20代で家を買ってよかったこと3つ、よくなかったこと1つ

安心する女性

34歳女性、専業主婦。

一児(小学生)の母です。

 

2017年3月まで、金融機関にて勤務。

2008年に結婚し、2009年に妊娠が発覚しました。

 

つわりで苦しむうちから、家探しを開始し、都内(郊外)に、新築の戸建を購入。

現在、家族三人で、その家に居住中です。

 

 

20代で家を買ってよかった3つこと

20代で家を買ってよかったこと1.退職前にローンが払い終わる

シニアの女性

 

20代で購入ということなので、キャッシュで買える方は少ないと思います。

大抵の場合、家を購入する際には、ローンを組みますよね。

我が家は、家を買った当時、夫は27歳、私は26歳でした。

 

私は妊娠したばかりで、共働きです。

二人の独身時代の貯金と、結婚後1年でためたお金を合わせて、わずかばかりの頭金にしました。

最終的に、都内(郊外ですが)に、戸建ての家を購入したのです。

 

当たり前のことですが、購入時期が早ければ早いほど、楽です。

なぜなら、たとえ、ローンの期間が長くなっても、現役で働いているうちに、返済を完了することができるからです。

 

35年ローンを組んだとしても、20代なら退職前に払い終わることができ、老後にも余裕が出ます。

老後の生活設計も、立てやすくなりますね。

 

繰りあげ返済も一度だけしましたが、それほど焦ることなく、返していけるのも、大きな魅力だと思います。

 

20代で家を買ってよかったこと2.多くの場合、子どもを転校させずに済む

一軒家

 

お子さんがいらっしゃる方、限定の話となってしまいますが……。

早いうちに、家を購入してしまえば、「せっかく、仲のいいお友だちができたのに転校」という事態も避けられます。

 

小さいうちから、近所にお友だちができて、成長しても、付き合いを続けられるというのは、大きなメリットだと思いますね。

「引っ越し」、「転校」というのは、親にとってもそうですが、子どもにとっては、ものすごく大きな環境の変化です。

 

もちろん、やむを得ず、転居しなければならない場合もあるでしょう。

なので、それ自体を否定するわけではありません。

ですが、「親の考えや行動次第で、防げるものであるなら、防いだほうがいい」というのが、私個人の考えです。

 

私自身は、妊娠中に家を購入。

保育園や学校、公園、図書館などが近くにある住宅地を選びました。

なので、歩いて行ける距離に、これらすべてがあるような状態です。

 

近くの遊歩道で、休日に散歩をするたびに、「ここに、家を買ってよかった」と感じています。

子どもが産まれる前に、子どもの成長を考えて、場所をじっくり考えられるというのも、利点だと思いますよ。

 

我が家の子どもは、現在小学二年生ですが、保育園のときからのお友だちと、毎日のように近所で遊んでいます。

その姿を見ると、「家を買っておいてよかった」と、心から思えるのです。

 

 

20代で家を買ってよかったこと3.社会的信用度があがる

ビジネスマン

 

「持ち家がある」ということは、「ローンの審査が通る」、つまり「返済能力が、十分にある」ということ。

しいては、「それだけの収入がある」ということの証にもなるのです。

 

とくにまだ若く、それほど収入の多くない20代のうちに、家を購入するということは、いい意味で注目されます。

実際に、「職場の人たちや、親戚からの信用度もあがった」と、感じました。

 

夫の祖父からは、当初、資金の援助の打診もありました。

しかし、熟考の末、お断りして、自分たちだけの力で買ったのです。

当時、そのことでよく褒められたのを、今でも思い出します。

 

もちろん、「持ち家か、賃貸か、どちらがいいのか」ということは、人それぞれ考え方が違うでしょう。

「持ち家があるから、信用できる」とは、一概に言えません。

 

ですが、家を購入するということ自体に、相当の時間やお金、さらに立地面などの熟考を重ねる必要があります。

20代という、まだ人生経験もそれほどでもないうちに、家を買うということは、それなりに注目に値することだと思うのです。

 

半面、「勢いのみで、考えなしに買ってしまう」ということもあるかもしれません。

それでも、上記に挙げたメリットは変わらないと思います。

 

20代で家を買ってよくなかったこと

20代で家を買ってよくなかったこと1.後悔しても遅い

困っている女性

 

我が家の場合ですが、夫婦二人とも、共働きで、20代半ばです。

なので、それほど予算は、多くありませんでした。

必然的に、戸建ての家のみを見て回ることになったのです。

 

中古物件も、視野に入れていた私たち。

ですが、予算の関係で、当初「住もう」と思っていた市をあきらめ、少し不便なところに、家を買ってしまいました。

 

家は、場所や沿線によって、大きく価格が変わります。

買う時期によっても、まったく変わってきますよね。

 

結果的に、当初よりも郊外の土地に、新築の戸建てを買うことができたので、満足していますが……。

「あのとき、もう少し、予算があったら……」

そう考えてしまうこともあります。

 

戸建ての家というのは、もうすべてができあがっているわけですから、住む人間が家に合わせなければなりません。

家に、自分たちを合わせていく生活ですね。

 

「庭がこういう形だったらよかった……。駐車スペースが狭い……。和室はいらなかった……」

あとから、このように思っても、もう遅いのです。

 

もちろん、「リフォーム」という手で、いくらか改善できるかもしれません。

ですが、それではあまりにも、お金がかかりすぎてしまいますよね。

 

その点では、しっかりと貯金をし、自分たちの納得のいく、注文住宅を建てたほうがいいと言えます。

 

まとめ

いかがでしたか?

これを機に、20代で家を購入するメリット、デメリットについて考えていただければと思います。

 

人生の早い段階で、「家」という大きな要素を決めてしまうことには、「不安」がつきものです。

ですが、勇気を出して購入すれば、その勇気の分だけ、「よかった!」と思える日々が、やってくると思いますよ。