否定ばかり!批判ばかり!いつも否定的な人のエピソード3つ

否定する女性

35歳女性。

10数年の社会人経験を経て、結婚出産、現在育休中。

 

否定が大好きな母親を反面教師として、自分は人を否定しない寛大な人間になれるよう、修行しています。

子育てにおいてもできるだけ否定はせず、「認めて・褒めて・育てる」を励行中です。

 

 

いつも否定的な人のエピソード1.幼いころから、否定しかしない母親

怒る人

 

物心ついた時から、母親には否定されたことしか、思い出すことができません。

幼いころというのはとくに、世界のすべてが母親といっても、過言ではありませんよね。

その母親が、「『肯定』という言葉を知らないのではないか」と思うほど、否定だらけの人でした。

 

そんな母親に育てられたので、とにかく母親に褒められたい一心だった私。

勉強や、スポーツ、習いごとなどなんでも全力で取り組み、元来真面目な性格だったこともあり、なんでもよい成績を収めていました。

 

しかし、テストで100点をとることは、母にとっては当たり前。

もし95点でも取ろうものなら、「詰めが甘い」「ここが弱い」など、否定的な言葉がかえってきます。

 

中学、高校になり部活動に専念しはじめると、「お金がかかる」「休みの日まで、お弁当つくるのは面倒」など、否定的な言葉の嵐でした。

 

社会人になり実家を離れた私が、たまに帰省すると、こう言って、私を否定しまくるのです。

「着ている服が似合っていない」「仕事ばかりしてないで、早く結婚しなさい」と。

 

そして、料理をつくると「美味しくない」「やっぱりあなたは、なにもできない」と否定の嵐。

それでもなお喜んでもらおうと、母の日にプレゼントをするも、「今年は安物だったね」と言われたりしました。

 

そんな私が、妊娠・出産・子育てにさしかかったときのこと。

妊娠時代に切迫早産気味になり、医師に自宅待機を命ぜられた時、母親が発した言葉は、やはり否定的なものでした。

「あなたはおおげさね、動かないから、余計ダメになるのよ」

 

そして、無事出産し、子育てに奮闘する毎日がはじまった時も、同じです。

母は泣き止まない子どもを抱っこしながら、「あなたのママは抱っこがへたくそですね~」と、赤ちゃんに話しかけていました。

また、母乳育児に躍起になっている私にむかって、「母乳でてないんじゃない?」と、嫌味を言います。

 

笑えるくらい否定され続けて、今では客観的に母親のことを見られるようになりました。

否定されることに慣れてしまった私ですが、結局、そんな母親とは距離をおくようにしています。

 

いつも否定的な人のエピソード2.仕事のやり方を否定しまくる先輩

怒る女性

 

社会人も何年か経ち、ある部署へ異動をした際のお話です。

異動したてのころは、やはり右も左もわからず、先輩について、一つ一つ仕事のやり方を教わります。

 

はじめは見よう見まねで、先輩がやり示してくれた通りにやっていました。

しかし、何か月か経つと、少しずつ仕事にも慣れてきて、自分自身で少しやり方を変更。

自分なりに考えながら、仕事を進められるようになっていったのです。

 

ある日、違うやり方で仕事を進めてしまったとき、能面になって私のところへやってきた先輩。

「なんでこのやり方でやったの?」と聞かれたので、私が「『こちらのほうが早いかな』と思って、このように思ってやりました」と答えました。

すると、理由はなしに、「勝手に、今までやってきたやり方を変えないで」と否定されたのです。

 

また、メールの打ち方一つでも、その先輩に指示を仰がないと、打てないような状況でした。

お客様宛や社内向けにメールを打ったあとで、赤ペン先生をされて、そのメールが返信されてくるのです。

 

それが、本当に意味のある赤ペン先生なら、納得できます。

しかし、少しの言い回しに関して、揚げ足をとったかのような指摘だらけ。

 

もちろん、勉強になりますし、至らない点は注意してもらってありがたいのですが、すべてにおいて頭ごなしの否定から入るのです。

とにかく、私がやることなすことを毎回否定されて、結局は「自分を誇示したいだけの人なんだ」と分かりました。

 

私は仕事とは、「常に改革・革新して、新たなやり方をどんどん見つけて、やっていくほうがいい」と思っています。

自分を誇示したいだけの、その否定的な考えにはついていけませんでした。

 

 

いつも否定的な人のエピソード3.子育てを否定してくるママ友

怒るお母さん

 

子育てをしていると、仕事をしていた時に比べて、自然と交友関係の幅が狭まってしまいます。

そんな閉ざされた環境のなかでも、やはり、否定しまくる人というのはいるものです。

 

自分の子育て方法や選んだ子育てグッズが最高だと思い込み、人のやり方を否定してきます。

たとえば、「離乳食を食べてくれなくて」と一言発すれば、すでに分かりきったことを次から次へと、否定的な言葉で連発。

「味が美味しくないんじゃない?」「ごはんが硬すぎるんじゃない?」と。

 

私がアンパンマンなどのキャラクターもののグッズを持っていれば、持論を展開してきます。

「私は小さいころから、キャラクターものは与えないようにしているの。安っぽいから」

 

また、子どもが泣いていたので、抱っこしてあやしていると、「すぐ抱っこしたら、抱き癖がつくからダメだよ」と姑バリの否定。

そのうえ、「放っておいたら、我慢できる子になるから」と、昭和の子育てを押し付けてきます。

 

こんなことが重なり、もちろん、そのママ友とは距離をおくようになりました。

 

まとめ

どんな環境に身をおいても、「何ごとにも、否定しまくる人」というのはいるものです。

否定しまくる人はもしかすると、自分に自信がないのかもしれません。

もしくは、人を否定することで、自分を成り立たせているのかもしれませんね。

 

「可哀そうで、寂しい人なのかな?」と思って接してみると、まだ我慢ができるのかもしれませんが……。

自分にストレスになる場合は、距離を置くことをおすすめします。

 

ですが、もし余裕があれば、否定する人を逆に肯定してみてはいかがでしょうか。

その人の否定癖が、少しは緩和されるきっかけになるかもしれません。