私の不幸自慢。私の強烈に不幸なエピソード4つ

不幸な女性

35歳、女性、専業主婦。
夫と5歳、1歳の子供と暮らしている。
子供の頃から自分に自信がなく、そのせいからかうつ病の持病あり。
父親の死、旦那の病気という事柄に直面する。
人生に対して前向きになりたいけれども、自分の運命が不幸で変えられないかもしれないという不安を持つ。

 

 

自分が不幸と感じること1.母親が毒親だった

泣いている子供と母親

 

私の母親はキャリアウーマンで仕事に打ち込むことが多く、父側の祖父母と同居していたこともあり、私と弟を預けて働きに出ていました。

小さいころから母親不在のような環境で育っていて、休みの日には母親はいたのですが、持ち帰り仕事などで忙しく、常にイライラしていて、あまり一緒に遊ぶことがなかったです。

 

そして批判的な母親で、私に対してもことあるごとに、暴言と思われることを言ってきました。

私がピアノを習って練習していると「私はもっとうまかった」という風に「まだまだ、下手くそ、音が外れている」とも言われました。

それに、マラソン大会で一位になったときにも「速い人が休んでいただけなんじゃないの」と言われ、褒めてもらえることがなかったです。

 

すべてに対してそういった言われ方をしていて、私は人の顔色を見る、そして自分に自信がない大人になりました。

強烈に悲しく悔しい気持ちをぶつけても、それは母親には届いていないようで、寂しくて悔しくてなんども自分の部屋で泣いたことも多かったです。

早く大人になりたい、そして家を出たいという風にも思っていました。

 

私の生きにくさを感じる考え方の原因になったのが母親で、大人になってから毒親という言葉を知りました。

私のことを否定し続けた母、愛を感じさせてくれなかった母は毒親だったんだなと感じています。

 

今でも母親は相変わらずで、私が第二子を計画しようかどうか悩んでいたときに、「もしも産んでキャパシティーを超えてしまったら、協力できる範囲でしてもらえるとうれしい」とお願いしたときも。

「子どもがほしい人はいくらでもいるし、子どもを預ける施設もあるじゃない」という風に言われてしまいました。

そういった言葉の積み重ねは、決して忘れることができず、心がえぐられるように突き刺さっています。

 

自分が不幸だと感じること2.父親が50歳という若さで急死をした

病気の傾向

 

私が20歳になった大学2回生のときに、突然父親は急死をしました。

私は母親のことは苦手だったのですが、父親は優しく好きな存在で、自分にとって大事だと感じていました。

 

しかし、風邪をひいていて、それをこじらせたのが原因なのか、夜にトイレに行って、ベッドに戻ってきたときに倒れて、そのまま帰らない人となったのです。

原因として急性心不全。

 

父親が亡くなったときには、私20歳、弟19歳、弟14歳という年齢で、まだまだ家族にとって父親が必要な状態でした。

なぜ急に死んでしまったのか、そして50歳という若さでこの世を去らなければいけなかったのか、ということを繰り返し考え、強いショックを受けました。

それから自分の人生観は大きく変わり、虚しさということを感じています。

 

いつなにがあるかわからない虚しさ、そして真面目に生きていても降りかかってくる災難、というのを20歳で体験して、それからどこか冷めたような人間になったように感じます。

幸せが続くと思っても、そうなるかわからずに怖い、信じるものがなにかわからない、というような気持ちで生きています。

 

父親が死んでしまったショックというのは、時間がたつと解決するものではなく、今もなお、夫の両親は父親と同年齢なのですが、健在でまだまだこれからという感じなのを見て、なぜ父だけと感じています。

 

自分が不幸だと感じること3.結婚して3年目で夫がガンになる

病気の傾向

 

私が夫と結婚したのは28歳のときで、夫も同い年です。

翌年には第一子である娘を授かり、育児の大変さを感じながらも、日々の生活に一生懸命に向き合っていました。

 

そんななか、夫は胃の調子が悪い時期が続いていて、病院では胃炎や胃潰瘍という風に言われ、それを信じていました。

しかし、いつまでも治らないということで違う病院を受診した結果、胃ガンだということが発覚。

 

その告知を聞いたときには、頭が真っ白になるような、クラクラするようなそんな気持ちがしました。

そしてそのガンも早期ではなく、進行ガンで「すぐに手術が必要だ」と言われたのです。

 

夫はすぐに入院をして胃を摘出する手術を受け、5分の1しか胃は残っていません。

「あと半年遅くなっていたら、命がなかった可能性の方が高い」と主治医から言われた際には、真っ青になりました。

夫と同じ状態の進行度の人が5年間生きている人は、7割という結果で、3割の人は5年以内に亡くなっているのです。

 

ガンは5年経過後に完治といわれていますが、今そろそろ4年目を迎えるといった時期です。

最初の1~2年は再発の可能性が高いといわれる時期で、生きた心地がしませんでした。

再発をすると打つ手がなく、ほぼ100%の死を意味するという文章を本で読んだときから、その文面が頭から離れません。

 

まわりの旦那さんは元気なのに、なぜ30歳すぎの夫が大病を体験して、ガンにならないといけなかったのか、なぜ私だけこんな思いをするのか、ということを繰り返し考えてました。

自分は不幸だと、なにか不幸な運命を背負っているのかと思いました。

 

 

自分が不幸だと感じること4.精神的に不安定でうつ病を持病として抱えている

カミングアウト

 

私は母親が毒親というところが大きいのですが、物心がついたときから、活き活きしていた時期は短く、なぜか物事を悲観的に考えては、不安に感じたり、悩んだりしながら生きてきました。

20歳過ぎからは精神的な不安定さがあり、うつ病になり通院をしました。

そのときは半年ぐらいで治ったのですが、第一子産後にうつ病になってしまったのです。

 

このうつ病は厄介で5年が経過した今でも、まだ完治できずに、病院に通い服薬をして治療をしています。

うつ病になっているときには、なにをしても楽しくない、消えたいというような思いがしますし、絶望感でいっぱいのなかを、なぜか毎日生きているという状態です。

 

私はうつ病のなかで育児をして、夫の闘病生活を支え、自分でももうどうなったのかわからないぐらいの時期もありました。

私のなかに持病としてあるのがうつ病で、まわりの心が健康な人よりも不幸だと思っています。

 

まとめ

このように自分は不幸だなと感じることが多い人生を生きてきました。

これから先に、あと半分人生が残っているので、残りは幸せなことが続いてほしいです。

 

こういったことから自分は人よりも不幸を多く経験しているのではないか、と思います。

それをバネにしてこれから先の人生が、穏やかで幸せが多いことを願っていますが、どうなるのかなと不安も感じています。