27歳男性。現在はフリーライター。Fラン大学の理系を卒業したものの、在学中に取得した資格などで就職先には困りませんでした。しかし、就職先が倒産し今はフリーライターで再就職を目指しています。趣味はゲームであり、FPSがとくにお気に入りです。
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Fランの大学の理系に行って良かったこと
Fランの大学の理系に行って良かったこと1.在学中に資格取得がしやすかった
Fランの大学の理系に行って良かったこととしては、資格や免許の取得がしやすかったことです。
危険物取扱や電気主任技術者、基本情報技術者といった理系の資格を取得しました。
やはりFランとはいえ、曲がりなりにも理系大学でしたので意外と簡単にいきました。
実際にうちの大学からは、発電所や受電設備の管理をする企業へ就職している人が多かったようです。
情報系の学部からは、ITエンジニアとして活躍している人もいました。
これほど資格取得が盛んな理由としては、大学側が就職率を気にしていたからです。
1回生のころから教授に、「資格取っておかないと就職しんどいぞ」と、言われたりしていました。
当時の自分も、これを言われて「取らないとマズイ?」と、感じて不安になりました。
そのため、必死になって資格を取得したんです。
就職に有利となったので、今では「取って良かった」と感じています。
Fランの大学の理系に行って良かったこと2.単位取得が簡単だった
Fランの大学の理系に行って良かったこととしては、単位取得がかなり簡単だったのもあります。
きちんと授業の出席が取れていて、簡単な小テストをやるだけで、単位が取得できたためでした。
やはり理系は専門的な内容となるので、進級率が悪くなりがちです。
なるべく進級しやすいように、単位を取得しやすくしていました。
そのため、出席と小テストさえすれば、授業最後のテストも点数はあまり関係なく単位取得ができていたのでしょう。
ただし、代返にはやたらと厳しく、対策として携帯電話で出席を取るシステムを採用していました。
このシステムは、不正ができないようになっているため、かなり効果的なものです。
そして、授業の最後に行われるテストも、教科書やノートの持込は可でした。
しかし、きちんと授業を受けていれば受かるような内容でしたので、落第することはないものでした。
Fランの大学の理系に行って良くなかったこと
Fランの大学の理系に行って良くなかったこと1.一回生の授業が退屈
私が通っていたFラン大学の理系学部は、一回生が大学4年間で一番退屈でした。
というのも、大学で本格的な理系の勉強する授業が、全体の2~3割程度しかないんです。
残りはすべて、中学~高校の国語、数学、英語の復習みたいな授業ばかり。
その理由としては、当時は分数ができなかったり、英語がまったく話せない大学生が増えていたからです。
一回生の間は、本当に中学校の授業レベルの退屈な授業ばかりでした。
そのため、「なんのために、大学入ったんだっけ?」という気持ちにもなりました。
逆に、授業に出席さえしていれば単位を取得できたので、卒業に必要な単位の半分を1年で取得することができたのです。
しかし、それだけ簡単に単位を取得できるのに、単位数が足りずに留年している学生が多かったのも事実です。
二回生からは、本格的な理系の勉強がはじまりだしたためか、付いていけなくなる人も増えて、さらに留年する人がいました。
Fランの大学の理系に行って良くなかったこと2.実験の授業が苦痛
Fランの大学の理系学部では、電気回路や電圧の測定を行うといった実験がありました。
しかし、これらの実験レポートの提出がなによりも苦痛だったんです。
実験はひとりで行うのではなく、3~4人で班となり、実験を行わなければなりませんでした。
実験自体は、むずかしいものではありませんでしたが、問題はほかの班でした。
「実験結果でたら写させて」とか言う、輩がいるのです。
実験結果は、異なる結果が出るようになっておりましたので、結果の丸写しができないようになっているのに。
それでも強引に丸写しをするので、あとで教授にこちらまで疑われることも。
いい加減な班のせいで、実験の授業だけは本当に内心不安でした。
とりあえず、私の班はなにもありませんでしたが、丸写しした奴らは単位を失いました。
まとめ
Fランクの大学の理系でも、理系の資格や免許の取得ができるので、就職先には案外困らないというメリットもあります。
ただし、学歴的な物が足を引っ張ってしまいがちで、資格や免許がないと就職活動で苦労することになるのは、間違いありません。