娘を心配しすぎてやってしまったこと7つ

反省する女性

大学に通う娘をもつ、アラフォーの母親です。

世のなか物騒な事件も多いので、女の子を持つ母親は多かれ少なかれ、心配するものだと思います。

しかし、私は娘が小さいときから、必要以上に心配症で、「干渉が過ぎた」と反省しているのです。

 

「自分の仕事や趣味を充実させて、娘を信じて、心配しないようにしよう」と思っています。

 

 

娘を心配しすぎて、やってしまったこと1.連絡がとれないとき、捜索願を出してしまった

警察

 

私はかなり、心配性の母親だという自覚があります。

というのも、少しトラウマな話ですが、私は幼少期一人でいたときに、男の人にイタズラをされかけたことがあるのです。

 

公園のトイレに連れ込まれて、最初恐怖で声も出ませんでした。

ですが、たまたまほかの人が入ってきた気配がしたときに、必死で「助けて」と声を絞り出した私。

 

それにより、危ないところを助けられました。

そのときの「生命が終わるかもしれない」という恐怖は、今でも生々しく覚えています。

 

自分のそういう体験から、娘にも幼少期から、かなり神経質かつ過保護に接してきました。

小学校6年間の登下校の付き添いも、可能な限り行った私。

また、外出するときはポケベルや携帯で、1時間おきに連絡をするよう約束させていたのです。

 

娘が中学のとき、4時間連絡がとれなくなったことがあります。

そのときはパニックになって、警察に駆け込みました。

 

警察の方が娘の携帯に電話すると、あっさり出た娘。

「なぜ自分だけ、1時間おきに電話しなければいけないのか」と、反抗心からわざと電話をしなかったそうです。

こちらが電話をかけて、連絡に出なかったのも、同じ理由。

 

そのときは夫にも「やりすぎだ」と言われ、娘も「ほかの子の家にはそんなルールはない」と、相当反抗されました。

結局娘は、外出時の連絡は帰るときに行うことと、門限はきっちり守ることで納得したのです。

 

娘を心配しすぎて、やってしまったこと2.進路にあれこれ口出ししてしまった

話し合う母親と娘

 

娘が大学に進むとき、家から離れた地方の大学を受験しようとしていました。

うちは関東圏に住んでいるので、都内の大学にはいくらでも自宅から通えます。

それなのに、わざわざ自宅からは通わず、遠くに行こうとする娘と喧嘩になってしまったのです。

 

「一人暮らしだと、資金面で余計にかかって、仕送りが大変だ」と説明すると、「自分でアルバイトをして、生活費を稼ぐ」と言われました。

女子大生が自活できるほどのお金を、ちょっとしたアルバイトで稼げるとは思いません。

「AVや風俗で働かれたら……」と思うと、いてもたってもいられず、泣いて説得しました。

 

娘には私の心配症、過干渉が「重い」と言われてしまう始末。

最終的に、「大学生になったらある程度門限なども緩める、干渉しない」と約束して、なんとか自宅から通える大学を受験してもらいました。

 

娘を心配しすぎて、やってしまったこと3.バイク、車の運転は禁止にした

拒否する女性

 

大学に入る前の休みに、娘に「運転免許を取りたい」と言われましたが、却下しました。

なぜなら、「車なんて運転して、事故でも起こしたら……」と思うと、ぞっとしたからです。

 

バイクや原付も、とんでもありません。

実は娘には、自転車もあまり乗らせませんでした。

 

そのため、娘が補助輪なしで自転車に乗れたのは、中学生になってから。

部活の練習試合で他校に行くときは、みんなで自転車で行かなければいけなかったので仕方ありませんでした。

 

周りには「禁止なんかして練習させない方が、余計に危険じゃないか」と言われてしまいましたね。

 

娘を心配しすぎて、やってしまったこと4.心配のあまり、あれこれ持ち物をもたせてしまう

心配する女性

 

小さなころから、あれこれ必要以上に物を持たせてしまいます。

 

娘は今大学生ですが、今でも雨が降りそうとなると、折りたたみ傘のほかに合羽を用意して渡したり……。

授業で使う道具など、あれこれに手を焼いてしまうのです。

「暴風雨がくるわけでもないのに」と、娘には呆れられて、結局私の用意した雨具は持っていってくれません。

 

修学旅行などでも、着替えが2着と指定があっても、娘には6着くらい持たせてしまった私。

「一人だけ荷物がパンパンで重い」と、文句を言われたこともあります。

 

 

娘を心配しすぎて、やってしまったこと5.病気予防で潔癖性になりすぎた

マスク

 

病気に関しても過敏な私。手洗いうがいはもちろん徹底させます。

インフルエンザが流行る時期には、「マスクは二重、耳栓もして欲しい」と渡したことも。

 

当然娘には拒否され、「そんなことしても無意味ですよ」とお医者さんにも呆れられました。

 

娘を心配しすぎて、やってしまったこと6.心配で日記や携帯を勝手に見てしまった

のぞき見する女性

 

一時期娘の反抗期で手を焼き、異性関係にもやきもきしてしまった私。

なので、娘の部屋にこっそり入って日記を見つけて読んだり、娘の携帯をみたりしてしまいました。

 

私の親も過干渉な母親で、思春期に同じことをされたときは、嫌で仕方なかったです。

そのため、「自分はそういうことをしない」と決意。

それでも、やっぱり娘が心配で、探るようなことをしてしまい、自分であとから自己嫌悪に落ちました。

 

娘を心配しすぎて、やってしまったこと7.デートに一緒について行った

女性の後ろ姿

 

娘の最初の彼氏と我が家では、トラブルになったことがあります。

そのため、次に付き合うことになった人がどんな人か、心配でたまりませんでした。

 

娘はちゃんと彼氏を家に連れてきて、「よさそうな人だし、よかったね」と言っていた夫。

しかし、私は以前のことがあるので、一度紹介されたくらいでは安心できません。

 

娘の携帯のやりとりから、デートの約束をしていた日に、二人がデートする場所で待ち伏せ。

偶然会ったように装い、そのまま二人のデートに最後まで付きまとってしまいました。

 

娘の彼氏はいい人で、強く拒絶されはしませんでしたが、困ったという顔をしていましたね。

それに、娘にも「空気を呼んで欲しい」と、帰宅後怒られました。

 

まとめ

夫にも娘にも「お母さんは心配症すぎる、心配するのと過干渉は違う」と言われて、反省しています。

また「心配しすぎることは、子どもを信頼していないということ」と、夫に言われてしまいました。

 

これから少しづつ、干渉したり手を焼くことを減らしていきたいと思っています。