妻の過去を許せないと思ってしまったこと4つ

絶縁

35歳男性。栃木県内での公立中学での教諭をへて、現在は東京都内のIT企業の経理部門に勤務。教諭時代に女性との出会いがなく、中国でのお見合いパーティーに参加したところ、伴侶に巡り合えてやっと結婚が叶う。
しかし、妻が独身時代に給料をまったく実家に送金していなかったり、結婚するにあたって親に借金をさせて結婚費用を工面した話など、妻の過去の行動を許せないと感じている。趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

妻の過去を許せないと思ってしまったこと1.独身時代に給料を実家に送金していなかった

お金

 

私の妻は、中国人です。

私が30歳になっても、日本国内で日本人女性と結婚することができなかったので、思い切って中国本土へのお見合いツアーに行くことに。

 

そこの中国本土でのお見合いパーティーで知り合った妻と、結婚したのです。

このため、妻の過去については、なにも知らないまま結婚に踏み切ったのでした。

 

ですから、結婚してから妻の家庭環境や親子関係、職場のことを知ることになります。

しかし、妻の過去の話を聞かされて、許せないと思ってしまったことがありました。

 

それは、仕送りのことです。

妻は、独身時代に上海市で事務系の仕事をしていたのですが、給料のすべてを自分のために使い切っていたというのです。

 

実家は、中国東北部の農村。

中国では、大都市部と農村の貧富の格差が拡大しています。

 

上海のような都会は、日本と変わりないですが、中国の農村部はひどいものです。

かなり貧しい状況に、置かれていると言ってよいでしょう。

 

ですから、中国の農村出身者は、都会で稼いだお金を実家に送金するのが一般的なんです。

ところが、妻はまったくお金を実家の両親に送金したことがなかったそうです。

 

しかも貯金もせず、都会暮らしを満喫するために、自分のために使い切っていたというのです。

これには、呆れてしまいました。

 

貧しい生活を強いられている両親に対して、不義理であること、はなはだしいと感じ、許せないと思ってしまいました。

 

妻の過去を許せないと思ってしまったこと2.結婚資金として親に借金をさせていた

借金

 

私は妻に「結婚資金は、どうやって工面したの?」と、尋ねたことがあります。

すると、妻は「親に200万円借金してもらった」と、言うのです。

 

妻は悪びれもしません。

私は呆れかえってしまい、なんと親不孝な妻なのかと思ってしまい、許せない行為だと思いました。

 

 

妻の過去を許せないと思ってしまったこと3.両親と絶縁

絶縁

 

妻の両親は、日本人である私と娘の結婚に反対していたようです。

結婚して数年たってから、私は妻に「どうして日本人と結婚しようと思ったの?」とも、聞いたことがあります。

 

すると、ずいぶん直接的な返事をしてきました。

「日本人と結婚して、日本で生活すれば、お金に困ることはない」と。

 

「もしや、妻の親も同じことを考えているのか」と、思いました。

しかし、妻は「「大丈夫。お父さんとお母さんには、もう二度と会えないから」と、言ってきたそうです。

 

私は思わず「お父さんとお母さんに、そんなこと言ったのかよ!」と、怒鳴ってしまいました。

正直言って、妻の人格を疑ってしまいました。

 

結婚式のあと、妻の両親が涙を流し続けていた理由はそこだったのです。

しわくちゃな顔が、さらにしわくちゃになっていました。

 

あれは、別れの涙だったのです。

 

妻の過去を許せないと思ってしまったこと4.万里の長城の外壁を削り取っていた

万里の長城

 

妻の独身時代の話では、こんな話もあります。

12歳から15歳にかけての時期、自宅近くにある万里の長城へ行っては、万里の長城の外壁を削り取っていたのだそうです。

 

私が「なんで、そんなことしたのか」と尋ねると、ただ「おもしろかったから」と。

そして、たまに万里の長城の外壁の石を、自宅に持ち帰っていたのだそうです。

 

「こいつは、本当にどうしようもない奴だな」と、思ってしまいました。

万里の長城といえば、世界的な文化遺産だと思います。

 

しかし、妻にはただの石畳にしか見えなかったようです。

 

まとめ

日本人同士の結婚でも、妻の過去の話を聞いて不愉快に感じることがあると思います。

しかし、外国人と結婚して、外国人妻の過去の話を聞かされると、やはり異文化の人間と結婚したのだなと感じた次第です。

 

許せないと感じた行動もありますが、広い度量をもって接していかないと、結婚生活は続かないと感じました。