53才男性。
家具インテリア関係の、営業管理職。
20台前半で、同い年の嫁と結婚をして、一男一女と2匹で暮らしています。
あっという間に銀婚式を迎え、「金婚式までは元気でいよう」と、シニア人生を満喫中。
仕事以外の時間には、比較的アウトドア的なことで過ごすことが多い。
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嫁と仲良しでいるための秘訣1.食事の好き嫌いをしない
結婚は人生の墓場と言う人もいれば、幸せ太りなんて言葉もあるくらい、各家庭やその人の状況によって、いろいろだと思います。
私はどちらかというと、子どものころには豊食ではない家庭で育ちました。
その逆で、嫁は外食など、私の家庭環境とは真逆の感じで育ったようです。
若くして結婚したこともあり、嫁も張り切って料理をするように。
私も晩酌をする習慣が身につき、豪華な料理ではないものの、毎日おかずだけで5品くらいはつくってくれました。
もともと、少食傾向にあった私も、結婚10年もすると体重が15キロも増加。
普通でしたら、会社の健康診断で引っかかり、嫁からも注意されるのです。
ですが、私個人としては、貫禄がついた感があり、嫁に感謝をしています。
食事の量だけではなく、あまり好きではなかったものも工夫して、つくってくれる妻。
人間の胃袋に入るものは、なんでも食べられるようになり、嫁にはいつも「胃袋をつかまれたな」と言っています。
そのとき妻には、「これ以上はなにも出ないわよ」的な顔をされていますね。
毎日の食事は食べ慣れたものが一番舌に合うんだと思いますが、いつの間にかおふくろの味よりも、嫁の味に飼いならされた私。
その結果、おたがいにその食習習慣と食事の時間が、空気のように必然になっています。
嫁と仲良しでいるための秘訣2.記念日を外さない
ドラマなんかで結婚記念日を忘れて、奥さんにキレられているシーンを目にしますが、キレられているうちが花かもしれませんね。
我が家の自慢ではありますが、25年間毎年結婚記念日に食事に行く私たち。
高価なものではありませんが、プレゼントも用意します。
もちろん、仕事が忙しくて、ドンピシャリの日ではないときもありました。
しかし、その前後に必ず予定を決め、時間を伝えて、家族で食事に行くようにしているのです。
また、記念日としては、一年のなかで結構な回数、お祝いをするようにしています。
正月に家族で集まることからはじまり、節分、ひな祭り、端午の節句、それぞれの父の日、母の日。
ほかにも、家族全員の誕生日、ペットの猫の誕生日(拾ってきた猫なので、私が勝手に決めた)、ハロウィン、クリスマスと、毎月なにかがあります。
もちろん、毎回外食するわけではありません。
ですが、自宅で少しだけいつもと違う料理を共同作業でつくり、そんなに高くないワインで「乾杯」みたいな感じです。
でも、これって習慣にしてしまうと、忙しくてもそんなに苦にならないんですよね。
方法論として年末に、翌年の手帳を新調した際には、必ず年間の予定のなかに記念日を書き込んでいます。
そして、毎月のはじめに嫁から言われる前に、私から「今月はなん日に、○○の誕生日だから……」と提案。
家族のスケジューリングを決めてしまいます。
習慣にしてしまうことで私も楽だし、嫁もウキウキです。
嫁と仲良しでいるための秘訣3.両方の親と同じに接する
産みの親というものは、たとえ自分が子どものころに、反抗期で話もしない時期があったとしても、変りません。
いざ自分が親になってみると、あんなに嫌いだった親を大切にするようになるものです。
ましてや、だんだん年を取り、病気をしたり、身体が思うように動かせなくなってくる姿を目にすると、なおさら。
なにかと接点をつくり、親孝行らしきことをしてあげるようになってきますね。
そこで問題なのは、嫁の親にどう接するのかということです。
私の実家に行くときに嫁や子どもも連れて行くのですが、あまり大事にすると、なんとなく気に入らないみたいで……。
また、私の実家のほうが比較的近くてアクセスもいいので、頻度が増えることも、あまりよくは思っていないようです。
そこで、バランスを取るために、嫁の実家に行くときには、お土産を高価なものや多めに持って行ったりしています。
正直「メンドくさ」って思いますけど、「こうすることによって、バランスが保たれていればいいのかな」という感じです。
それから、父の日や母の日のプレゼントでも、金額バランスも大事ですね。
嫁と仲良しでいるための秘訣4.休日の2/3は自由行動
私は週休2日ですが、2連休の週もあれば、短休2回の週もあります。
嫁はとくに仕事はしていませんが、子どもの学校関係やそのママ友との付き合いなど、自分の時間も充実しているようです。
結婚前や新婚のころなんかは、一緒にいないと気が済まなくて、ある意味おたがいを束縛してるような状態でした。
ですので、休みとなれば必ず予定を立てて、ランチや買い物がてら、ドライブに行きます。
そして、帰ってきたら一緒に夕食の支度をして、ご飯を食べて、寝るタイミングまで、「さあ、寝ようか……」という具合です。
しかし、いつの間にか、おたがいに自分の時間を大事にするようになった私たち。
相手がなにかをしていれば、自分が手持ち無沙汰であっても、チョッカイを出さないようになりました。
それでも休日の3回に1回くらいは、一緒に買い物に行ったり、食事に行ったりすることで、いい距離感を保っているのです。
嫁と仲良しでいるための秘訣5.おたがいの癖は見てみないふり
人は「なくて七癖」と、よく言いますよね。
いくら好きで一緒になった、世界で一番大事だと思っている嫁でも、一緒に生活をしていれば、目に付くことが多々あります。
「なんなんだこいつは~」と思ったり、子どもの悪いところを見つけると、「マイナス部分は嫁のDNAだ」と、決め込んだりしがちです。
ですが、よくよく考えると、嫁も私に対して同じように思っているはずですよね。
そこで、よほどのことでなければ、見ないふりをすることにしました。
そうすると、自然と小言も出なくなりますし、それがおたがいの動作になりますから、だいぶ穏やかでいられるようになるのです。
まとめ
仲良しの秘訣といっても特別なものではなく、適度の距離感と、やることをルーティンにしてしまうことです。
ストレスフリーな状態のほうが、相手を煙たく思わないでいられます。
ましてや、まだまだこの先、一緒に生きていくわけですから。