私の身近にいる、上から目線の友達のうざいエピソード3つ

耳をふさぐ女性

38歳男性。元ゲーム会社勤務。現在はフリーランスのシナリオライターだが、実際は何でも屋。フリーランスになってよかったことは、上から目線の人間との関係が少なくなったこと。少なくなりすぎて、友達付き合いも少なくなったのが目下の悩み。

 

 

上から目線の友達のうざいエピソード1. 知ったかぶりがひどい

自慢気な男性

 

上から目線の人間に共通する特徴の1つが、知ったかぶりではないでしょうか。

私の友人にも、上から目線で知ったかぶりをする人間がいます。

 

プライドが邪魔をして、「知らない」と素直に言えないのでしょう。

友人とスポーツニュースを見ていたときのことです。

 

サッカー日本代表が勝ったときに「これで勝ち点3、1位と並んだな」と私が言うと、友人は「は? 1対0だったじゃん」と言いました。

今や、スポーツに詳しくない人でも知っている勝ち点のシステムを知らず、得点差のことだと思っていたいたようです。

 

その場で簡単に説明したのですが、彼はお礼も言わずに「あーそっちか。俺物知りだから、別のことと勘違いした」とのこと。

これは上から目線の人間にありがちの言い訳。

素直に知らないと言えない友人を「ウザッ!」と思ってしまいます。

 

しかし、彼のウザさが炸裂するのはその後です。

なんと、ネットで勝ち点システムを調べきたのです。

そして「この間のお前の説明は違う」や「そもそも勝ち点ってさ」など、ドヤ顔で語りはじめたのです。

 

結局、彼の説明した内容は私が言ったこと同じものでした。

しかし彼は「良かったな、俺のおかげで正しい知識が覚えられて」と上から目線。

 

「お前のために調べてやった」と言わんばかりのその顔はウザさ満点でした。

 

 

上から目線の友達のうざいエピソード2. 自分は本気出したらすごいと言い張る

言い張る男性

 

私が本を出版したときの話しです。

かつて、漫画の専門学校に通っていた友人がいました。

 

その友人は、私が彼より先に本を出したことが気に食わなかったらしく、何かといちゃもんをつけてきました。

「お前の本のここがダメだ」と評論家気取り。上から目線の発言オンパレードが始まったのです。

よく聞いていると、そもそも本を読んでいないというありさま。

 

「そこまで言うなら自分で本出したら?」と言ってみました。

すると彼は「本を出す奴なんかは、出版社に魂を売った犬だ」とか、「俺はクリエイターの魂を大事にするから商業に移行しない」とのこと。

 

そのままエスカレートし「自分が本気を出したらミリオンセラーも映像化もできるんだ!」とか、「多くの出版社に声をかけられているが商業出版は断っている」など。

すぐ分かるような嘘まで飛び出しました。

 

彼の中では「自分は本気を出せばすごいんだ!」「本気を出せばお前に負けない。だからお前より立場が上だ!」という気持ちなのでしょう。

ウザいこと、この上ありません。

 

その後、彼は自費で同人誌を出版しましたが、1割も売れずに大失敗。

「世間が俺に追いついていない」「俺の本気はこんなものじゃない」と、さらにウザい言いわけを続けたのでした。

 

上から目線の友達のうざいエピソード3. 他人の成功は認めない

バツを出す男性

 

上から目線の人間は、他人の成功を認めません。

他人の成功を認めてしまうと、その人が自分よりも上であることを認めてしまうからです。

そうなると、上から目線の姿勢を維持できなくなるのでしょう。

 

私には法学部を出た知人がいるのですが、この人がやたらと上から目線なのです。

「これは法律的にこうだ」「お前らは法律を知らない」という話しをよくします。

法学部卒というのが彼の自信の1つのようでした。

 

あるとき、私は行政書士試験に合格しました。

法学部卒の彼にとると、素人である私が行政書士試験に合格したことは、認めたくなかったようです。

 

私が行政書士の勉強を始めたときは、「お前には無理だ」「法律はそんなに甘いものじゃない」と言い続けていました。

「そんなに言うのであれば、勉強に協力してほしい」と私が頼んでも、彼は自分の知識の浅さを見破られるのが嫌なのか、拒否し続けました。

 

合格後も「マークシートだから合格できた(※実際には記述もあります)」「行政書士なんて俺でも合格できる」と言いたい放題。

あくまで自分の方が法律に詳しいと、上から目線を崩しません。

 

後に、別の友人から聞いたのですが、その彼は「あいつが合格したのは、自分が勉強を見てやったおかげだ」と言い回っていたとのこと。

私のことを弟子とまで言っていたそうです。

そこまでして上から目線をキープしたいのかと呆れるばかりです。

 

他にも、以前、勤務していたゲーム会社にも似たような人がいました。

「ゲームってのは、こうじゃなきゃだめなんだよ」と上から目線で偉そうに語るのです。

 

しかし、彼、自身が売れるゲームに関わったことはありません。

その代わり、売れたゲームに対して「同じこと考えてたのに」と愚痴ることは多かったです。

 

「売れたゲームと同じことをやろうとしていた自分はすごい!」と言わんばかりの態度がウザいったらありませんでした。

 

まとめ

上から目線の友人たちは、一概に困った人たちです。

自分たちの現状を認めず、他の人を貶めて相対的に自分自身の立場を上げようとしている感じすらあります。

その労力をほかに活かして、高みに上がってくれたら、本当に上から目線で物を言っても説得力があるのにと、思わずにはいられません。