超不細工の私が受けた不細工差別のエピソード3つ

泣き崩れる女性

26歳男性。現在はフリーランスとしてライターのお仕事をしております。昔は90kg以上あったデブで顔中はニキビだらけで歯並びも悪いとまさに不細工でした。今では矯正で歯並びが改善され、ニキビも消えて体重も70kgまで落ちました。今はフリーランスとして活動しながら、就職先を探して活動中です。

 

 

超不細工の私が受けた差別エピソードその1.道を尋ねられたときに…

道路と住宅街

 

超不細工というのは本当に損しかないかと思います。

よく「人は中身だ」と言う方もいるのですが、やっぱり人は外見を先に見る生き物です。

超不細工だったりすると赤の他人も露骨に嫌な顔をしてきたりしますし、ときには差別に近いような仕打ちを受けたりしました。

 

昔の私といえば、顔はニキビだらけで歯並びも悪い、しかも90kgを超えるデブだったので、超不細工な部類な方ではありました。

ですが、高校では女友だちもちゃんといたので、自分のルックスが原因でひどい仕打ちを受けたことはありませんでした。

 

しかし、超不細工ゆえに受けた仕打ちとして、道をたずねられたときのことは今でも思い出します。

私は高校に通っていたときに、冬場は風邪を引かないように普段マスクを装着していたので、口元はあまり見えない状態がほとんどでした。

 

そして、高校から下校中に見知らぬ若い女性に「すみません、道を聞きたいのですが」と声をかけられたので、マスクを外して場所を教えようとしたら露骨に「ゲッ…」な表情をされたのは覚えています。

道の行き方を教えたら「どうもありがとうございました…」と言って、そそくさと逃げていきました。

 

そのときの私は「急いでたのかな?」とのん気に考えていましたが、あとから考えれば超不細工ゆえに露骨に嫌な顔をされたのは、これがはじめてだったのです。

さすがに見知らぬ人とはいえ、あのできごとは今思い出しても、明らかに私の顔を見るなり「ゲッ…」という嫌な顔をされたことは、今でも不快に感じる差別エピソードの一つです。

 

超不細工の私が受けた差別エピソードその2.おつりを…

たくさんのおつり

 

自分が超不細工なのはわかっておりましたが、それでも「仕方ないものだ」と悟っていて、気にしないことにしていました。

ですが、やはり赤の他人は冷たいことが多く、それはスーパーで買い物をしたときのことでした。

 

あるとき買い物を完了してレジに進み、お金を渡そうとしたときにレジの女性と目が合いました。

そのときのレジの女性がした表情が「うえ…」という感じだったことも印象深かったです。

 

そして、私がお札を渡そうとすると、物を摘むようにして受け取るという接客業にあるまじき行為で受け取ったのです。

私は困惑しましたがもっとひどかったのはおつりを渡されたときです。

 

基本的にそのスーパーではお釣りの渡し方は、相手の手に触れるように渡すものですよね。

しかし、なんとそのレジの女性は私の手によっぽど触れたくなかったのか、上から落とすように私の手にお金を落としてきたのです。

 

接客業としては本当にあるまじき行為であったため、家に帰ったあとで母にこの件について話したところ、母もカンカンに怒って、すぐにそのスーパーに苦情の電話を入れました。

後日、スーパーの店長さんが直々に家まで謝罪にきてくれたのです。

しかし、そのときに接客したレジの女性は上記の行為をとがめた途端に「私が被害者ですよ!あんなのに見られて不愉快だったのはこっちです!」みたいなことを言い出したらしく、そのまま反省もせずに辞めてしまったそうです。

 

そのスーパーは今でも利用することはありますが、やはり訪れたときにふとこのできごとを思い出して嫌な気分になってしまいます。

そして、私が超不細工ゆえに受けた差別エピソードとしては、最初から最後まで不快な気分にしかなれないできごとでした。

 

 

超不細工の私が受けた差別エピソードその3.勝手に撮影された…

道路とカメラ

 

ツイッターやフェイスブック等のSNSが普及してきたころに、一度だけ見知らぬ人間に、携帯で撮影されたことがあります。

有名人や俳優ならばともかく、超不細工の私を撮影する、となるとやはり良いことではありませんでした。

 

そのことを知ったのは、友人からの連絡で「お前の顔写真がネットにアップされてるぞ」と教えてくれたことがキッカケです。

友人が教えてくれたSNSのサイトにいくと、たしかに私の顔写真が撮影されていたのです。

 

しかもタイトルが「俺が見つけた超不細工面」のようなタイトルでさらし者のような状態で見つかったので、すぐに削除要請をしようとしました。

しかし、SNSをやったことがない私にはやり方がわからず、連絡してくれた友人にやり方を聞きました。

 

友人のサポートもあって、SNSの運営に顔を晒しあげされていること、バカにされている内容を苦情としてメールで送りましたが、内心は「本当に対応してくれるのか?」と不安でした。

そして、次の日に見てみるとさらした相手のアカウントが見れなくなっていました。

 

SNSのアカウントを自分で削除したか、運営から制裁を受けたのかわかりませんが、なにはともあれ私の写真は消えていました。

どんな理由があるにせよ、無断で人の顔をネットにアップロードするのは「肖像権侵害」ですし、軽い気持ちでも「超不細工だから笑い者にして良いだろう」という考えは決して許されることではありません。

 

まとめ

今は歯並びを矯正する治療を受けて、歯並びは改善されましたし、90kg以上あった体重も70kgまで減り、顔もニキビだらけではなくなりました。

そして、超不細工だった私が言えることとして、人の顔を見て嫌な表情をしているときの顔こそ、人における本当に超不細工な顔なのです。