萌えた!弟がかわいいと感じたエピソード4つ

幸せそうな家族

32歳、女性。30代で結婚し専業主婦に。
弟とはほとんど喧嘩をしたことがない。つい長話をしてしまうので、電話をすると怒られてしょんぼり。
子どもを旦那に預け、チョコレートとコーヒーで一服しながら読書をするのが、たまの楽しみ。

 

 

萌えた!弟のかわいいエピソード1.アラサーになった今でも「まーちゃん」呼び

幼児期の兄弟

 

私には4つ年下の弟がいます。

三人兄弟で2つ上の兄とは折り合いが悪い私にとって、年の離れた弟は昔から本当にかわいくて仕方がない存在でした。

生まれる前から弟に「お姉ちゃん」と呼ばれるのを楽しみにしていた記憶があるくらいなんです。

 

ところが、家族みんなから名前の一文字をとって「まーちゃん」と呼ばれている私。

弟もまわりのマネをして私のことをそう呼びはじめてしまいました。

お姉ちゃんという呼び方に憧れていた私はとてもがっかりしていたんです。

 

それから数十年と、ときがたち、あのかわいかった弟もいつのまにかアラサーに。

身長は私よりはるかに高く、がっちりとした身体になってしまいました。

だけどそんな彼は、いまだに私のことを「まーちゃん」と呼んでいます。

 

きっとたんに、今さらお姉ちゃんと呼ぶのが気恥ずかしいだけなのでしょう。

だけど、低くて野太い声で「まーちゃん、ねえまーちゃんってば」と呼びかける弟を見ると、「どんなに大きくなってもやっぱり弟というのはかわいいものだなあ」と思ってしまうんです。

 

萌えた!弟のかわいいエピソード2.普段はそっけないのに記念日は祝ってくれる

かわいいお花のプレゼント

 

私は弟が生まれてから今まで、なにかと弟のことを気にしてかまいまくっていました。

だけど、それがかえってよろしくなかったのか、弟の方は私のことをうざいと思っているようなんです。

最近は、LINEをしても既読無視はあたりまえ、電話は「用事があるなら留守電にいれれば?」と言われるだけで、ほとんどとってもらえません。

 

だけど、私の誕生日だけはかならずお祝いをしてくれるんです。

離れて暮らしているのに、わざわざ私の好きなお菓子などを宅急便で送ってくれたり、電話で歌を歌ってくれたり。

スマホへのメッセージだけだったこともありますが、今どきめずらしくこりにこったデコメで、思わず笑ってしまいました。

 

弟には長く付き合っている彼女がいます。

「彼女さんにシスコンだと思われても困るから、もうプレゼントは良いよ」と言っているのですが、年に1回だけだから、といまだに続けてくれています。

私も申し訳ないとは思いつつ、弟とゆっくり話せるチャンスでもあるので、うれしく思ってしまうんですよね。

 

毎年誕生日がくるたびに、うちの弟のかわいさを実感します。

 

 

萌えた!弟のかわいいエピソード3.幼いころのプレゼントを部屋に飾ってくれている

お花のプレゼント

 

弟はすでに実家をでていて、彼女と一緒に暮らしています。

まもなく結婚することになっているようで、1度、母と一緒に2人の部屋へお邪魔したことがありました。

彼女がセンスのいい人のようで、とても素敵なお部屋だったんです。

 

ところが、そのお部屋の一角にあきらかに似つかわしくない貯金箱がありました。

真っ黄色のピカチュウの形をした貯金箱です。

それは、私が小学生のときに弟の誕生日プレゼントにあげたものでした。

 

まず、まだそれを持っていたということにも驚きましたし、彼女と住む部屋にピカチュウを飾っているのもびっくりでした。

500円玉貯金に使っているのだそうです。

「私もピカチュウ好きだから、使わせてもらってます」と言っていたのは彼女さんの方で、その言葉もうれしく感じました。

 

いい歳をした男性がキャラものを使うのはどうよ、と思う人もいるでしょう。

だけど、彼女さんから「お姉さんのくれたものだから、ずっと大事にしてくれていたんですよ」と聞くと、弟を「かわいい」と思わざるをえないんです。

 

萌えた!弟のかわいいエピソード4.私の子どもへのプレゼントがクワガタ

指に乗せるクワガタ

 

私の子どもはまだまだ赤ちゃんといってもいい年齢で、実家は遠いこともあって、まだ数回しか連れ帰ったことがありません。

弟も同じ市内とはいえ、両親とは離れて暮らしているので、彼にとってのおいっ子にもまだ数回しか会えていないんです。

だけど、弟にとっては身内ではじめての赤ちゃんということもあって、かなりかわいいと思ってくれているようです。

 

生まれたことを伝えたときには、めずらしくすぐに電話がかかってきて、それからは月に何度も写真を要求されています。

男の子ということで、一緒に遊ぶ日を心待ちにしているようなんです。

 

そんな弟のおいっ子へのはじめてのプレゼントが、クワガタでした。

あの、山にいるクワガタです。

実家は山奥にあって、兄や弟は夏休みになるとクワガタとりに夢中になっていました。

 

そんな記憶があるからなのかどうなのか、私たちが帰省したときのことです。

わざわざ早朝から山へでかけて行き、息子のために大きなクワガタを捕まえてきてくれたんです。

しかし残念なことに、初めてみる不思議な虫に幼い息子は大泣き。弟もがっかりしていました。

 

だけど、自分が好きだったものをおいっ子にも見せてあげようというその優しさと、いまだに小学生のような行動力を持つ弟を、私はかわいいなと感じました。

 

まとめ

姉にとって弟というのは、どれだけ大きくなってもかわいいものだと思います。

年が離れていればなおさらのことです。

私も弟の、男の子ならではの行動や時折見せるおちゃめな一面が、いまだにかわいくて仕方がありません。

 

おっさんになりつつある弟ですが、これからも見守っていきたいものです。