30歳の会社員の男性。
転職歴はこれまで2回で、なにかと人間関係に苦しむ。
精神的には強くはない。
恋愛経験は豊富で、これまで数多くの女性と交際してきた。
趣味はフットサル。
最近、交際していた女性と結婚。
独身時代の家族構成は父、母、兄がいる。
嫁をさらに大好きになったエピソード1.LINEの文章が変わった
わたしは嫁と結婚をすることが決まってから、最初のほうはけんかをし、やっぱり別れるなどという話になったことがあります。
そのケンカのひとつのきっかけは、LINEです。
それはクリスマスのこと。
クリスマスにショッピングセンターで待ち合わせし、「おたがいにクリスマスプレゼントを買おう」という話になりました。
そしてその後、「クリスマスのイルミネーションを見に行こう」という計画だったのです。
その打ち合わせをLINEでしていた私。
こんな楽しい内容なので、わたしはLINEに顔文字を入れているのに、嫁は顔文字も絵文字もスタンプもありません。
「了解」などといった返事をしてきました。
いろんなやりとりをしたけど、一切顔文字や絵文字やスタンプがないのです。
ですので、わたしはちらっと「顔文字とかいれてほしいな」と送りました。
わたしは正直かなり腹がたっていましたが、「きつく言うとよくない……でも言いたい」という気持ちがあったのも事実。
しかし、優しくLINEで文字伝え、顔文字もつけてみたのです。
すると、彼女はちょうど運転中らしく、「運転中だから、いれられない」とまた顔文字、絵文字、スタンプなしで返してきます。
わたしはさらに腹が立ちました。
わたしが珍しく、「顔文字とかいれてほしいな」と言ったにも関わらず、いれないんです。
「文章が入力できるなら、最後に顔文字をつけるだけでいいのに」、「どこかで停車して、顔文字を入れてくれたらいいのに」。
こう思いましたが、彼女はそれをしません。
なぜかというと彼女は素直になれない、意地っ張りな性格な女性だからです。
そして、ショッピングセンターでわたしは不機嫌な表情で過ごしました。
そして、気まずい空気のまま買い物。
そして買い物が終わり、そのことでケンカになったのです。
わたしはもう直接言いたかったし、彼女も思っていることがあるなら言ってほしいみたいだったので、伝えて、そしてケンカになりました。
それだけが要因ではもちろんないけど、一時期は別れる話にまで発展。
しかし、彼女はわたしのことを改めて好きだと認識し、自分の素直になれない性格を直してくれました。
ですので、今では顔文字や絵文字、スタンプが以前より増加。
彼女は10年くらい前から男性に甘えられない、素直になれない、意地っ張りな性格であったのですが、それを今では直してくれています。
決してそれは簡単なことではないと思いますが、わたしのためにその性格を直してくれたのです。
もともと、嫁のことは見た目もタイプで、体型もタイプ。
思いやりはあるし、気が強くなく控えめなので、そういうとこは好きです。
素直になれないことは少しネックにはありましたが、(細かく言えば、ほかにも不満点は少しある)今回の件で嫁をさらに好きになりました。
嫁をさらに大好きになったエピソード2.冷めた発言をしなくなった
嫁は前述のとおり、もともとは素直になれない、意地っ張りな性格です。
これは過去の男性との交際で、男性不信になったからと嫁は言っています。
ですので、結婚が決まってから最初のほうは嫁と話していても、嫁の場の空気が冷める発言にわたしはイラっとしていました。
わたしと嫁がカラオケに行っていたときのこと。
はじめてカラオケに、2人で行きました。
嫁はなんか恥ずかしそうで、歌いながら「声がでない」などと言っています。
そんなことは別に、「恥ずかしがっているんだな、それはそれでかわいいかな」くらいに思っていました。
嫁は、わたしが歌ったあとの反応は冷めています。
一番腹が立ったのは、帰りの車中、わたしは調子に乗っていて、珍しくモノマネを披露。
しかし、彼女の反応はまったく笑わずに、「全然似てない」と言います。
そしてモノマネのひとつである、クレヨンしんちゃんのしんのすけのモノマネもしたのです。
ですが、それに関しては「少し似ているけど、もともとの声とそんな変わらない」という反応をとります。
もともと、そんなにいい声ではなく、声のことは少しコンプレックスに思っている私。
そして今回せっかくモノマネしたのに笑わないし、似てないという嫁。
「しんのすけの声はもともとが近いから、少し似ていると言われるのでは」と思っていたので、かなり腹が立っていました。
そして、そのことを不満に思っていることを後日伝えた私。
すると嫁は、非を認め、かなり反省してくれました。
冷めることを言うのは夫婦生活を続けるうえでよくないし、愛想笑いでもいいから、笑わそうとしたものには笑ってあげることも大切です。
でないと、これからおもしろいことを言う気になれなくなり、夫婦の関係は冷めるばかりでよくありません。
それからは冷めたことを嫁は言わなくなり、おたがい笑い合うことが増えました。
もともと好きだったけど、一緒にいることが前より楽しくなり、さらに好きになったのです。
まとめ
結婚のパートナーというのは、すべてが百点満点ではなく、なんらかの不満点というのがあると思います。
ですが、それらを直してくれる、直そうとしてくれることが、さらに相手を好きになる要因となるのです。