37歳女性。現在は、サービス業だが、当時は大手金融機関の事務職。
特別かわいいわけでも、綺麗なわけでもなく、スタイルも良いわけではない。
彼がいない時期が長く、友人をとおしてコンパに多数出席。元々、友人はそこまで多くなく、どちらかというと出不精。
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交際相手が実は既婚者だった!エピソード1.~出会い編~友人からの誘いのコンパ
以前の仕事の同期から、コンパに誘われ参加しました。
その当時、私には彼氏はおらず、また友人にもいませんでした。
少し問題なのは、この友人の存在なのです。
なぜかというと、男関係が派手すぎて、女の友人関係も変わった子たちばかりなのです。
そのコンパは男3名、女3名の計6名でした。
場所は、男性の自宅(代官山の高級マンション、駅近)。
そのほかの参加男性の経歴もすごいです。
1人目、アメリカ人で日本に3年間だけ仕事にきている大企業のサラリーマン。
2人目、大手金融機関のサラリーマン、年収1千万円はくだらないのに、イケメン。
3人目、そのなかで1番イケメン、若いころはタレント活動もしていたらしく、メーカーCMにも出ていた経歴の持ち主。
そんな、やはらとハイクラスな人たちばかり。
女性陣のほうは、こんな3人です。
1人目、私の友人で前職の同期、スタイル抜群で大学は国立大学卒、現在は金融機関で仕事をしている。
2人目、私の友人の大学時代の友人、かわいらしい顔立ちで甘え上手。
ただ、「薬でもやっているの?」と思わせるようなハイテンション。
今回の企画は、この女子が企画したものでした。
3人目、私です。
その当時は、金融機関にて仕事をしていた普通の女子。
そんなメンバーのコンパでした。
通常は知り得ないような、メンバーが集まったという印象でした。
自己紹介を含め、さまざまな話をしながら、お酒も進んでいきました。
そんななか「誰が1番好み?」と、単刀直入な質問がとんできたんです。
私は正直に、3人目の彼を指さしました。
そこからが、悲劇のはじまりだったのです。
お酒が進むうちに、それぞれ良いと言った相手と1対1になり、それぞれの部屋にわかれていきました。
お互いなにをやっているのかは、まったくわかりません。
当然、私は気に入ったイケメンとふたりに。
そして、場所を探してなぜかお風呂場の脱衣所に。
こうなったら、もちろんそういった関係になるしかないですよね。
これが、彼との出会いです。
交際相手が実は既婚者だった!エピソード2.~デート編~仕事帰りの待ち合わせ
出会ったときから「こんなにかっこよくて、性格も良い人が彼女もいないなんて」とは、思っていました。
ですが、彼に聞いても「彼女とは別れて、もう1年以上も彼女はいないよ」と、言われていたんです。
実際、コンパから1週間後くらいから、ちょくちょくふたりで会うようになりました。
私も彼も土日休みだったため、もちろん土日に会えれば1番よかったんですが、いつも平日の仕事帰り。
しかも、けっこう遅い時間だったのです。
私は定時の17時半にはおわっていたので、時間をつぶしながら彼を待っていたのです。
彼の仕事帰りを待って食事をし、行くところはラブホテル。
大体、そこで1泊して次の日の仕事は、お互いホテルから出勤というのが流れでした。
こういったことを繰り返していたら、もちろん不満も出てきますよね。
でも、私、恐かったんです。
特別かわいいわけでもなく、スタイルが良いわけでもない。
そんな彼と付き合えるだけで、有頂天になっていて、彼を失うのが恐かったというのが本音です。
よくあるパターンですよね。
都合の良い女ということです。
あるとき、「土日、泊まりでどこかでかけない?」と、言ってみたことがありました。
やんわりと「予定があるからごめんね!」と、本当に申しわけなさそうに言われたら、なにも言えませんでした。
そんなこんなで、3ヶ月が経過しました。
交際相手が実は既婚者だった!エピソード3.~真実編~突然知った真実
彼のことが、どんどん好きになっていった3ヶ月を経過したころ。
信じられない事実を、知ってしまったのです。
もともと、私は彼の携帯を見たりするのは好きではなく、それは本人にも伝えていました。
だから、彼も油断していたんでしょうね。
いつもは、スーツのポケットに入っている携帯が、その日はホテルのテーブルの上に置いてあったのです。
そこに、LINEが「ピコッ」と。
彼は、お風呂に入っています。
ちらっと見た画面には、「yuki 今日、なん時に帰ってくる?」と。
「えっ?!これ誰?しかも、帰ってくるってなに?」いろいろな思いが、頭をよぎりました。
「もしかして同棲中の彼女?むしろ浮気?」耐えられず、お風呂から出てきた彼に問いただしたら、衝撃の答えが。
そうです、なんと私のほうが浮気相手だったのです。
先の相手は、奥さんだと。
私の場合は、奥さんにばれていなかったことから、慰謝料問題は発生しませんでした。
ですが、私の友人のなかには、慰謝料で300万円を支払ったケースも存在します。
既婚者と知らなかったといえども、訴えられたときに悪いのは浮気相手なのです。
損をするのは、すべて浮気相手のほう。
おかしな話だなとは思いますが、現実はそうなのです。
まとめ
今回の私のように、秘密にされて気付かなかったというかたは、結構いらっしゃると思います。
そういった人や、こういった経験をされていない人も、まずはたくさんの人を見て勉強し目を養って下さい。
すべて疑ってかかるというわけではないですが、そう簡単に良い人は見つかりません。
自分自身が、悲しい思いをしないように、皆さん気を付けましょうね。