34歳の女性。職業は事務職です。
お酒を飲むことが大好きで、M体質なので、今までもろくな恋愛経験がなく、いつも男性に振り回されてばかりでした。
なかなか好きになると、ものを言えなくなってしまうので、相手をつけあがらせてしまうようです。
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彼氏に引いてしまったエピソード1.酒の酔い方が異常すぎる
私と彼との出会いはちょうど1年前のこと。
彼とは、地元から東京に出てきて、まだ半年ほどのときに、居酒屋で出会いました。
その居酒屋は、その駅周辺に住んでいる、そして働いている人ばかりの常連さんが集まってくる、アットホームな居酒屋。
私は、その駅に女友だちが住んでいて、誘われて数回、その居酒屋に行ったことがあったのです。
友人と彼は、毎日のように家に帰る前に通っている常連の一員。
はじめて彼に会ったとき、私も失恋中で、友人相談していた時期でした。
彼も「誰か紹介してほしい」と友人に言っているときだったので、あとから聞いたのですが、そのときに「あえて紹介をしよう」と思って、私を連れて行ったそうです。
彼は、見た目は格好いいほうで、男らしく、私のタイプでしたが、その飲み屋に集まる仲間のなかでも、有名な飲みっぷりでした。
しかし、お酒は強い家系らしく、いくら飲んでも酔わないことを自慢にしていた彼。
私もお酒を飲むことは大好きなので、そんな彼に男らしささえ、感じていました。
その後、2人でのみに行くようになり、2ヶ月くらいして正式に付き合うように。
常連の居酒屋で飲むときも、2人で飲みに行くときも、どんなに飲んでもお酒にのまれることのなかった彼。
しかし、次第に慣れてきたからか、たまに酔うようになっていきました。
その酔い方に、私が引いてしまったのです。
はじめて私の前で酔ったのは、付き合って3ヶ月ほど経過したときのことでした。
私の家で早くも半同棲状態だったのですが、そのとき、私の女友だちを招いて3人で飲んでいたのです。
すると、私の友人も酔ってしまい、好きだった男性とうまくいかないことを相談しはじめました。
なかなか素直になれない女子らしい面を見せて愚痴り、左右に揺れだした彼女の頭を、「かわいいなあ」となでたのです。
私は2度見するぐらい驚いて、引いてしまったのですが、そういうところでヤキモチをやくようなキャラクターではなかったので、引いて見ていました。
その後、そういうことはなかったのですが、「彼は酔うと軽くなるのか」と疑ってしまうように。
そのあとも2人は飲み続け、ベロ酔いになってしまった友人は、うちに泊まることになったのです。
彼は「自分のうちに帰る」と言って、自転車に乗って走り出しました。
しかし、まっすぐ走ることができず、コンクリートの壁にぶつかりながら、蛇行運転していたのです。
なので、「危ないから、一緒に泊まればいい」と言って止めると、「大丈夫だ」と強く言い放って、帰って行きました。
次の日にうちにくると、酔ってなかったし、普通に帰ったと、ケロッとした様子。
その変わりようにも、引きましたね。
「きっと、自分で酔わないというキャラを自負しているからか」と思いました。
彼氏に引いてしまったエピソード2.酔って道に飛び出ようとした
2回目は、2人で飲んでいるときでした。
仕事が忙しく、空きっ腹で、仕事後にいつもの様子で飲んだからか、フラフラになってしまった彼。
しまいには、肩を抱えて保護して歩き、「うちに連れて帰ろう」と思って頑張っている私を振り切って、車の通る国道に飛び出ようとしたのでした。
なんとか引っ張って阻止し、家まで連れ込み、ベットに寝かせたのですが、過呼吸になってしまい、苦しみだしたのです。
友人で過呼吸の人がいたので、紙袋で息をさせた私でしたが、世話をしながらも、「この人で大丈夫か」と、引きすぎて、傍観するような気持ちでした。
彼は鬱になったことがあるらしく、たまにそのときの名残が出てきてしまうとのこと。
そして、次の朝。
出かける予定になっていたので、「無理しなくていいから、出かけるのをやめる?」と聞くと、普通に「なんで? 大丈夫だよ」という普通の状態に戻っているのでした。
彼氏に引いてしまったエピソード3.家の前の公園で倒れている
それから、あれよという間に、1年せずに入籍し、夫婦になりました。
結婚する前に、「年齢的に、段々お酒に弱くなっているから、それだけは気をつけて」と、約束して結婚した私。
しかし、3回目の引いた事件は、結婚してからすぐのことでした。
それはひどいもので、私の仕事仲間と旦那も含めて、飲みに行ったときのこと。
飲みすぎて空気読めない発言が多くなってきた彼に、「そろそろやめよう」と言うと、完全にキレてしまい、そこから口も聞かず、無理やり家に帰ってしまったのです。
なだめ、止める私を振り切って1人で蛇行して歩いて帰ってしまう彼は、1回目の自転車のときのように、壁に当たりながら歩いていました。
嫌がるので、あとを心配してついていくと、家の前の公園に倒れこんでしまったのです。
その彼を引っ張って寝室に寝かせ、「もうだめか」と思いましたが、次の日には反省した様子で謝ってきました。
まとめ
それからはそんなことはないので、うまくやっていますが、そんな彼のお酒の飲み方に、ドン引きです。
彼の実家に行った際に、そのルーツはすぐに明らかになりました。
彼のお父さんは、いい人なのですが、口が悪く、お酒が大好き。
酔うたびに失言や空気の読めないことをしたり、女性に声をかけたりしていました。
納得した私は、彼に「そういうところが似ているから、気をつけて」と伝えると、彼にもひびいたらしく、それからはだいぶ落ち着きましたね。
「4回目はないなあ」と感じています。