私の身近にいた、何でも全否定する人間の3つのエピソード

NO印の男性

39歳男性。自営業。会社員時代は1つの会社に数十年間お世話になり、現場主義の大切さを教わりながら働いていました。会社員時代とは全く違う仕事をしながら、自営業者として働いています。趣味はヨガとビデオ鑑賞です。

 

 

なんでも全否定する人間のエピソード1.仲間の会話に入ると自慢話になる

めがねをかけた男性

 

私がサービス業の会社で働いていたときの上司ですが、話をするといつも上司の自慢話に話をかえてしまう人がいました。

全スタッフ50名くらいの会社で働いていたときに、私は上司とスタッフとのあいだに位置する立場でした。

 

私はほかのスタッフと仲がよかったので、話をしていると上司も話の輪の中に入ってくることが多かったです。

私が「近くの海で最近ボディーボードをはじめました」と言うと、すぐさま上司は「ボディーボードよりサーフィンの方が面白いからやめな」と話をさえぎってきます。

 

さらに「俺は昔サーフィンをしに海外に行った」など、本当かどうかもわからない自慢話がはじまります。

上司なので私も、スタッフもなにも言えずに話をきいているだけになってしまいます。

 

さらに私が話をかえようとして「新しいテレビを買った」と言うと、上司がテレビのインチや機能をきいてきました。

すると「そのテレビ画像があらいでしょ」とか「ほかのテレビのほうがよかったのに」など、新しく買ったばかりのテレビを否定してきます。

 

「俺のテレビの性能は」など、そこから自慢話がはじまってしまうのです。

スタッフの話をきくと、その話題にくいつき、否定したあとは自分の自慢話に話がすりかわっています。

 

上司から「好きな俳優はだれかいる」と話をふられたので、答えると「その俳優はちょっと演技がへただよね」とはじまります。

話をふられたので答えても、確実に否定されます。

 

「やっぱりこの俳優がいいよね」と上司のお気に入りの俳優を言われ、私ふくめて全員が「そうですよね」と答えていました。

なにを答えても否定されるので、話をしていてもつまらないです。

 

なんでも全否定する人間のエピソード2.ミーティングで否定的な意見ばかりで話が進まない

NOサインの男性

 

お店では毎週定例ミーティングがありますが、上司と私をふくめて数人のスタッフが参加して翌週の予定を確認したり、イベントを考えます。

上司は、そのミーティングをまとめる役兼進行役という立場でした。

 

参加しているスタッフはかならず1つはアイデアをださなければならず、そのためある程度の企画書を作成してきます。

私はほかのスタッフよりも上の立場だったので、いくつかのアイデアを毎回提出をしていました。

 

私をふくめてスタッフが提案するアイデアは、上司にかならず否定されて却下されます。

どんなにいいアイデアや企画書をつくっても、あらさがしのようにわるい部分を指摘され、結局はボツになってしまうのです。

 

もちろん私もアイデアをねり直してどうしてもやりたい企画がありましたが、結局採用されたのは長年やっていてたった1度でした。

しかも、そのときは上司が体調不良で休みだったので、私が独断で企画をやっただけです。

 

定例ミーティングでは企画を話しあったり、アイデアをだしあう場として開かれていますが、結局は上司がだした企画をやる、という流れになるだけです。

どんなに頑張っても企画はボツにされ、上司のやりたい企画をやるので、私もスタッフも企画を考えること自体がバカらしいと思えるほどでした。

 

私たちの企画を発表すると、全否定されてボツにされ「なんで企画の1つも考えられないのか」と言われながら上司の企画を説明されます。

もちろん上司の企画はいいと言えるものではなくても、だれも文句が言えないのでそのまま企画をすすめることになります。

 

人の意見をすべて否定して、結局は自分の凄さをアピールしたいだけなのです。

 

 

なんでも全否定する人間のエピソード3.自分のミスを隠して他人には厳しく叱責する

怒っている男性

 

私の上司は自分のミスは隠して、人のミスにたいしては厳しいまでの態度をとります。

つねに自分は正しいと思っていますし、自分の弱みをなんとしてもみせないようにする人でした。

 

私からすると異様なまでの完璧主義者のようにみえ、自分が納得しないことは正しいことでもすべて否定します。

私がどんなに正しくても、自分のミスを認めないので結局は私がわるい、となることも多々ありました。

 

ミスは誰にでもありますし、もちろん上司がミスをしていたことをなんども見たこともあります。

しかし、絶対に自分の非は認めません。

自分のミスを認めると相手を肯定することになるので、相手を否定することで自分の身を守っていました。

 

私とのやりとりで多かったのは、私が上司にたいして連絡をおこたった、と言われることが多かったです。

私も言われるのはなれていたので、上司に直接報告し、机にメモを残し、前日に確認と言って上司に話をし、さらに当日になって時間の確認をしました。

 

ダブルチェックではたりないので、さらに確認をしているのに上司はきいていないと言いはるのです。

もちろん、上司がたんに忘れていただけの話ですが、私から話をきいていない言うのです。

 

「報告の仕方がわるい」、「もっと目をみて落ちついて報告しろ」、「確認をおこたるな」、「メモを書いて証拠を残せ」など言われます。

さらに、そもそもお前は仕事にたいしての姿勢がわるいという話になり、結局は私の仕事の態度を全否定されることもありました。

 

まとめ

私がどんなに努力をしても頑張っても、意見どころか仕事の態度まで全否定してくる上司でした。

最後まで上手く関係性を築くことができませんでしたが、どんなに仕事ができる上司でも、全否定してくる上司の元では働きたくないと思いました。