな私でも、久しぶりにどっぷりとハマった彼氏が、高校3年生のときにできました。
それまではなんとなくのお付き合いばかりで、アプローチを受けては「なんとなくいいかな」と思える人と付き合っていた感じです。
結果、気持ちが盛りあがらず、相手の気持ちを押し付けられるたびに、面倒くさくなってしまい……。
1、2ヶ月程度で、別れを告げるパターンが定着していました。
これまで、恋愛をしていて、相手に依存した経験は一度もありません。
恋人に夢中になるようなこともないまま、高校三年生の卒業を控えたのです。
そんなときに、たまたま友だちから男性を紹介されました。
「友だちとして仲よくしておけば、いろんなところに連れて行ってくれそうだし、気軽に仲よくできるタイプだな」
最初はそう思っていたのですが、次第に連絡を頻繁に取るようになります。
そして気が付けば、私の話をいつも聞いてくれる彼に好意を抱いていたのです。
女性のあとを追いかけるようなタイプではなかった彼の姿勢に、惹かれるようになった私。
いつのまにか、時間ができたら彼に用件もなく、電話するようになっていました。
そんな、ドライなタイプの彼と付き合うことになり、半年が過ぎたあたりのこと。
たまたま、彼の家に泊まりに行ったことがありました。
彼の家で楽しく過ごしていると、友人以外からのメールを示す着信音が鳴ります。
「こんな夜中にメールがくるなんて、珍しいな……」
それまで、彼に不信感を覚えたことは一度もなかったのですが、気になって仕方ない状態になったのです。
そのころはまだガラケーが主流で、携帯のロック機能を使うことは、「浮気している人」の特徴でした。
なので、あからさまに携帯をロックしている人は少なかったです。
私の彼も、携帯ロックなどしていません。
「もしかして、浮気しているのかも……」
そのように疑ってしまい、我慢できず、突発的に彼の携帯を見てしまったのです。
すると、携帯に登録されていないメールアドレスから、メールが届いていました。
内容は大した内容ではなかったものの、ふと送信メールを見たとき、衝撃を受けます。
なんと、出会い系サイトに登録し、誰かにメールを送信していたのです。
調べてみると、ほかのメールは消されているようで……。
1通しか送信メールには残っておらず、どんなやりとりをしていたのかまでは不明でした。
それでも、出会い系でのメールを見た瞬間、「サーっ」と気持ちが冷めていった私。
目の前で気持ちよさそうに寝ている彼を見ているだけで、イライラしてしょうがなかったです。
その後、彼にメールを見たこと、出会い系を使ってメールを送信していたことを問い詰めます。
すると彼は、私が携帯を見たことを非難してきました。
私にも、携帯を見たことに対する罪悪感あったもののは、このように反論したのです。
「お付き合いをしている男性に不信感を感じたら、『証拠を突き止めたい』と思うのは自然なことでしょ」と。
結局、彼とはそんな些細なことで、別れることになりました。
「体の浮気が、浮気のボーダーライン」という方もいますが、私は彼の開き直るような態度を見て、誠実さを感じなかったのです。
たかだか出会い系のメールとはいえ、その後もメールが続くなら、その先なにをするかなど目に見えています。
私は小さなことでも、相手を疑うようになってきてしまうと、自分がストレスを感じるタイプです。
なので、「関係を断ち切って、正解だった」と思いました。
浮気を疑って、破局したエピソード2.彼の友人から嘘の報告
「○○(私の彼)が、○○(私の友だち)とイチャイチャしていた」
20代前半のころにお付き合いしていた男性の友人から、このような嘘の報告を受け、彼氏との関係がめちゃくちゃになったことがあります。
そんな報告を受けた私は、聞いた話を疑うことすらしませんでした。
なぜなら、その私の女友だちが、そこまで信頼できる人間ではなかったからです。
彼も彼で、「その女友だちからアプローチを受けて、その場限りでいい感じになってしまったのでは」と思いました。
第三者が友人となると話はまったく別で、物事もとてもリアルになってきます。
私がその報告が「嘘」だということを疑いもしなかったことで、ただただ心が引き裂かれたような気分になりました。
結局、その話を彼やその場にいた私の友人に聞いたところ、嘘だということが判明。
彼と私の友だちが、イチャイチャしていたという現場にいたほかの友人たちが、一斉に反論したのです。
とはいえ、私のなかではもう誰を信用したらいいのかわからなくなっていました。
私がその現場にいたわけでもないので、事実はわかりません。
いくら周りが「そんなつくり話、ひどい」と言ったところで、「みんな私に気を遣って、言っているんじゃないか」と思ったのです。
「私は彼に対しても、その友人に対しても、信頼を置いていなかった」
そういうことだと思います。
「『疑い』とは、たった一度のできごとで感じるものではないんだな」と、確信した経験でしたね。
まとめ
「疑う」という行為自体が、関係を難しくしているときもあります。
浮気の疑いを持ってしまうと、気持ちがどんどん逆方向に向いてしまうのです。
浮気を疑うより、事実を知ることでおたがいのためにどうしていくのかを確認し合うほうが、よっぽどいい関係を築いていけると思います。
おたがいを尊重することが、パートナーと長続きする秘訣です。