私の身近にいた、コンプレックスの塊の人のエピソード4つ

言わない

30歳女性、OLとして商社に勤務。コンプレックスがない人間はいないですが、コンプレックスの塊になると周囲の人は、ウンザリしてしまうと痛感している。趣味は、ショッピングと映画鑑賞。最近、スノーボードをはじめました。

 

 

私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード1.集合写真がいつもうしろ

カメラ

 

私の高校の友だちA子は、私が言うのもちょっと失礼ですが、顔の大きさがきわ立つ子でした。

女の子で顔が大きいと、いかつく見えがちで、A子の顔の大きさはちょっとかわいそうだなと思うくらい。

 

そんな顔が大きいA子は、友だち同士やクラスの集合写真では、とにかくうしろに行きたがりました。

もちろん、顔を少しでも小さく見せるためです。

 

当時、流行りだったプリクラでは腰をうしろにひいて、とにかく顔を小さく見せることに必死。

「ちょっと、私うしろに行かせて」と、ぐいぐい陣取ります。

 

あまり、周りのことを考えない彼女に、「この子は、態度もでかいんだな」と、なり疎遠になっていきました。

 

私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード2.貧乳女

胸

 

私の親友であるB子は、超がつくほど貧乳な子です。

というのも、B子はとってもスリムで肉づきが薄いので、胸に付く脂肪そのものが体にない、モデル体型の子なのです。

 

B子は、とくにダイエットをしているのではなく、いくら食べても太れない体質の持ち主。

胸を大きくするべく、太ろうとしても太ることすらできないのです。

 

そんなB子は、「私って、まな板に豆が付いている感じの胸だよ」と、自虐ネタをふりつつコンプレックスに感じています。

というのも、B子の付き合う男性はなぜか、胸大好きな男が多いのです。

 

B子が言うには、「彼が、巨乳の女をジロジロ見ていた」とか、「彼の部屋から巨乳もののビデオが出てきた」と。

巨乳好きな彼のせいで、胸にコンプレックスを抱えるようになっていったのです。

 

バストアップのマッサージやサプリなどを試したり、エステなどにも通うようになりました。

しかし、悲しいことにどれも効果はぱっとせず、そのうち小さな胸を隠すようになっていきました。

 

極厚パットのブラをしたり、なるべく胸が隠れるようなサロペットなどを着ます。

そこに比例するように、あかるかった性格はだんだんと暗くなってきました。

 

「あの子、胸大きいからって男に色目使って」、「巨乳は頭悪そうだよね」と、卑屈にさえなったのです。

B子がかわいそうだなと思う反面、「自分の長所を生かせば、もっと自信が持てるのに」と、思ってしまいました。

 

 

私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード3.ダメンズとばかり付き合う女

ダメ男

 

学生時代の先輩であるC子さんは、イケているルックスを持ちながら、なぜか付き合う男がダメンズばかりでした。

社会人になっても定職に付かず、日雇いバイトの男や女癖が悪い男、金にだらしない男など。

 

なにかと、問題ある男性とばかり付き合っていました。

どうしてダメンズばかりと付き合ってしまうのか、やんわりと本人に聞いたことがあります。

 

するとC子さんは、「昔付き合った彼がドSで、自分に自信がなくなっちゃったの」と、言います。

その元カレは、平気で「このブタ」とか、「お前なんて価値がない」など、侮辱していたそうです。

 

そんな経験から、結果的にダメンズばかり選ぶようになったC子さん。

周囲の人も、ダメンズとの別れを進めることがありました。

 

しかし、「彼は、私がいなればダメなの」と、ダメンズに依存してしまっているのです。

結局、C子さんの耳には周囲の心配は届かず、ダメンズとの不幸な恋愛を続けています。

 

結局、彼女は自分で不幸を選んでいる不幸が好きな人という、マイナスのイメージを持つようになってしまいました。

 

私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード4.ネチネチ男

 

 

学生時代の知り合いであるA男は、正直言ってブサメンでした。

10代なのに、お腹はかなりぽっちゃちとしていおり、「係長」というあだ名が付くくらい。

 

そんなA男には、彼女がなかなかできずにいました。

好きな人がいても、その子はほかのイケメンが好きで、A男は相談役に回ってしまいます。

 

外見がイケていないあまり、恋愛に積極的になれなかったようです。

A男と飲み会で話をする機会があり、恋愛トークになったときのこと。

 

「俺はこんな見た目だから、イケメンには一生勝てないのか」とか、「イケメンならグイグイ行けるのに」とか。

ネチネチと言ってくるので、私はちょっと「しつこいな」と、イライラしてしました。

 

コンプレックスをネチネチと言っているままなら、現状は変わらないでしょう。

なので、「金持ちになったら、女は勝手に寄ってくる!あきらめるな!」なんて話をA男にしました。

 

それでもA男は、「そんなこと言っても、女は外見でしょ」とか、言います。

その後も、ブサメンコンプレックスの塊にプラスして、ネチネチ男のA男に彼女ができることはありませんでした。

 

まとめ

コンプレックスは、外形や内面など人それぞれ違います。

コンプレックスの塊を持つ人は、人生すらコンプレックスに左右されるもの。

 

あまりにも卑屈になると、周囲を困らせると痛感しています。