30歳女性、OLとして商社に勤務。コンプレックスがない人間はいないですが、コンプレックスの塊になると周囲の人は、ウンザリしてしまうと痛感している。趣味は、ショッピングと映画鑑賞。最近、スノーボードをはじめました。
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私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード1.集合写真がいつもうしろ
私の高校の友だちA子は、私が言うのもちょっと失礼ですが、顔の大きさがきわ立つ子でした。
女の子で顔が大きいと、いかつく見えがちで、A子の顔の大きさはちょっとかわいそうだなと思うくらい。
そんな顔が大きいA子は、友だち同士やクラスの集合写真では、とにかくうしろに行きたがりました。
もちろん、顔を少しでも小さく見せるためです。
当時、流行りだったプリクラでは腰をうしろにひいて、とにかく顔を小さく見せることに必死。
「ちょっと、私うしろに行かせて」と、ぐいぐい陣取ります。
あまり、周りのことを考えない彼女に、「この子は、態度もでかいんだな」と、なり疎遠になっていきました。
私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード2.貧乳女
私の親友であるB子は、超がつくほど貧乳な子です。
というのも、B子はとってもスリムで肉づきが薄いので、胸に付く脂肪そのものが体にない、モデル体型の子なのです。
B子は、とくにダイエットをしているのではなく、いくら食べても太れない体質の持ち主。
胸を大きくするべく、太ろうとしても太ることすらできないのです。
そんなB子は、「私って、まな板に豆が付いている感じの胸だよ」と、自虐ネタをふりつつコンプレックスに感じています。
というのも、B子の付き合う男性はなぜか、胸大好きな男が多いのです。
B子が言うには、「彼が、巨乳の女をジロジロ見ていた」とか、「彼の部屋から巨乳もののビデオが出てきた」と。
巨乳好きな彼のせいで、胸にコンプレックスを抱えるようになっていったのです。
バストアップのマッサージやサプリなどを試したり、エステなどにも通うようになりました。
しかし、悲しいことにどれも効果はぱっとせず、そのうち小さな胸を隠すようになっていきました。
極厚パットのブラをしたり、なるべく胸が隠れるようなサロペットなどを着ます。
そこに比例するように、あかるかった性格はだんだんと暗くなってきました。
「あの子、胸大きいからって男に色目使って」、「巨乳は頭悪そうだよね」と、卑屈にさえなったのです。
B子がかわいそうだなと思う反面、「自分の長所を生かせば、もっと自信が持てるのに」と、思ってしまいました。
私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード3.ダメンズとばかり付き合う女
学生時代の先輩であるC子さんは、イケているルックスを持ちながら、なぜか付き合う男がダメンズばかりでした。
社会人になっても定職に付かず、日雇いバイトの男や女癖が悪い男、金にだらしない男など。
なにかと、問題ある男性とばかり付き合っていました。
どうしてダメンズばかりと付き合ってしまうのか、やんわりと本人に聞いたことがあります。
するとC子さんは、「昔付き合った彼がドSで、自分に自信がなくなっちゃったの」と、言います。
その元カレは、平気で「このブタ」とか、「お前なんて価値がない」など、侮辱していたそうです。
そんな経験から、結果的にダメンズばかり選ぶようになったC子さん。
周囲の人も、ダメンズとの別れを進めることがありました。
しかし、「彼は、私がいなればダメなの」と、ダメンズに依存してしまっているのです。
結局、C子さんの耳には周囲の心配は届かず、ダメンズとの不幸な恋愛を続けています。
結局、彼女は自分で不幸を選んでいる不幸が好きな人という、マイナスのイメージを持つようになってしまいました。
私の身近にいた、コンプレックスの塊の人エピソード4.ネチネチ男
学生時代の知り合いであるA男は、正直言ってブサメンでした。
10代なのに、お腹はかなりぽっちゃちとしていおり、「係長」というあだ名が付くくらい。
そんなA男には、彼女がなかなかできずにいました。
好きな人がいても、その子はほかのイケメンが好きで、A男は相談役に回ってしまいます。
外見がイケていないあまり、恋愛に積極的になれなかったようです。
A男と飲み会で話をする機会があり、恋愛トークになったときのこと。
「俺はこんな見た目だから、イケメンには一生勝てないのか」とか、「イケメンならグイグイ行けるのに」とか。
ネチネチと言ってくるので、私はちょっと「しつこいな」と、イライラしてしました。
コンプレックスをネチネチと言っているままなら、現状は変わらないでしょう。
なので、「金持ちになったら、女は勝手に寄ってくる!あきらめるな!」なんて話をA男にしました。
それでもA男は、「そんなこと言っても、女は外見でしょ」とか、言います。
その後も、ブサメンコンプレックスの塊にプラスして、ネチネチ男のA男に彼女ができることはありませんでした。
まとめ
コンプレックスは、外形や内面など人それぞれ違います。
コンプレックスの塊を持つ人は、人生すらコンプレックスに左右されるもの。
あまりにも卑屈になると、周囲を困らせると痛感しています。