さすがにこれはないよ!うつ病は甘えだと思ったエピソード3つ

拒否する社会人

39歳男性。自営業。会社員時代は1つの会社の数十年と働いていたので、身近にうつ病の人を何人も見てきました。うつ病は精神的なものなので、自分はならないように理解して、対応できるように努力したいです。趣味はヨガと散歩。

 

 

うつ病は甘えだと思ったエピソード1.怒られないので常になまけている

怠けている人

 

私が会社員時代のときの同僚は、入社3ヶ月でうつ病だと診断されました。

入社以来私は、同期ということもあり、仲良くしていましたが、いきなりうつ病だと診断されたようです。

 

私がふだん接しているときには、異変は感じられませんが、病院から診断書をもらって会社に提出していました。

それから彼は上司から怒られることはありません。

その代りに私がなぜか怒られたり、仕事を彼の分も手伝うことも多くなりました。

 

彼は上司がいる前では、一生懸命仕事をしているフリをしていますが、上司がいないときには常にサボっています。

私にも影響があるので、さすがに注意をしました。

しかし、「俺は怒られることないし、うつ病だから気楽に仕事をしないとダメなんだよね」と言って聞く耳を持ちません。

 

私が上司にそのことを報告すると、上司もうすうす気づいていたようですが、うつ病だから強くは言えないとのことでした。

上司としても訴えられるのは嫌なので、そのまま放置をするように命令されているようです。

 

私は彼の行動を見ていると、どうしてもうつ病だとは思えず、ただなまけているだけ、としか見えませんでした。

自分がやりたくない仕事はなにもしないで、簡単な仕事だけをして時間を潰しているようにしか見えません。

 

彼がうつ病だからといって、同情する人はいません。

私も彼がうつ病だと演技をして、ウソの診断書をつくってもらったしか思えませんでした。

うつ病だからといって適当な仕事をするのは、ただの甘えやなまけとしか思えません。

 

うつ病は甘えだと思ったエピソード2.嫌なことがあるとなにもしなくなる

逃げる社会人

 

うつ病の同僚はなにか自分に嫌なことが起きると、とたんになにもしなくなります。

まるで子どものように嫌なことは絶対にやらないと、ダダをこねるように拒否をします。

 

私と一緒に新規のイベント企画を立ち上げるときに、私と彼で準備をすることになりました。

お互いが分担し合って準備をしていると、一向に彼の準備が進みません。

ちょっとでも準備がめんどうだったり難しいと、すぐになにもやらなくなってしまいます。

 

一度だけ私が軽く「自分の仕事はちゃんとやろうよ」と言うと、いきなりどこかへ飛び出します。

次の日から会社にこなくなりました。

 

上司に怒られましたが、私はなにも悪いとは思っていません。

私一人で準備を進めて成功させましたが、うつ病だから嫌な仕事からすぐに逃げるのは甘えだと思います。

 

彼は私に対して「うつ病だから急にふさぎこんでしまうんだよね」と言って、謝りもせず、うつ病のせいにしました。

このことがきっかけで、彼とは話をしなくなりましたし、うつ病だといえばなまけられる、と思っているのが不満に思えてきました。

 

うつ病の苦しさは本人にしか分からないこともありますし、完治させるのには相当な時間と労力が必要です。

だからこそ彼の甘えた態度だけは、私は許せないと思ってしまいました。

 

 

うつ病は甘えだと思ったエピソード3.仕事でミスをすると次の日は休み

カレンダー

 

私の同僚だったうつ病の彼は、仕事でミスをすると、必ず次の日には会社を休みました。

上司もうつ病だと分かっているので、ミスをしたときにはそれほど怒ることもなく「次はミスしないように気をつけろ」と言うだけです。

 

しかし、次の日になると当たり前のように休みますし、仕事でミスをしたしりぬぐいを私がやることが多かったです。

そのため、私は次の日急に休んでいるのは、甘えから、なまけているとしか思えませんでした。

 

とくにひどかったのは、企画のイベントを数人のチームでやっていたときのことです。

私や彼を含めて、全員がある程度仕事の段取りが片付いたので、一度飲みに行くことになりました。

 

そのときはみんなで楽しく飲んでいたのですが、彼が酔っぱらってきたときにポロッと「まだ仕事終わってないんだよね」と言い出したのです。

私たちも仕事すべて終わらせた訳ではなかったので、あまり気にしていませんでした。

 

すると次の日になって彼が上司の所に連絡をいれました。

私たちはミスもしていないのに、めずらしいと思っていましたが、上司から呼び出されて、「仕事が終わってないのに、飲みに強制的に付き合わされた」と言ったようです。

 

そして仕事が終わっていないというのが、納期が翌日までの仕事で、ふつうにやれば3日以上はかかる仕事をやっていませんでした。

上司は私たちのことも理解してくれました。

しかし、仕事をとにかく終わらせなければいけないので、全員で分担をしてなんとか間に合わせました。

 

翌日になると、なにごともなかったかのように彼は出勤し、仕事が終わっていなかった理由も「大変だったから」としか言いませんでした。

私はうつ病だから怒られることもないだろうという甘えと、仕事への責任感の無さに腹が立ちました。

うつ病だからという理由で完全に仕事をなまけている典型です。

 

まとめ

うつ病は本人にしか分からないことがありますが、周囲の人も理解しようと努力しています。

しかしその理解する気持ちを踏みにじられると、うつ病に甘えていると思ってしまうのは仕方がないことだと思いました。