私が体験した最悪すぎる接客エピソード3つ

怒る

35歳男性。中学校の教諭をへて、現在は東京都内のIT企業に勤務。若はげが原因で、理容室でカツラをつくったり、カツラメーカーで増毛をこころみるが、そのたびに嫌な接客を味わった。また証券会社では、貧乏人扱いを受けて屈辱を味わい、もう二度とあの証券会社は利用しないと決心している。趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

最悪すぎる接客エピソード1.理容室ではずかしめを受けた

床屋

 

私は、若はげでして、大学生のころには頭頂部が薄くなっていたんです。

このため、実際の年齢は20代前半でも、40歳くらいに見られることも。

 

そのため、私は大学4年生のときに、当時としては大金を使って、カツラをつくったことがあります。

大学生ですから、貯金は30万円程度。

 

大手カツラメーカー行って聞いてみると、金額が高すぎて、とても手が出ませんでした。

大手カツラメーカーだと、100万円かかるとのこと。

 

このため、私は、カツラを安くつくってくれる店を探しました。

すると、普通の理容室で、カツラを30万円程度でつくってくれるところを見つけました。

 

さっそく、日曜日にたずねてみました。

普通の理容室だったのですが、カーテンで仕切って、中が見えない個室があるんです。

 

私は、その個室へとおされて、そこで、カツラのカタログを見せられました。

前とうしろの2か所をカツラのとめ具で、装着する形式ですね。

 

そして、髪の毛の色を黒色にするとか、髪の毛の長さは耳がでる程度にするなどを決めました。

頭の形の型取りしてもらい、順調に作業が進んでいました。

「普通の理容室なのに、好感が持てる」感じなんです。

 

ところが、頭の型をとる型紙のようなものを私の頭にかぶせたときです。

そのままの状態で、店主が数分、個室から出て行ってしまった。

 

しかも店主は、カーテンを開け放って行ったのです。

もちろん、待合室から私の姿が丸見え。

 

ずいぶん、デリカシーに欠ける店主だと少しイライラ。

すると、待合室にいた高齢の客が「あれは、カツラをつくってるんだよ」と、若い客に教えているのが聞こえました。

 

それから3週間後、カツラができあがって、装着しに行きました。

私がカツラを装着しているタイミングで、店主がまたも戻ってこないことが。

 

待合室にいた客が「あれヅラだぜ」と、言い合ってるのが聞こえるんです。

人生なかで、これほどの屈辱を感じたことは、ありませんでした。

 

カツラ代金の30万円払いましたが、結局、カツラを使うことはありませんでした。

 

 

最悪すぎる接客エピソード2.散髪で侮辱的な行為をされた

散髪

 

理容室でカツラをつくったにもかかわらず、一度もカツラを使うことはありませんでした。

しかし、若はげが進行し、教諭になってからは生徒たちの視線や、ほかの教諭たちの視線が気になります。

 

そこで、今度は大手カツラメーカーに出向くことに。

給料をもらう身分になりましたので、分割でカツラを購入できると思ったのです。

 

日曜日に、話を聞いてみると、「カツラをつくるよりも、増毛をする人が増えているんです」との説明。

そこで、ためしに10本くらいの増毛をやってみたんです。

 

たしかに、自然に髪の毛が増えたような印象を受けます。

思い切って、150万円で増毛商品を購入する契約をすることに。

 

増毛は、自分の髪の毛の根元に、人工の髪の毛を結びつけます。

このため、3週間くらいたつと、結び目が上部にあがってきてしまいます。

 

そこで、増毛にともなって普段の散髪も、このカツラメーカーの個室でやってもらうことにしたんです。

この、散髪が悲惨のはじまり。

 

散髪は、理容師の資格を持っていないとできないはず。

ところが、このカツラメーカーの人の散髪技術が、下手すぎる。

 

散髪に慣れていないと思いました。

髪の毛の長さが揃わなくて、クレームをなん度も入れました。

 

すると、クレームを入れた散髪の担当者から、報復されたんです。

わざと、髪の毛を虎刈りのようにして「じゃあ、これから休憩に入りますね」と言って、個室から出て行ったきり。

 

私は、虎刈りのまま待たされることになりました。

30分も放置。

 

そして、この担当者は煙草の匂いをただよわせて、戻ってきたのです。

あきらかに、接客業務の怠慢。

 

客である私が、これほど低く見られるのは、耐えられない侮辱だと思いました。

 

 

最悪すぎる接客エピソード3.証券会社で貧乏人あつかいを受けた

株

 

私の趣味は、株式投資。

普段は、インターネット証券を利用していますが、大手証券に口座を開いたあと、大手証券でIPOの相談をしました。

 

対応した女性社員が「お客様の資金はおいくらほどですか」と、聞きます。

私は「300万円です」と。

 

その女性社員は、「少々お待ちください」と言って、オフィス入っていきました。

そして「300万のお客さんが、IPO株ほしいってどうする?」と、言っているのが聞こえてきたんです。

 

すると男性の声で「そんな金で、割り当てられるわけないだろ」と、言っていました。

女性社員の「そうだよね!」と、言う声。

 

その後、女性社員が戻ってきて「こちらは、抽選となります。申し込まれますか?」とのこと。

私は「ずばり、300万円で当たりますか?」と、尋ねてみました。

 

すると「当店のお客様のご入金額は、1億円規模なんですよ」と、失笑。

私は、「もういいや」と思って、店を出ました。

 

「世のなか、金だな」と思った瞬間でした。

 

まとめ

証券会社のように、金を持っていない客を意識的にバカにするケース。

理容室の店主のように、悪気があるのかないのか、わからない接客をするケース。

 

接客にもいろいろありますが、接客態度に嫌気がさして、その店に対して嫌悪感を抱く客も多いです。

接客業に従事している人は、接客態度に注意すべきです。