家庭を顧みない。お父さんを嫌いになったエピソード4つ

睨む女性

30歳女性、OLとして商社に勤務。

自分のお父さんは浮気性で女に手を挙げる、家庭をかえりみないなど、つくづくサイテーな男で、そんなお父さんを嫌いで仕方がない。

 

趣味はショッピングと映画鑑賞。最近スノーボードをはじめました。

 

 

お父さんを嫌いになったエピソード1.子どもがいるのに浮気性

ホテルの寝室

 

うちの両親は、私が小学校低学年のときに離婚をしており、お父さんとの思い出はあまり、ありません。

ですが、小さいころたまに肩車やゲームなどをしてもらい、それが強く心に残って、もともとお父さんのことが大好きでした。

でも大人になるにつれて、両親が離婚に至った理由が分かり、どんどんお父さんのことが嫌いになったのです。

 

お母さんも離婚理由をあまり話したがらないのですが、その一番の理由が浮気。

両親は比較的若いころに結婚して、私が生まれたのですが、お父さんはルックスがまあまあイケていたこともあって、結婚後もモテていたようです。

 

慣れないはじめての育児に翻弄しながら、友だちすらいない土地で頑張っている母をしり目に、父は夜な夜な外へ出かけて、ほかの女と遊んでいたそうで……。

母は最初は「子どものため」と我慢をしていましたが、やはり自分と可愛い娘を置いて、ほかの女と遊んでいることが許せなかったようです。

 

私自身も、付き合っている彼氏に何度か浮気をされたことがしばしば。

そのたびに涙を流しては、許したり、別れに至ることがあったので、浮気される側の気持ちが痛いほど分かります。

しかも、私の場合はただ付き合っていた彼氏ですが、母の場合は子持ちの旦那なので、その母の辛さを考えるだけで、私は胸が張り裂けそうになりました。

 

そんな女の気持ちをかえりみずに、浮気を一度ならず数度重ねていた自分のお父さん。

私はそう思うたびに、むしずが走った気持ちになり、お父さんを心から嫌になります。

 

お父さんを嫌いになったエピソード2.家庭を顧みず子どもとの思い出をつくらない

退屈する女の子

 

最近テレビでワンオペ育児が話題になっていますが、お母さんは私が幼少のころからずっと、ワンオペ育児をしています。

というのも浮気で忙しい一方で、お父さんは根っからの仕事人間。

休日すら仕事場に顔を出していたので、私と遊ぶ暇などなかったのです。

 

自分の幼い時期を思い返せば、友だちはお父さんと「今度家族でキャンプに行くんだ」「お父さんと魚釣りに行くの」という話をしていました。

しかし、私は友だちに話すお父さんの話なんてありません。

 

しかも、ある程度成長してから、小さいときの写真を見ても、お父さんとどこかに出かけて一緒に撮った写真というのが見当たらなかったのです。

唯一あるのが、親戚の法事の写真というのが複雑な思いでもあります。

 

普通、可愛い我が子なら、いろいろ連れて行ってあげたり、小さいときに思い出を少しでも多く、つくってあげるものですよね。

なので、「どうしてこんな可愛い時期の私と、思い出をつくらなかったのだろう」「もっと、一緒にいてあげるべきだったのでは」と悲しさすら感じてしまうのです。

 

それなのに余計に仕事をしたり、ほかの女にあてる時間があったと考えると、お父さんに対しての嫌悪感がどんどん強くなりました。

 

 

お父さんを嫌いになったエピソード3.母に暴力をふるっていた

こぶし

 

大人になってから親戚との集まりがあったのですが、お父さんの話題になったときふと、「お母さんに手をあげることがあった」と言ってきたのです。

まさか浮気にプラスして、暴力までふるっていたとまで思っていなかったので、私は驚きとともに、ショックを強く感じていました。

 

聞くところによると、お父さんはもともと気性が荒い性格があり、お母さんと口論になると、ついつい手が出てしまうことがあったのです。

しかも場合によっては、お母さんの顔をビンタすることまであったそう。

 

女性に対して暴力をふるうなんて、私からするとありえません。

しかも、怒りで感情をコントロールできなくなって、手が出るなんて本当にサイテーとしか言いようがないです。

 

もちろん、小さな私に手をあげることはありませんでした。

ですが、暴力をふるっていたというお父さんの新たな一面を知ってしまった私は、さらにお父さんを嫌いになってしまいましたね。

 

お父さんを嫌いになったエピソード4.養育費を払わない

通帳

 

いいところがあまりないお父さんは、さらに悪いことに離婚後の養育費を払っていませんでした。

正確には途中までは支払っていたけれど、あるときを境に払わなくなったのです。

それは、お父さんの仕事の失敗と再婚のせいでした。

 

お父さんは自分で企業をしたのですが、軌道になかなか乗らずに資金繰りが苦しくなり、養育費が払えなくなったのです。

さらにそんななかでも、もともとモテ男のお父さんは、再婚をして新たな家庭を持ったため、養育費に回すお金がなくなったということなのだと思います。

 

とはいっても、自分の大切な娘を自分の手で育てず、母に育ててもらっている立場。

唯一、子育ての助けとなる養育費すら払わないお父さんは、人としてもサイテーとしか言いようがありません。

 

自分が仕事や新しい家庭に使用するお金はあるなら、一円でも養育費を払うのが父親としての本来の役目だと思います。

それに、愛情が少しでもあるなら、自分の食事を削ってでも、養育費はねん出するべきです。

 

そんな父親の役目すら果たせない、自分のお父さんとは今後も関わりなくないくらい、嫌いで仕方がない私。

そんな父親のDNAが自分に流れていると思うだけで、悲しくなります。

 

まとめ

自分の手で娘を育てることができず、父親としての最低限の義務すら果たすことができていないそんなお父さんを、むしろ、どうやって好きになればいいか分かりません。

一生私は、お父さんを嫌いだと思います。