33歳女性。中小企業の会社員。実家にいた学生のころから、母との折り合いが悪く、ケンカや朝がたまでのお説教は日常茶飯事。社会人になって実家を出てからも、精神的なプレッシャーや干渉を受け続け、現在は母との付き合いかたについて見つめ直している。
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本当にうんざり。私たち母娘で仲悪い理由1.とにかく過干渉
私の母は、昔から過干渉なところがあり、私の行動をすべて把握してコントロールしないと、気がすまないようでした。
とくに、異性関係についての干渉がひどく、デートの場所やもらったプレゼントの内容まで、くわしく説明させられました。
社会人になり、家を離れてからは私のSNSをこっそり見ています。
「連絡をくれなくても、近況がわかるから続けてね」と、言ってきます。
私が嫌がるのをわかって、アカウントのフォローはせずにみているようです。
もともとオープンにしているSNSではありますが、なんだかプライベートが監視されているようでした。
また、メールやLINEの返信が少しでも遅くなると「なんで返事が遅いの?」と、すぐに連絡が。
私も働いている身なので、すぐに返信できないこともありますが、ほとんど聞く耳を持ってくれません。
「報連相は義務だ。礼儀だ。」と、日ごろから言われますが、やりすぎにしか思えません。
メールひとつ返信するのですら、億劫。
「母親に対して、こんな感情を抱く私は不謹慎な人間なんだろうか」と、悩むこともあります。
こんな積み重ねから、大人になった今でも母を人として好きになることができません。
本当にうんざり。私たち母娘で仲悪い理由2.私のダメなところばかり指摘する
学生時代、親の期待にこたえようと勉強は頑張っていました。
しかし、いくら良い成績をとっても、ほめられた記憶はありません。
ほかの成績の良い生徒の名前をあげては「あそこのウチはすごいね」とか、「上には上がいるんだ」としか言わなんです。
うちの実家は決して裕福とはいえず、生活は苦しいほうだったのでした。
なので、他人と自分とを比べるクセのようなものが付いていたのかもしれません。
私としては、ささいなことでも良いので、ほめて喜んでほしかったです。
頑張っていることを、認めてほしかった。
親戚づきあいに関しても同様で、親戚とうちを比べ「あそこは親孝行してくれているのにね」と、いつも遠回しに批判されます。
母の親戚は、裕福で家族仲も大変よく、うちの実家が持っていないものをすべて持っているような人たちです。
生活のステージが違うので、比べても仕方がないと思ってしまうのは、私だけなのでしょうか。
いつもグチを聞かされては、なんともいえない嫌な気持ちになってしまいます。
他人の良いところばかり見て、批判をしてくるのでしょうか。
大人になった今でも、母と過ごす時間がとにかくきゅうくつで辛いです。
本当にうんざり。私たち母娘で仲悪い理由3. 父の悪口を平気で子どもに言う
うちの父は自営業なので、いつも収入が不安定でした。
性格面では感情の起伏が激しいところがあり、よく母と口論していました。
子どもには、優しい父親だったと思います。
そういう状況だったので、母は父に対してネガティブな感情しか抱いていません。
私にもよく悪口を言って、ストレス発散していました。
もしかしたら、母は誰かに認めてほしいという気持ちがあったのかもしれません。
子どもにとっては、どちらも親であることに変わりはありません。
父親の悪口を聞かされるたびに、なんともいえない気持ちになり、だんだんと母に嫌悪感を抱くようになっていきました。
私は、いつか子どもができたとしても、母のようなことは決してしたくありません。
どんなに仲が悪くても、人としてダメな部分があっても、自分を産んでくれたかけがえのない人間なのですから。
本当にうんざり。私たち母娘で仲悪い理由4. 娘の幸せを応援しない
私は一度、結婚に失敗しています。
今は、将来を真剣に考えている男性がいますが、お互いの両親にはまだ紹介をしていません。
母は、私が初婚ではないことを非常に気にしているのです。
まるで、バツイチというステータスが、ひどく傷モノであるかのような物いいでした。
幸いにも、相手のほうは「そんなこと気にする家族じゃないよ」と言ってくれています。
でも、母の発言がトラウマになってしまい、急に将来に不安を覚えるようになりました。
本来であれば、娘の縁談がうまく進むように背中を押してくれるのが、親というものではないのでしょうか。
私がいろいろと求めすぎなのでしょうか?
これから先の家族付き合いを考えると、相手がたとの関係よりも、自分の実家との関係に頭を悩ませてしまいます。
まとめ
世のなかには、決して仲良いとは言えない関係性の母娘がたくさんいます。
それでも、自分のお腹を痛めて産んでくれた母親なので、適度な距離を保ちうまく共生できる道を探っていきたいのです。
この記事が、母娘関係で悩んでいるかたにとって、関係性を見つめ直すきっかけとなってもらえたらうれしいです。