帰るコールをしてくれない夫とのエピソード3編

イライラする女性

35歳、会社員女性。

旦那と結婚して、もう8年、付き合ってからは、10年以上たちます。

 

二児の母として、毎日奮闘中で、ワンオペ育児に悩むことも。

そんなときは、休みの日に女子会をしたりして、ストレス発散するようにしています。

 

 

連絡をしてくれない夫とのエピソード1.もともとマメな夫

安心する女性

 

私と結婚して、もう8年目になる主人は、付き合った当時から、とてもマメな人でした。

社会人になってから付き合ったのですが、彼は朝の出勤時には必ず、私に「行ってきます」と連絡。

また、ランチの時間になると、「こちらはお昼だよ」と、毎日欠かさずメールをくれるような人でした。

 

もともと共通の友人がいたので、これまで彼が、どのような女の子と付き合ってきたか、把握していた私。

「当時からマメなほうで、比較的、女の子を追いかける側。少々束縛する性格もあった」と、聞かされていました。

 

しかし、付き合ってみると、そういうことはなかったです。

むしろ、私のほうが彼に対して、束縛をする感じで……。

それに、マメな彼が毎日送ってくれるメールは、安心材料でもありました。

 

そんな彼と結婚をして、連絡がくる状況が当たり前になると、生活に支障が出はじめたのです。

 

連絡をしてくれない夫とのエピソード2.結婚後すぐのこと

怒る女性

 

結婚してからの毎日は、順調そのものでした。

ですが、私は専業主婦になってから、彼の地元で、田舎暮らしをはじめることになったのです。

そのため、なかなか慣れない土地での生活に、少々ストレスを感じる面もありました。

 

当時車も所有していなかったので、買い物に出ることができません。

そんなときは、彼がランチのときや、帰宅の連絡をしてくれたときに、お願いをします。

スーパーやコンビニに寄って、買ってきてほしいものを頼むのです。

 

帰ってきて、すぐに夕飯を食べたい彼。

そんな彼の連絡後、家に着く時間に合わせて、ご飯ができあがるようにするのが、毎日の習慣でした。

 

なので、欲しい調味料がなかったりすると、本当に困ります!

だからこそ、帰宅の連絡は、必須だったりするのです。

 

その日は運悪く、晩酌のビールが、明らかに足りません。

しかし、「買ってきてほしいけど、連絡がない。まあ、遅くなるのかな?」と思っているところに、主人が帰宅しました。

 

「あれ? なんで電話してくれなかったの?」

ややキレ気味の私に、彼は「ごめん、充電切れた」と言います。

「必要なモノを買ってきてほしかったのに!」と怒る私に、「だから『ゴメン』って言ってるじゃん! 疲れてんのに!」と、彼も逆ギレ。

 

しかも、それが大切な晩酌のビールがないと知ると、彼は本当にプンプン怒ってしまい……。

扉を思いっきり閉めて、怒りを露わにしていました。

 

「ゴメン、今買ってくるから車貸して」

私もビールが好きなので、その日は彼の車でいそいそと、ビールを買いに車を走らせました。

 

 

連絡をしてくれない夫とのエピソード3.出産後、子どもの生活に合わせて、一日を過ごす

疲れる女性

 

それから、子どもを授かり、私は育児に専念する生活になりました。

主人はというと、帰宅の連絡だけでなく、「子どもの様子はどうか」と、一日に何回も連絡してくるように。

 

それが母乳をあげている時間帯に、くることもありました。

また、夜も寝れない日々が続き、子どもが寝ているときに、「やっと、私も横になれる」というタイミングで、連絡がくることも。

 

「帰ってきてから、ゆっくり、子どものことを見ればいいのに……」

正直、めんどくさくなっている自分もいました。

 

しかし、ある日、昼間のタイミングの悪い連絡が、日中にきた日の夜、その日に限って連絡がありません。

いつも、帰宅の連絡がくるタイミングで、夕食を温めたり、仕上げるのが、日課となっていたのですが……。

その晩、連絡がないまま、22時ごろ主人が帰宅。

 

「どうしたの? ご飯食べたの?」と聞くと、主人はこう言います。

「ゴメン、お客さんに飲みに誘われて、連絡できなかった」と。

 

「こっちはご飯食べずに待ってたんですけど? しかも、寝てるときに電話したりしてきて、私も疲れてんのに!」

私は、育児もイライラもあいまって、めちゃくちゃ喧嘩をしてしまいました。

 

毎日育児で、そのときはほぼ、外出もできていません。

外食なんて、出産以来、ほぼしていないような生活を送っていた私。

そんななか、外に出ている彼がうらやましくなったこともあって、泣いてしまいました。

 

彼の帰宅の連絡があることで、私は「安心感」を得ていた面もあったのでしょう。

「主人が帰ってくれば、一人で不安な時間もなくなる」と。

そう考えると、やはり私にとって、帰宅の連絡は必要なものだったのです。

 

「毎日育児ばかりしていると、本当に些細なことができなくなる」

「一人でお母さんを24時間、休みなしでしなければいけない」

その責任感と重圧は、私にとって、苦しいものでもありました。

 

「だからこそ、連絡はしてほしい」

そのように涙ながらに訴えて、ようやく主人も、少し分かってくれたようです。

 

まとめ

今は二児のお父さんお母さんとして、家族4人で暮らしています。

今となっては、帰宅の連絡は、お父さんが帰ってくる「合図」となっていますので、電話も、子どもが喜んで出ていますね。

 

その連絡で、「ごめんね、遅くなるから」と、言われることもあります。

ですが、我が家にとっては、必要な連絡の日課。

なぜなら、お父さんと電話で話す機会は、子どもにとって、外で仕事を頑張るお父さんとつながれる、大切な機会の一つと言えるからです。