私が教わった異常なほどのバカ教師のエピソード3つ

バカ

32歳、女性。結婚後は専業主婦。小学生のころから、先生運は良かったが、中学生の一時期だけは地獄だった。このときに、学校生活における担任の重要性を実感。自分の子どもは、「良い先生に教われるといいんだけど」と、今から不安に思っている乳児の母。

 

 

異常なほどバカ教師エピソード1.生徒を対立させようとする

生徒

 

中学生のときの担任が、本当にバカじゃないかと思えるほど、異常な言動ばかりとっている教師でした。

生徒からは、いつもピンク色のジャージばかり着ていたため、ピッピというあだ名で呼ばれていました。

 

教師は、当時50代で、もじゃもじゃのおばさんパーマの女性。

体育が専門で、運動ができない私のような生徒を目のかたきにしていました。

 

そんな彼女がお気に入りなのは、もちろん運動ができる生徒です。

体育の成績さえ良ければ、なにかといってその生徒をひいきにしていました。

 

それだけなら、勉強ができなくても、認めてくれる良い先生なんですよね。

だけど彼女の場合は、優秀であっても、体育が苦手なら人間として認めてくれないんです。

 

どれだけ優秀でも、「数学の勉強をする時間で、倒立の練習でもしたら」としか言いません。

はたから聞いていても、「どうして、そんな嫌な言いかたをするんだろう」と、気持ちが悪くなるほどでした。

 

挙句の果てに彼女は、クラスの体育が苦手な生徒だけを集めて、マット運動の補習をはじめました。

といっても、先生が指導してくれるわけではありません。

 

できない生徒が、得意な生徒に頭をさげて、頼まないといけないんです。

せっかくの休み時間や、放課後をつぶされることに不満があるのは、みんな一緒です。

 

だけど、その原因は「体育ができない子にある」と、いう方向に持っていくわけです。

ピッピとしては、クラスメイトの仲は良くなり、体育の成績も上がると考えていたのでしょう。

 

でも、まったくそんなことは、ありませんでした。

補習がはじまってからは、それまで仲が良かった子たちとも、ギクシャクするようになってしまいました。

 

クラスのなかに、変なカーストができあがってしまったんです。

中学生といえば、なにも考えずに学校生活を楽しめばいいだけの、気楽な時期のはず。

 

そんな時期に、ピッピのようなバカ教師が担任になったことが、悔しくてたまりませんでした。

 

異常なバカ教師エピソード2.生理中でもプールに入れと強制する

プール

 

ピッピは女性ですが、だからといって、女子生徒の事情に理解があるわけではありません。

体力のない女子は嫌いでしたし、体育の授業を休もうとする生徒のことは、毛嫌いしていました。

 

思春期の女子生徒にとって、夏場にあるプールの授業は悩みの種です。

体型を気にする年ごろなので、水着を着るのが嫌だというのもあります。

 

しかし、問題は生理のとき。

体調は悪いし、授業を見学することになって、生理中だということを知られるのも嫌なものでした。

 

とはいっても、体調的にも衛生的にも生理中は、プールの授業は見学するのが常識です。

だけどピッピは、生理を理由にプールを休むことを許しませんでした。

 

「水のなかに入っていれば、血は出てこないから大丈夫」と言って、無理やり出席させようとするんです。

プールに入りたくないのは、出血していることだけが理由ではありません。

 

授業中、ずっと水のなかに入っていられるわけではありません。

自分も女性なら、それくらいのことは理解しているはずです。

 

しかし、ピッピは相手の身になって考えことができない、バカだったんです。

仕方がないので、生理でプールを休みたい生徒は、別の理由をよそおっていました。

 

ピッピには嫌味を言われますが、ガマンするしかありません。

プールの授業がはじまってしばらくたったころ、親を通じて抗議してくれた子がいました。

 

それからは、生理の1~3日目までは休めることになりました。

しかし、出血量の減る子が多い、4日目以降は強制的に水のなかに入れられました。

 

私もこれがきっかけで、プールが大嫌いになってしまいました。

 

 

異常なバカ教師エピソード3.生徒に「死ね」と言う

死

 

親からの抗議があったからと、ピッピはおとなしく従うような人間ではありません。

親からのクレームなんて出させたら、より態度が厳しくなるのが普通だったんです。

 

だからこそ、私たちも、なにを言われてもじっと我慢していました。

どうして、ピッピ側が譲歩したのかというと、教育委員会からの指導が入ったからです。

 

最初から、教育委員会まで話がいったわけではありません。

きっかけは、プールの件で親から電話が入ったことでした。

 

それを学年主任から聞いたピッピは怒り狂いました。

私たちに、「プールの授業をやらないやつは、海でおぼれて死ね」と、言ったんです。

 

いくらピッピとはいえ、「死ね」は言いすぎでしょう。

それを聞いた親こそ、怒りが収まらなかったのか、教育委員会へ直接訴えたようです。

 

そのため、ピッピには処分が下され、いやいや譲歩したようです。

そこまでしないと、自分の非を認められないピッピは本当に異常です。

 

子どもながらに、恐れを感じていたことを覚えています。

 

まとめ

大人になった今では、ピッピになにを言われようが、反撃してやればよかったと思います。

中学生のころは、毎日学校が嫌でたまりませんでした。

 

教師が、必ずしも人間的に素晴らしい人ばかりではないのは、仕方がないのかもしれません。

だけど、せめてピッピのようなバカだけは、まぎれこまないように、してほしいものです。