中国人女性と国際結婚をして大変だった5つのこと

幸せそうなカップル

35歳男性。現在は東京都内のIT企業の経理部門に勤務。栃木県内の公立中学校で、数学担当の教師を務めていたが、理想と現実のはざまで苦しみ悩み、3年前に依願退職。その後、探偵業のアルバイトなどを経て現在の会社に転職。趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

中国人女性と国際結婚をして大変だったこと1.結婚相談所から多額の金を要求された

大金

 

当時、私は栃木県内の公立中学校で教師を務めていましたが、女性との出会いの機会がすくなく、30歳になっても独身のままでした。

そこで、思い切って中国人女性とのお見合いの場を設けてくれる結婚相談所に登録し、夏休みを利用して中国本土に出向きました。

そして、お見合いパーティーに何回か参加し、参加者の女性と婚約することができました。

 

出会ってから、わずか1週間で婚約までしてしまいましたが、結婚することに焦っていましたので、軽率な行動だとは思いませんでした。

私たち日本人男性陣は一足先に帰国し、3か月後に中国人花嫁が来日する段取りとなりました。

私たち夫婦は、地元の結婚式場で無事に結婚式をあげることができました。

 

ところが、入籍をしたあと、結婚相談所から当初の契約書には明記されていない大金を、成婚料として請求されました。

300万円です。

私はあまりの大金に驚きましたし、契約書には明記されていませんでしたので反発しました。

 

しかし、せっかく結婚したばかりですし、教師という立場上、揉めごとにはしたくありませんでしたので、結婚相談所と話し合いのうえ、契約上の認識の相違があったという理由にして200万円支払いました。

 

中国人女性と国際結婚をして大変だったこと2.地元住民から、よそ者扱いされる

仲間はずれのピン

 

私は栃木県の人口数万人の地域で生活していましたが、妻がよそ者扱いされてしまい大変でした。

地方の住人は、都会の住人と違って外国人に慣れていません。

それどころか、東京や埼玉などほかの土地から引っ越してくる場合でも、最初はよそ者扱いします。

 

それが地方の住人の性質なのです。

妻は来日当初は日本語をほとんど話せなかったため、町内会の婦人会の集まりでも、ひとりだけ邪魔者扱いされたり、無視されたり、意地悪な態度を取られたりして辛い思いをしていました。

妻は夜になると毎日のように、ひとりで泣いているので、大変な思いをしました。

 

中国人女性と国際結婚をして大変だったこと3.生徒の保護者から奇異な目で見られた

1人で立っている男性

 

生徒の保護者から、「あの先生は、わざわざ中国に出かけてお見合いパーティーに参加して結婚相手を見つけたんだってね」とか「どうして日本人と結婚しなかったんだろうね」などと奇異な視線を向けられて大変でした。

保護者との3者面談や、保護者の授業参観のときでも「あの教師は変わった人間だ」という視線で見られてしまい、大変でした。

 

私が生徒の生活指導や、今後の進路についてアドバイスしても、保護者が私を変わり者と見ているため、あまり私の発言を信用してくれないのです。

そして、保護者が私のことを変わり者扱いすれば、その子どもたちである生徒たちも、次第に同じような視線で私を見るようになってきます。

私は、自分が保護者や生徒たちから差別されているように感じられて、大変な思いをしました。

 

 

中国人女性と国際結婚をして大変だったこと4.妻との生活習慣が異なる

喧嘩するカップル

 

中国人の妻と結婚し、一緒に生活するようになって、生活習慣が異なることにも気がつきました。

 

まず、中国人女性は声が大きいのが困りました。

当時、私たちは一戸建て住宅を借りて住んでいましたが、夜中でも早朝でもかまわず妻は大声で話します。

近所の住人から「うるさい」という苦情が絶えることがなく、私は頻繁に謝りに行かざるをえず、大変でした。

 

また、妻と一緒に生活するようになって気がついたのですが、物品や金銭について、彼女はできるだけ自分個人の所有にしようという気持ちが強いということに気がつきました。

結婚当初は、家計の管理を妻に任せていたのですが、あるとき預金通帳をみると、ほとんどお金が残っていないのです。

 

私が「お金が残ってないけど、なにに使ったの?」と聞くと、妻は「私の預金口座に移した」と平然と答えるのでした。

私は、これはまずいと思い、給料を妻に渡すことをやめて、必要な家計の経費を妻に渡す方式に切り替えました。

妻にお金を取られてしまうと本気で心配したのでした。

 

中国人女性と国際結婚をして大変だったこと5.子どもの教育方針が妻とは異なる

英語の勉強

 

結婚して3年目になって、やっと子どもが生まれました。

私は、子どもの教育はきちんとやりたいと考えていました。

できるだけ偏差値の高い高校に進学させ、教育力の高い大学へ進学させたいと妻に話しました。

 

日本という社会はしょせん、偏差値がすべてなのだと妻に話しました。

ところが妻は「商売をする能力が、人として生きていく能力だ」と言ってゆずりません。

 

「中国社会では、どの家庭でも商売をする能力を子どもに身につけさせて、自活する能力を与えようとする」と言うのです。

そして、「熱心に勉強だけしても、大人になってからはなんの役にも立たない」と言うのです。

子どもの教育については、いまだに妻と考え方が一致しないため大変です。

 

まとめ

国際結婚というのは、生まれ育った国や生活環境が異なるため、ことごとく価値観が異なると言っても過言ではありません。

とくに私のように、相手の女性と恋愛期間を経て結婚したわけではなく、お互いに相手のことを良く知らずにお見合い結婚してしまった場合は、家の中でケンカが絶えません。

とにかく大変です。