36歳女性。
現在は所有している薬剤師資格を活用し、ドラッグストアでの調剤担当として勤務。
22歳のときに当時の同級生と結婚し、翌年には子どもを出産しながらも、元主人との間の生活の不一致などから、26歳のときにはじめての離婚を経験。
以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子を育てるシングルマザーとして活動中。
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文句ばかり言う旦那のエピソード1.妊娠中にも完璧な主婦業を求める夫
大好きになって結婚した旦那。
しかし、結婚してからの旦那の態度や独身時代との変わりようには、ほとほと私も、愛想が尽きてしまったくらいです。
そんな旦那に対する数々の不満のなかでもとくに気にくわなかったのが、身重の状態だった私に対してまで、くどくどと文句を言う夫の存在。
とくに、妊娠中で満足に自分の思うような行動さえ起こせない私に対して、とにかく主婦として、完璧な仕事を求め続けるのです。
私が、旦那に関する作業のなかで、旦那の願望を満たせるような行動ができていなかったりします。
すると、もうすぐに飛んでくる、旦那からの罵詈雑言。
言葉自体は優しい感じながらも、明らかに「私が全部悪い」という前提のもとで、発せられている内容だと、すぐに分かるほどの文句なのです。
ソレを聞いているだけで、ただでさえ妊娠によるストレスで、ブルーになりがちな私の神経は、どんどんおかしくなってしまいそうになりました。
何度か陰に隠れて、涙を流したことがあったくらい。
1番辛かったのは、どうしてもつわりと腰痛がひどくて、その日は買い物にいけなかったときのこと。
結局、冷蔵庫のあり合わせで、なんとか晩ご飯の分だけは、整えたメニューをつくった私。
しかし、それを見て旦那から「なにこの料理、これで働いてきた俺の疲れを癒やせると思ってるの?」と言われたのです。
これを言われたときには、さすがに頭のなかで「カチン」という音が聞こえたかと思うくらい、腹がたっちゃいましたね。
もちろんですが、そのあとは夫婦げんかに発展したのは言うまでもありません。
文句ばかり言う旦那のエピソード2.産後スグの私の体型に対する心ない文句
女性にとって、妊娠から出産を経験することで、一時的にですが、スタイルが著しく変化してしまうのは、ある意味では当然の現象なんですよね。
私もご多分に漏れず、長男を妊娠し出産して直後までは、もともとの体重だった50kgを大きく超えて60kg近くに。
でも、これは別に食べ過ぎたりしたから、太ったというわけではありません。
妊娠によって女性ホルモンのバランスが乱れたりすることによって、引き起こされる生理現象の一種のようなもの。
妊娠前の食事内容や生活リズムに戻すことで、自然と、もとのスタイルに戻すことができました。
ですが、それを待たずにかけられたのが、旦那からの心ない発言の数々。
たとえば、出産して自宅に帰宅した私に対し、笑いながらこう言いました。
「えー、出産して軽くなったはずなのに、めっちゃ太ったままじゃん」
「まだそのお腹のなかに、双子ちゃんでもいるんじゃないの?」
これまた冗談めかしく、無神経というか人の苦労や気持ちをまったく理解しようとしない、旦那からの文句ともとれる発言の数々。
「ちょっとルックスがイケメンで稼ぎがいいからって、そこまで妻に対して、いろんなことがずけずけ言えるの?」と。
心のなかで思いっきり、ののしってやりたくなったぐらいに、当時の旦那からの発言に心を傷つけられた私でした。
文句ばかり言う旦那のエピソード3.子どもの夜鳴きやぐずりにとにかく文句ばかりの旦那
生まれたばかりの子どもにとっては、泣くことやぐずることもまた、自分の意志を相手に伝える大切なコミュニケーションの一つなんですよね。
痛さをともなって生み出した子どもだからこそ、息子のそういった行為もすべて愛おしく感じるのが、母親としての当然の想い。
逆に、まったく痛みを感じず、出産までを迎えた男性のなかには、ちゃんと奥さんや子どものことを思いやれる、優しい方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、その一方、うちの元旦那のように、本当にデリカシーの欠片もない、心の冷たい男性もいるんですよね。
私の神経をとくに逆撫でしたのが、生まれたばかりの長男に対する彼の文句の数々。
たとえば、夜中にお漏らしをしたり、お腹が減って泣き出した子ども。
それに対し、旦那はなにか行為をしようともせず、舌打ちをしながら「うるさいなー」というばかり。
私が子どもをあやしながら、「だったら、ちょっとは手伝ってよ」と言います。
すると、彼からは「俺は仕事で忙しいんだから、母親のお前がやれよ」と、こちらもまた心のない発言をするのです。
挙げ句の果てには、悩まない子どもに対して、子どもがちゃんと理解できないと分かっているにもかかわらず、大声で「うるさい」と怒鳴るまでに。
というか、「旦那の声のほうがうるさくて、迷惑なんですけど」と、言ってやりたくなるくらいでしたね。
とにかく、自分では父親らしい行動はまったくしないにもかかわらず、子どもに対する文句ばかりは、一丁前の旦那には辟易しちゃいました。
文句ばかり言う旦那のエピソード4.ちょっと休憩するたびに文句ばかりの旦那
外で他人を相手に、仕事を熟す男性の苦労やストレスだって、妻である女性が理解していないわけなんてありません。
大変だからと分かっているからこそ、旦那の偉そうな発言や行動にも一歩下がって対応してますし、感謝だってもちろんしています。
にもかかわらず、「外で仕事をして稼いでいる男が1番偉い」、「家で家事をしている主婦は、男よりも偉くない」と思っている男性は多いです。
うちの旦那も、まさにそれでした。
なかでも、彼からの主婦に対する文句のなかでとくに多かったのが、私がちょっと休憩したり、休んでいる姿を見るだけで出てくる言葉。
それは、「主婦は楽でいいよな」です。
ご飯をつくり終わって食事を食べ、その後の洗い物の片付けをして、綺麗な状態に保つ。
そんな一連の作業をすべて行ったあとで、さすがに疲れたこともあり、ため息を吐きながら私が椅子に腰をかけます。
すると、それを見た旦那からは「そんなに大変な作業でもないのに、ため息とか大げさだよな」という発言。
はたまた、私が一通りの家事を全部終えて、好きなテレビを笑いながら見ている姿を一目見て、こう言うのです。
「家でテレビを見て笑ってられるとか、ほんと専業主婦は楽でいいよな」と。
結局、彼にとって、「仕事をしている男が1番で、家で家事をしているだけの主婦はまったく忙しくない、楽な仕事」にしか見えないようです。
にも関わらず、私がちょっと所用で実家に戻ったりすると、実家から帰ってきた家のなかを見ると、台所は洗い物でいっぱい。
洗濯物はちゃんと洗えず、水浸しでほったらかしなどなど、満足に家事もできていない始末。
「偉そうに文句をたれるのなら、まずは自分がちゃんとやれてからにしろ!」と、心のなかでつぶやいてしまう私でした。
まとめ
主婦のほうも完璧な人間ではないですから、どこか落ち度があったり、ミスをしていたりなんてことは日常茶飯事。
だからといって、頭ごなしに文句を言って溜飲を下げるのは、男らしくない行動ですよね。
うちの旦那も文句ばかりの男性でしたが、男性には女性を思いやる気持ちを忘れて欲しくないものです。