ブスと美人の扱いの差を実感したエピソード3つ

落ち込む女性

27歳女性。自営業。

美形な親族に囲まれながら、プレッシャーを受けつつ、イケメンの旦那と結婚して一安心。

 

美容や美意識に関心があり、女性向け情報サイトのライターとしても執筆中。

基礎化粧品の買い替えに悩むアラサー。

 

 

ブスと美人の差を実感したエピソード1.美人な友だちばかり口説かれる

パブ

 

私が22歳のころ、セクシーな色気が抜群の美人な年上の女友だちYと、パブに遊びに行ったときの話です。

 

私はその日オフで完全にスッピン、彼女は仕事あがりでばっちりのフルメイク。

誰がどう見ても、彼女のオーラと美人さが際立ち、とくにその日は明らかに、私が美人なYの引き立て役となっているような組み合わせでした。

 

楽しく2人で飲んでいると、隣の席で飲んでいた会社帰りのサラリーマンの男性2人組が、話しかけてきたのです。

2人の狙いは、やはりY。

 

「どこ住んでるの?」「会社このへんなの?」と、とめどなく口説きにかかります。

たまに私が話しかけても、2人は思いっきり空返事。

 

適当に相槌を打たれて、すぐにYにまた話しかけます。

正直言って、普段は私がその日のYの位置にいることが多いので、「ブスの扱いってこんな感じなのか」と、新鮮な気持ちになりました。

 

私に気を使ってくれて、男性たちを適当にあしらったY。

「なんかごめんね、あの人たちちょっと感じ悪いよね~」と言ってくれました。

 

それを聞いて、「その心遣いができる優しさも含めて、美人たる由縁だな」と思いましたね。

その日の私は、心までブスになっていたつもりはありませんが、「美人はモテる」と確信したできごとでした。

 

ブスと美人の差を実感したエピソード2.美人とブスは業務にまで影響する

イベント

 

某巨大イベント会場に、音楽フェスを楽しみに行ったときの話です。

そのイベントでは会場限定で、アルコールドリンクの提供ブースである簡易テントが設置されています。

そして、そのなかで働くスタッフの女性たちは、みんなバニーガールやレースクイーンふうの、とてもエロ可愛いコスチュームを着用していました。

 

イベント自体が男性の客層が多かったので、ライブとライブの間の時間で、そのブースは大賑わい。

ですが、よくよく観察すると、同じドリンクを提供しているブースのはずなのに違和感が。

混雑しているカウンターと、比較的空いているカウンターがあるのです。

 

「実は販売されているドリンクが違うのか?」と思い、近くまで行ってみると、その理由は一目瞭然。

スタッフの女性たちはみんなフルメイクで、比較的スタイルがいいうえに、そのようなコスチュームを着ているので、一見全員美人に見えます。

しかし、決してそんなことはありません。

 

分かりやすくハッキリ言いますと、フルメイクしてもブスなスタッフの女性が、なかにいたのです。

もちろん、彼女も一生懸命笑顔で、愛想よく頑張っている様子。

ですが、彼女が会計してドリンクを手渡すカウンターは女性ばかりで、7、8人くらいしか並んでいません。

 

それと比べて、まるでグラビアアイドルのような美人なスタッフが手渡すカウンターでは、男性たちが長蛇の列をつくっています。

ざっと見ただけでも、30人以上。

なかには、ドリンクを受け取りがてら、彼女を口説いている男性まで。

 

繰り返しになりますが、ブスのスタッフ・美人のスタッフのどちらのカウンターでも、まったく同じものを売っているのです。

もちろん、料金も変わりませんし、彼女と握手ができるわけでもありません。

なのに、この扱いの違いは、まさにルックスの優劣が理由であることにほかはないでしょう。

 

 

ブスと美人の差を実感したエピソード3.年を重ねても美人は得をし、ブスは損をする

婚活パーティー

 

私の母はかなりの美人です。

50を過ぎても、とてもチャーミングで年齢を感じさせず、同じ年代の女性と比べると、明らかに際立って目立ちます。

 

そんな母はバツイチで、気分が乗ったときだけに、晩婚の婚活パーティーに行くのです。

母が帰宅したときに私はいつも成果を聞いているのですが、母はだいたいの場合「今日も微妙だった」と、笑って言います。

 

よくよくその理由を聞いてみると、アプローチしてくる男性が、自分の容姿ばかり褒めるのが原因のようで……。

それが、馬鹿馬鹿しくなってしまうという、贅沢なものなのです。

 

そして小さいパーティーですと、参加者の男性のほとんどが、母を第一希望に書いてしまうとのこと。

たまに仲よくなった、ほかの女性参加者と一緒に撮った写真を見せてもらうのですが、「なるほど」と思います。

 

一般的なルックスの女性たちも多いですが、明らかにブスな年配女性も多いです。

若いときにブスである人は、年を重ねても、死ぬまでブスでい続けるものなのでしょうか。

 

20代の私にはまだ分かりませんが、50代でもなお、そのような場で周りの男性たちの目にとまる母。

そんな母が、アプローチを受け続けることができるのは、彼女自身が美人であること。

それに加えて、周りの女性参加者にブスも多くいることにより、引き立てられていることが理由の1つでしょう。

 

それとなく聞いてみると、現に母は少し申しわけなさそうに、笑いながらこう言いました。

「その写真に写っているブスな年配女性は、誰からの希望対象にも選ばれなかった」と。

 

まとめ

まず前提として、人は見た目ではありません。

ですが、確実に美人が受ける恩恵はあります。

とはいいつつも、美人を美人たらしめる要因は、生まれ持ったものだけとは限らないかもしれません。

 

他人を気遣えるYの優しさや、母の謙虚さのように、内側から滲み出る美しさが、よりそのルックスの魅力を助長させるのではないかと思います。