28歳女性。地味な事務職勤務。
チャラチャラした人よりも、真面目で誠実な人が好きで、恋愛経験値は不足気味。
趣味は読書で、外出して外で活発に過ごすより、家のなかでまったりゆっくり、恋人と過ごす週末に、楽しみを見出しています。
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似た者同士がカップルになったエピソード1.おたがいあまり異性慣れしておらずギクシャク
私たちが出会ったのは、友人の紹介がきっかけ。
「こんな人いるんだけど、多分合うと思うんだ~」と、友だちから言われて、会ってみることにしたのです。
信頼できる友だちだったので、「会ってみるのも悪くないか」と思って、デートしてみました。
しかし、初デートは会ったときから、非常にぎくしゃくしましたね。
だって、おたがいに恋愛の経験値が、少なすぎたのです。
「向こうがリードしてくれる」と思っていたら、大間違いでした。
似た者同士だったからこそ、これには困りましたね。
ぎくしゃくして、全然二人の距離が縮まらなくて、最初は焦りました。
動揺して、意味分からないことを言ったかもしれないです。
でも、それほど羞恥心はなかった私。
なぜなら、私以上に彼のほうが動揺して、ずっと焦っていたからです。
その焦り方を見ていたら、「この人も私と同じだ!」という安心感を得ました。
それは、似た者同士だったからこその安堵感と言えるでしょう。
似た者同士がカップルになったエピソード2.真面目すぎて延々と他人行儀で堅苦しいトーク
真面目すぎて、踏み込めないのも、似た者同士カップルの特徴。
最初のデートのときに、プライベートの話とかも、ちらほら出ていたのです。
ですが、どうしてもあと一歩踏み込めないせいで、トークがすごく薄っぺらくなっていました。
彼の仕事の失敗話で、「ばかだー」と言いたい場面でも、「そんなこと言ったら、嫌われるかも……」と思って、ツッコめないのです。
そうやって、何度も楽しいトークに持って行けなくて、なんとも盛りあがらない会話が続きましたね。
おたがいに真面目すぎるせいで、あいかわらず、他人行儀で堅苦しいトークが続きます。
「あー、楽しくない」というのが、正直な気持ちです。
私はどちらかというと、本音トークをしてくれる人のほうが好きだったので、初デートは全然楽しくなくてがっかりしました。
でも、今考えたら「人のこと言えなかったな」と思います。
多分、彼も私に同じようなことを思っていたのではないでしょうか?
似た者同士がカップルになったエピソード3.恥ずかしがりな性格のせいでなかなか甘えられない
交際をはじめてからは、すごく初々しいカップルでした。
家のなかならまだ良かったけど、外出先ではどうしても手をつなげないのです。
おたがいに、「恥ずかしがり屋」という共通点があったせいで、どうしても手が握りあえない二人。
手をつなげるようになるまでに、3ヶ月以上かかりました。
それくらい恥ずかしがり屋なせいで、彼に甘えられず悩んだことも。
すごく歯がゆかったし、「手ぐらいつなぎたい」と何度も思いましたね。
しかし、彼が握ってくれないので、つなげなかったです。
そうなると、甘えるのこともなかなかできなくて、すごく恋人らしくない交際が続きました。
でも、そのおかげでおたがいに、「誠実な人なんだな……」と分かったのは良かったです。
あまり女慣れしていたら、こっちも気構えてしまうかもしれないので、これはこれで良かったのかもしれません。
似た者同士がカップルになったエピソード4.二人とも優柔不断でケーキ屋で15分くらい悩む
酷かったのは優柔不断なところ。
最初のほうで、優柔不断なことはおたがいに言っていて、知っていましたが、まさか自分くらい優柔不断な男性が、あらわれるとは思わなかったです。
だってケーキ屋さんで、15分ぐらい二人して、悩みましたからね。
店員さんは最初は少々イライラしていたみたいだけど、「どうする?」、「でもこっちもいいよね」と、言い合う私たちを見て、最後にはあきれ顔で諦めていました。
その間に、何人かの夫婦やカップルたちが、私たちを追い越してケーキを購入。
まったく恥ずかしい話ですが、でも私だけずっと悩んでいたら、恥ずかしかったので、一人じゃなくて良かったです。
悩まずに決めていたら、あとで「やっぱりあっちにすれば良かった」と、思ったと思います。
しかし、彼と一緒だったので、よく吟味してケーキを選べて、それは良かったなと思いました。
似た者同士がカップルになったエピソード1.以心伝心でしゃべらずとも気持ちを察せる
似た者同士だと、そのうち、以心伝心できるようになります。
私は交際後二人で過ごすことが多くなって、彼と以心伝心できるようになってきました。
いちいちしゃべらなくても、だいたい彼の気持ちは察せるし、彼が嬉しいことや嫌なことも察せます。
だって私と似た者同士ですからね。この点は本当にいいところだと思います。
私と彼は、どっちもインドア派で、人間不審なところがあります。
だから、デートはおたがいに家でまったりして、DVDを見たりするのが好きです。
そういうのも分かるので、友だちから「ダブルデートしよう」と誘われても、即刻断ります。
私も彼も、そういうのが得意ではないからです。
おたがいに気持ちを察せることで、おたがいが嫌なことを提案しなくて済みます。
「似た者同士だと、そういうところがいいな」と、思うのです。
おかげで、喧嘩をすることが非常に少ないというメリットがあります。
まとめ
似た者同士だと、このように最初はギクシャクしたり、うまくいかないことが多いのも事実。
しかし、これを乗り切ってカップルになると同じ趣味だったり、おたがいの気持ちを分かりあえたりして、最高のカップルになれます。
より深くおたがいを知ることができる、親密なカップルになりたい人は、自分に似た相手を見つけるといいですよ。