年齢は33歳の女。今は専業主婦です。
大恋愛は、私の人生で1度だけ。
私はもともと、恋愛体質ですが、飽き性なため長続きしない、恋愛をしてきました。
付き合ってる彼氏がいても、平気で複数の男性と浮気をしてしまう性格。
見出し
出会い系サイトから結婚したエピソード1.出会うまでの恋愛体験
大恋愛をした男性とは、出会い系サイトで出会いました。
私が19歳のときで、専門学生。男性は22歳の大学生でした。
その男性と出会うまでに、数々の恋愛や体だけの関係のみという経験をしてきた私。
私は男性に対して、偏った考えを持っていました。
「遊んで食事するだけ」と言い体を求める人、「彼女がいるから、浮気じゃなく純粋に女友だちが欲しい」と言い、結局ホテルに誘う人など。
会ったその日に、体の関係を求める人ばかり。
体を求めない人はいませんでした。
「男性は所詮、体の関係を持つことが目的なんだ」と思い、付き合っていた彼氏を振っても、罪悪感が一切ないのです。
男友だちにも、体だけの関係を続けている男性は、たくさんいました。
出会い系サイトから結婚したエピソード2.はじめての映画のデート
そんなときに、大恋愛をした男性との出会いが。
彼と会った日に映画を見に行きました。男性と映画を見たのははじめて。
基本、ホテルか相手の自宅だったので。
私は、男性と手をつなぐことに慣れていたし、手をつなぐことに対して、なんとも思っていませんでした。
なのに、その彼はなかなか手をつないできません。
私はその彼も「所詮、体の関係が目的」だと思っていたので、「手もつないでこないなんて、変な人だな」と思っていました。
だいぶ歩いて映画館に到着。まだ手をつないできません。
「この人は、なにを考えているのだろう」と、不思議に思っていました。
映画はホラー映画。これは私のリクエストでした。
映画がはじまり、おたがい前を見たまま。
思った以上に映画が怖く、私が驚いてビクっとしたときに、彼が手を握ってきました。
映画が本当に怖かったので、正直嬉しかったし、今まで感じたことのないトキメキを感じましたね。
そして、映画が終わり明るくなる前に彼が、キスをしてきたのです。
私のトキメキは止まりませんでした。
しかし、映画館から出ると、話をしていても、目を見てくれないのです。
手はつないでいるものの、彼の顔をのぞきこんでも、そらして目を合わせてくれません。
私は、彼がなにを思っているのか分かりませんでした。
「キスをして、なにか違うと思ったのか」、「私のことをどう思っているんだろう」とばかり考えてた私。
「このあとは、ホテルに誘ってくるんだろうな」と、思っていました。
すると、ご飯を食べたあと、駅まで見送られたのです。
私は呆気に囚われました。
「やはり、私のことが気に入らず、さっさと帰らそうとしているんだ」と確信。
「まだ帰りたくない」と言うと負けだと思い、「彼が帰らそうとしてるんだから、素直に帰ってやろう」と、変な意地がありました。
帰りの電車に乗っていると、彼からメールが。
「きっと、二度と会わないお別れのメールだろう」と思いました。
そのメールには、こう書いてあったのです。
「俺のことどう思った? また会いたいと思ってくれた? 俺はまた会いたいと思ったよ。恥ずかしくて、目を見て話せなくてゴメン。次は、ちゃんと目を見て話せるように努力するわ」と。
正直、電車のなかで泣いてしまいそうでした。
私は男性から、そんな純粋なメールをもらったこともないし、体を求められなかったこともなかったので、キュンキュンしてしまったのです。
出会い系サイトから結婚したエピソード3.3回目のデートで告白される
彼に興味津々になっている自分に気づきました。
私は、彼も私のことを好きになってくれることを望んでいましたが、そんなことを直接聞けないので、モヤモヤ。
はじめて会った日から、3回デートをしました。
それでも彼は、私に体の関係を求めてこなかったんです。
「こんな人ははじめてだし、私は付き合いたい」と思っていましたが、告白もしてきてくれませんでした。
「付き合う気があるのか、ないのか」、ハッキリして欲しかったので、私は次に会う約束をしたクリスマスイブに、「勇気を出して、はじめて告白しよう」と決心。
とうとう、クリスマスイブ当日になってしまい、「断られたらどうしようか」とドキドキしていました。
お昼ご飯にオムライスを食べたあと彼は、はじめて私をホテルに誘ってきた彼。
告白するのは、そのときだと思いました。
意を決して告白しようと思った瞬間彼から、思わぬ言葉が。
「何回かデートしてるけど、ちゃんと言うてなかったから、中途半端になってた。俺と付き合ってもらえませんか?」。
私は思わず、「今、私から告白しようと思ったのに……」と言ってしまいました。
私からその言葉を聞き、喜ぶ彼。
隠してるのが嫌なので、私の恋愛遍歴を包み隠さず、打ち明けることに。
「飽き性で付き合った男性を振ってきたこと」、「付き合っても、半年以上続いたことがなく、付き合っても続かない可能性があるかもしれない」と言いました。
すると彼が「大丈夫。俺が別れないし説得するから。それに過去も含めて愛するから、気にしないで」と言ってくれたのです。
彼の言葉を聞き、私は男友だちも、体だけの関係の男性も、全員縁を切りました。
「彼一筋になろう」と、決めたのです。
出会い系サイトから結婚したエピソード4.13年目の交際で結婚
私は、本当に浮気をしなくなりました。これには女友だちが一番驚いていましたね。
私の男性遍歴にあきれられていたので。
彼は付き合って一ヶ月も経たないうちに両親に、付き合ってる報告の挨拶にきてくれました。
私も彼の実家に挨拶に行き、両家公認の交際となったのです。
私は、小さいころからおじいちゃん子。
その大好きなおじいちゃんは、中学生のときに亡くなってしまいました。
おじいちゃんの誕生日が1月2日だったんですが、彼の誕生日も1月2日。
私は彼が運命の人だと思いました。
「私の男性遍歴にあきれて、おじいちゃんが彼と出会わせてくれたんだ」と思いましたね。
彼との交際も5年が経過。
あんなに飽き性だった私は、彼のことが大好きなままでした。
むしろ、付き合ったときよりも、より大好きに。
私の両親から、「結婚しないのか」と言われだしました。
しかし、彼がプロポーズしてくれることはありません。
交際が7年過ぎ、10年が過ぎてもプロポーズをしてくれませんでした。
両親も諦めたのか、結婚の話をしないように。
交際が13年になったころ、私は彼に「もう待たない。結婚しないなら、ほかに結婚相手を探すから」と言いました。
彼は「私の決意が固い」と思ったのか、一緒に住むとこを探しはじめたのです。
そして、おたがいの両親に結婚を報告し、籍を入れました。
まとめ
今は彼が旦那になり、旦那は「結婚して良かった」と言ってくれています。
これからも、末永く暮らしていきたいと思います。