29歳女性。昨年末に勤めていた会社を辞め、彼氏の職場に近い場所で同棲を開始。
現在はフリーライターとして自宅で仕事をしながら家事などを行っている。
7つ年上の彼氏のダメダメっぷりに呆れながらも、2人での生活を満喫中。
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口だけのダメダメな彼氏のエピソード1.年上だからしっかりしていると思っていたのに
現在お付き合いしている7つ上の彼氏。
私は年上の方とお付き合いをするのははじめてで、当初は「年上だからしっかりしているんだろうな・・・」と思っていました。
お付き合いをはじめて約1年経ち、「年上だからしっかり」なんて考えは幻想だったと実感しています。
根はとてもいい人なのですが、彼氏は口だけのダメダメなエピソードの宝庫でした。
口だけのダメダメな彼氏のエピソード2.時間を守らない
付き合いはじめのころ、デートをするのに街中で待ち合わせをよくしていたのですが、まず時間きっちりに待ち合わせ場所にきません。
事前にしっかりと時間を決めているのですが、寝坊したりダラダラと準備をして時間に遅れるのです。
あるとき、待ち合わせから30分経っても彼がこないときがありました。
「LINEをしても既読が付かない、電話をかけてもつながらない、1時間ほど待ったところで諦めて帰ろう」と思っていたところ、やっと彼からの電話が。
「ごめん! お風呂入ってた!」と悪びれる様子もなく言う彼。
待ち合わせ時間を過ぎてお風呂に入る、それを連絡もしてこないことにイラッとした私は「いい加減にしてよ! 今日はもう帰る!」と怒ってその日は帰宅しました。
反省したのか、その日の夜に「ごめんね。待ち合わせに間に合うようにお風呂に入ったんだけど、お風呂のなかで寝ちゃって、次からは気をつけます。本当にごめん」と謝罪の連絡がきたのです。
落ち込んだ声で謝られたので、「もういいよ、次からは気をつけてね」と許したのですが、それからも彼は相変わらず時間を守れませんでした。
デートのたびに待たされることになった私はうんざりしてしまい、外でのデートを辞め、おたがいの部屋を行ききする、お家デートをするようになりましたね。
本当は一緒にレストランに行ったり、映画を観に行ったりしたかったのですが、なにしろデートのスタートがグダグダになりすぎるので、そんな願望もいつの間にか消えました。
口だけのダメダメな彼氏のエピソード3.新居を探すとき
そんな彼ですが、根は本当にいい人です。
一緒にいたら楽しいし面白く、「この人とずっと一緒に過ごせたらな」と思うようになりました。
そのように思ってくれていたのは彼も一緒だったようで、「2人で一緒に住もう」ということに。
おたがい一人暮らしだったので、同棲OKの部屋を探すことに。
同棲がOKという部屋は中々探すのが大変で、私はなんども不動産屋に出向いていたのですが、彼は「仕事が忙しい」と言い訳を使い、不動産屋に一緒にきてくれることはありませんでした。
私が不動産屋で部屋の見取り図や間取りの資料をもらってくると、それには目を通すのですが、「ここの部屋日当たり悪そうじゃない?」、「水周りが東北ってダメだよ」などとダメ出しをするのです。
彼は部屋の方角や風水にうるさい人でした。
そんな風に口出し・ダメ出しをする彼に、「私だって正社員で働きながら時間を見つけて不動産屋に行っているのに」と不満がたまっていましたが、なんとか口には出さず我慢。
あるとき、不動産屋に行ったときにとても感じのいい部屋を紹介してもらったので、見学に行くことに。
部屋を実際に見ると、日当たりも良く、水周りも東北ではありません。
「人気の部屋ですので、早めに決めておいたほうがいいですよ」と不動産会社の方に言われたので、仮契約のみを済ませました。
彼にこのことを伝えると、「え~駅からちょっと遠くない?」と一言。
住んでいる部屋の退去期限も迫っていて、毎日のように仕事帰りに不動産屋に1人で行っていた私は、ついに堪忍袋の緒が切れました。
「人にまかせっきりのくせに、口だけだしやがって! そんなに部屋にこだわりがあるなら自分で不動産屋に行って探せ! それかもう同棲なんてやめる!」とキレてしまったのです。
私のキレ具合にビックリした彼は「今度俺も一緒に行くから」と言っていたのですが、結局彼は仕事の都合が付かず、不動産屋に付いてきてくれたのは契約のときだけ。
「仕事、仕事」と言っていましたが、結局時間をつくってくれなかっただけだと思っています。
結局彼にとって部屋探しは面倒なことだったのでしょう。
丸っきり人任せのくせに口だけは出してきた彼に呆れて、「口だけ出されて邪魔でしかなかった」という感想だけが部屋探しのあとに残りました。
口だけのダメダメな彼氏のエピソード4.終電を乗り過ごす
そしてこのエピソードは同棲してからのことになるのですが、もともとお酒が好きな彼。
仕事帰りに飲みに行くことが多いのです。
飲みに行くことに対してはなにも言わないのですが、終電を乗り過ごすことが本当に多く、悩みのタネ。
あるとき飲みに行っていた彼から、「終電に乗ったからちゃんと帰れます!」とLINEが入ったので安心していたのですが、帰宅する時間になっても帰ってこない。
心配になって電話をかけました。
「もしもし? いまどこ? 大丈夫?」と私が訪ねると、「大丈夫だよ、今帰ってる」と彼は言います。
「大丈夫なら安心したけど、気をつけて帰っておいでね」と言って電話を切ったのですが、その晩、彼が帰宅することはありませんでした。
そのあと電話もつながらず、私は心配で眠れず一夜を明かしたのです。次の日の朝方帰宅した彼。
「なんで昨日帰ってこなかったの? なにしてたの?」と問い詰めると、「ごめんね、電話かかってきたとき、すでにだいぶ乗り過ごしちゃってて正直に言えなかった」とのこと。
「電話も通じなかったけど、どこにいたの?」とさらに問い詰めると、「ネットカフェに泊まりました」と申し訳なさそうにしています。
そのときに「心配かけてしまったと思って電話を取ることができなかった。次からは絶対に寝過ごしたりしない! 飲みに行ってもベロベロに酔っ払うまで飲みません」と、彼から謝られました。
しかし、今も相変わらず彼はベロベロになるまで飲み、終電を逃す、寝過ごすことを繰り返しています。
彼の反省は口だけだと言うことがようやくわかってきた私。
「もう心配なんかするものか!」と思い、最近は彼が飲み会に行った日は、早々と玄関ドアにチェーンをかけ、携帯の電源も落とし、眠ることにしています。
まとめ
最近は彼のことを「小4男子」と思うようにしています。そのくらいの男子って口は達者ですが中身はお子様ですよね。
「小4男子がまた口だけで謝ってる、口だけでわかったようなこと言ってる」と思えば、まだ我慢できると思うのです。
でも実際は36歳の立派なおじさんなんですけどね。