35歳男性。栃木県内での公立中学での教諭をへて、現在は東京都内のIT企業の経理部門に勤務。自他ともに認めるブサメンだが、独身時代に付き合ったシングルマザーには、別れたあとも付きまとわれて大変な苦労をする。ストーカーまがいの行為をされたが、最終的には弁護士を代理人にたてたことにより、完全に相手の女性と別れることができた。趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。
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未練がましい女のエピソード1.中学校の文化祭にやってきた
私は独身時代、栃木県の公立中学校で教師をしていました。
一時期、シングルマザーと交際したことがあります。
彼女とは10ヶ月程度付き合いましたが、彼女の娘に愛情を持つどころか、親しみさえ持つことができませんでした。
彼女と付き合っているあいだは、経済的な先行きのことなどを聞かされて嫌になり、私から別れ話を切り出しました。
ところが、彼女は私に対して未練があったらしく、別れてからもさまざまな形でアプローチしてきました。
頻繁に携帯電話へ電話をかけてきましたし、メールも毎日のように送ってきました。
電話は番号が表示されますので、無視して出ないようにしていました。
しかし、メールが毎日送られてくるので、携帯電話のメールアドレスを変更しました。
それでも彼女は、諦めてくれません。
私が勤務している中学校では、11月に文化祭が開催されます。
この日は、生徒たちが店を出して、焼きそばを売ったり、たこ焼きを売ったりして、保護者や近隣の住民も来ます。
その文化祭に、別れた彼女が現れたのです。
私は見回りをしたあと、担当教科の部屋で、コーヒーを飲みながらゆっくりしていました。
ふと、窓から校舎と校舎をつなぐ渡り廊下に目をやると、子どもを連れて歩いている彼女を発見したのです。
文化祭の情報を知り、学校に入ってきたのだと思うと恐ろしくなりました。
私は、とっさに新聞で顔を隠しました。
そして、彼女に気づかれないようにカーテンを閉めて、見つからないようにしました。
「どこまでも追いかけてくるのか」と、恐怖を感じました。
これでは、ストーカーです。
未練がましい女のエピソード2.校庭のフェンスに彼女が立っていた
中学校の校舎内にまで彼女がやってきたので、私は不安感に襲われ、彼女の実家に電話をしました。
彼女の母親に、「縁はないものと諦めるように、娘さんに伝えてもらえませんか」と、要請しました。
これ以上、彼女に付きまとわれては、いずれなにか問題が発生する気がします。
彼女の母親は、「もう一度、やり直してみたらどうですか」と、言ってくるのです。
「もう、娘さんとお付き合いする気持ちはありませんから」と伝えて、電話を切りました。
彼女の母親までが、私に未練がある様子でした。
それから数日後、やはり彼女を発見しました。
私が授業中に、教室から外をながめてみると、校庭のフェンスの外側に彼女が立っているのです。
私は、かなり恐ろしくなりました。
未練がましい女のエピソード3.手紙を送ってくるようになった
校庭のフェンスの外側に、彼女が立っているのを発見して、ふたたび彼女の実家に電話をしました。
「娘さんがやっていることは、ストーカー行為ですよ」と、厳重注意しました。
さらに「もし、今度、学校内や学校近辺で娘さんを見かけたら、警察に相談します」と、強く言い電話を切りました。
それから、中学校の周囲では見かけなくなり、安心しました。
別れた彼女の父親は、金融機関に勤めていた人ですから、警察沙汰は避けたかったのでしょう。
ところが、それ以降は、手紙が自宅へ送られてくるようになりました。
内容は、私との復縁を迫るものではなく、彼女の近況をつづった内容でした。
「あなたに、不愉快な思いをさせたのならおわびします」と、ありました。
別の紙には、彼女の子どもの字で「パパ、また会いたいね」と、書いてありました。
私は、「よくもこんな手紙を送ってよこせるな」と思いつつ、完全に縁を切ろうと決意しました。
そして、法律事務所に相談にいき、弁護士に代理人となってもらうことにしたのです。
弁護士と相談のうえ、警告書を書き、彼女自身と彼女の両親に、弁護士から渡してもらいました。
「これ以上、私に近づいてくるようなら訴訟を起こす」と、警告しました。
これで、やっと彼女と完全に離れることができました。
まとめ
私は、自他ともに認めるブサメンですが、それでも公務員という立場はシングルマザーから見れば大変な魅力のようです。
別れ話を切り出してから、しつこく付きまとわれるとは思いもよりませんでした。
同じ状況に追い込まれているかたには、弁護士に相談されることをおすすめします。