33歳女性。
不動産会社で勤務しながら、ライブやガーデニングの趣味も、エンジョイしています。
とにかく学生時代から、恋多き女で有名。
歳も歳のため、悩みつつも、大人になれきれない、ダメなアラサーです。
結婚はしたいが、まだまだ無理そう。
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33歳独身女が未成年と交際したエピソード1.出会いは職場からはじまる
私は、33歳の未婚女性です。
不動産関係の会社で働いて、偉くもなければ下っ端でもない、中堅どころのポジションにいます。
部下の人数もそんなに多くなく、一人でのんびりと働くことが多かったです。
ですが、あるとき、バイトで高校生の男の子を雇うことになり、私が教育指導の担当になりました。
正直、若い人と一緒に仕事をするのは面倒で、はじめは嫌々引き受けた感じ。
しかし、彼は、はじめて出勤してきた日に、とても礼儀正しく、全員のデスクに一人ずつ挨拶に言っていました。
まさか高校生で、そんなにデキた子がいるなんて、思ってもみなかったので、びっくりしましたね。
それと同時に、イメージとのギャップに、とても好印象を覚えました。
彼はまだ幼さは残るものの、顔だちはしっかりしていて……。
言われなければ、高校生だとは気付かないような見た目をしていました。
正直に言うと、その初日の段階から、少しだけ異性として、意識していたように感じます。
33歳独身女が未成年と交際したエピソード2.おたがいに惹かれるまで
彼は高校3年生で、アルバイト期間は、卒業までの間。
学校が終わってからの数時間と、土日にアルバイトにくることになっていました。
彼とは、ほぼ毎日顔を合わすことになるので、自然とすぐに、仲のよい関係に。
教える内容は、事務のサポートといった簡単な内容でした。
ですが、とにかく覚えるのが早く、頭がいい子なのだとすぐにわかった私。
目をまっすぐに見て、こちらの話を聞くので、ドキドキしてしまう自分がいたのです。
最初のうちは、「好意を持っているのは私だけ」と思っていました。
なので、当時は、変なことを考えないようにするのに、必死でしたね。
ところが、出勤を重ねるごとに、彼がこちらを見つめる目に、なんとなく意味があるような気がしてきました。
最初は「気のせいだ」と思っていた私。
しかし、私は昔から人の気持ちに敏感なので、間違いないように思えてきたのです。
そんなある日、彼のほうから「夕飯に行きませんか」と誘われました。
もちろんOKをしましたが、私は「なにかが、はじまってしまうのでは」と期待をふくらませます。
最初はただ、夕飯をたのしく食べているだけだったのですが……。
その回数を重ね、3回目の食事の帰り道で、彼のほうから手をつないできました。
そこから、おたがいの気持ちは、確信に変わったのです。
33歳独身女が未成年と交際したエピソード3.コソコソと人に隠れての交際
その日から、頻繁に会うようになり、何回目かに彼から告白を受け、交際を開始がスタート。
食事だけのときもありましたが、私の部屋にきて泊まっていくことも、週に一度ぐらいはありました。
彼は、両親には「友だちの家に行く」と、嘘をついていたようです。
やはりおたがいに、どこかで「悪いことをしている」という想いがあったのでしょう。
あまり、堂々とデートをすることはありませんでした。
それでも、一緒にいるだけで楽しく幸せで、とくに年齢差を感じることもありませんでしたね。
映画を見たり、一緒に食事をつくったり、とにかく楽しい時間を過ごしていたのです。
とはいえ、はじめのうちは、楽しいだけで満足でした。
ですが、付き合って半年ぐらい経つと、少しずつ二人の関係がぎくしゃくするように。
おたがいに、コソコソと隠れるように、会わなければいけないことが、辛く感じるようになっていったのです。
二人で歩いていても、カップルとして認識されることはまずなく、そのことに私は、いつも傷ついていました。
自分がすでにアラサーだったのもあり、一番苦しかったのは、相手の親に紹介してもらえないことだったように思います。
また彼自身も、周りの友だちに私のことを話せず、どうしたらいいのか、悩んでいました。
33歳独身女が未成年と交際したエピソード4.おたがいのために別れを選択
それでも彼を愛する気持ちは大きかったので、悩みながらも、交際を続けていました。
別れを決意したきっかけは、彼が高校を卒業したことです。
大学進学が決まっていた彼には、入学とともに、たくさんの出会いがあります。
そうなったときに、自分を好きでいてもらう自信はありませんでした。
それとともに、彼の出会いを奪うことも、心苦しく感じたのです。
正直にそのことを彼に話すと、最初は「別れたくない」と言われた私。
ですが、いろいろと今後のことを話すうちに、彼もそのほうがいいと決断してくれました。
本当のことを言えば、それでも私は、彼に自分を選んで欲しかったのかもしれません。
でも、なかなか自分の口から、そんなことは言えませんでした。
別れを決めてから、最後に「一度だけ、堂々とデートをしたい」と彼に伝えます。
彼をその提案を受け入れ、人がたくさん歩くデートスポットを、一日中手をつないで、歩きました。
ごくごく当たり前の最後のデートは、とても楽しく、切ないものでしたね。
私も彼も、お別れの最後の瞬間は泣いていましたが、おたがいの幸せのために、笑顔でお別れをすることができました。
今でも、最後の一日のデートのことは忘れません。
まとめ
未成年との恋愛は、決して楽しいだけではありません。
やはり、人の目も気になるし、できないこともたくさんあります。
とくに女性のほうが年上の場合は、変な目で見られることが多く、辛い思いもたくさんするでしょう。
それでも、もし本当におたがいが愛し合っているのなら、迷わず交際することをおすすめします。
そこには、後悔しないだけの幸せが待っていますよ。