姑にされた最悪な嫌がらせエピソード2つ

悩んでいる女性

50歳女性。自営業。

平凡で平和な結婚生活にあこがれて結婚するも、突然はじまった姑からの嫌がらせを受けながら、反撃のチャンスを探す。

家に落ち着ける場所がなかったため、仕事をするかたわら、同じような境遇のお嫁さんたちと集まって愚痴会が趣味に。

 

 

姑にされた最悪な嫌がらせエピソード1:仕事が遅くなった日は夕飯で嫌がらせ

食べ終えた食器

 

結婚して2年間は二人で暮らすという約束だったので、とりあえずアパート暮らしを楽しんでいたのですが、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、夫の両親と同居をはじめることになりました。

そのまま子どもができるまで別居しておきたかったのですが、約束だからと夫に言われしぶしぶ一緒に暮らすことに。

 

結婚しても仕事を続けていた私は、同居をするにあたって退職するかどうかを家族で相談。

結果は、「女が二人家にいてももめるもとになるのでは?」という男性陣の提案により、私はそのまま仕事を続けることにしたのです。

 

フルタイムで仕事をしていれば、ときに遅くなることもあるもので、そんなときは連絡を入れると食事は姑がとっておいてくれていました。

はじめのころは。

 

21時くらいに帰宅すると、「大変なのね」といいながらキッチンに、様子を見にきてくれていたやさしい姑だったはずなのですが、同居をはじめて3か月も経つと、その姿は別人のようになってしまいました。

「遅くなります」と連絡を入れると、いつものように「お夕飯はとっておきますから無理しないでね」とお返事をもらってとそこまではいつも通りだったのです。

 

いざ家に帰ってみると、炊飯ジャーの内釜や家族が食べ終えた食器が、シンクで水に浸かっていました。

お腹がすいたので自分でなにかつくろうと、とりあえずキッチンでつくれる物を探していると、姑がやってきて「遅かったのね」と。

音を立てていたから気になってきたようだったので、棚にあったカップ麺を食べることにしたのです。

 

「あら、お食事してこなかったの?」と、夕方の文章が嘘のような一言が飛んできました。

「え、えぇ」と返事に困りながらもうなずくと、「ついでに洗い物もしておいてくれる?」と言い残し、姑は部屋に帰っていきました。

私は、腑に落ちないながらもカップ麺を食べ終えると食器を洗い、翌朝のお米を仕掛けて寝支度をして寝ることにしたのです。

 

先に帰ってきて部屋にいた夫に現状の報告をすると「そういうのやめてくれよ、家族なんだからうまくやろうよ」とめんどくさそうな表情。

その日を境に、仕事で夕飯時に帰ることができなかったら私の食事はないということになり、それならば簡単な物を食べて帰ろうかと遅くなった日はなにか食べて帰ることにしました。

 

すると、時々食事が残してあるのです。

ものすごく稀になので、それを見切ることはできず、結局夕飯がある日はもう一度食べることになってしまいます。

そんなときにちょっとがんばって食べていると「あら? 食欲ないのかしら?」と、ゆるむ口元に怒りを覚えてしまうのです。

 

 

姑にされた最悪な嫌がらせエピソード2.:湯船のお湯がある日突然抜かれている

水が無い浴槽

 

夫の両親と同居をはじめて、困ることのひとつがお風呂でした。

もちろん私が一番最後になるのはわかっているのですが、はじめのうちはなんとなく最後のお湯に抵抗があったので、湯船につかるにもちょっと勇気がいりましたね。

というのも、私の実家はお湯をひとりずつ張り替えるシステムだったので、誰かの入ったお風呂に入るというのも結婚してからはじめての経験だったのです。

 

「家族とはいえ、血のつながらない義父母のあとのお風呂はちょっと」。

そんなことを言っていても仕方がないので、お湯の汚れが気にならないように入浴剤を入れてみたりと、私なりに工夫をして入っていました。

 

冬になって寒くなると、だんだん追い炊きしながらの入浴にも慣れはじめてきました。

そんなある日、姑がお風呂から上がるといつものように声を掛けてくれました「お風呂空いたわよ。お待たせね」

 

いつもと同じ姑の言葉に、なんの疑いもなくいつも通りお風呂場に入ると、湯船のお湯が空になっていたのです。

しかも、浴室全体に水をかけてあったらしく、さっきまで人が使っていたとは思えないほどの冷たさでした。

 

服を脱いでしまっていたので、とりあえずシャワーを出すと今度はお湯がなかなか出てこない。

姑は外から浴室の給湯のスイッチを切っていたようです。

寒い真冬に、水で濡れたからだをバスタオルで拭いて、さっき脱いだ服を再び着るのは、屈辱でしかなかったですね。

 

寒さに震えながら、とりあえず湯船にお湯を張りはじめ、キッチンで紅茶を飲んでいると、姑がやってきて「お風呂まだ入ってなかったの?」と一言。

返す言葉もなく、精いっぱいつくった笑顔でうなずいてから、お風呂に入りに行きました。

 

寒さに芯から冷えていた体を温かいお湯につけて、嫌な気持ちを整理していると、姑が洗濯をするという名目で脱衣所にやってきて「あら! 新しいお湯? お仕事している人はすごいわね」と嫌味を言ってきたのです。

その日から、お風呂に入る前に給湯機のスイッチの確認はきちんとするようになりました。

 

それ以来、湯船につかってのんびりお風呂に入れなくなってしまいましたが。

 

まとめ

同棲をはじめてからしばらくはとても優しかった姑も、今では毎日嫌がらせをしてくる最悪の人間。

あまりのひどさに家を出て行きたくなることもありますが、もうしばらく辛抱してみようと思っています。